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NEWS 最新情報

  • 中日新聞で紹介(松阪市第一調整池マイクロ水力発電所)2024-04-18

    自然エネルギーを地産地消 松阪市第一調整池のマイクロ水力発電所が稼働

    2024年4月17日の中日新聞で松阪市第一調整池マイクロ水力発電所が紹介されました。 開所式における竹上市長さまの「今ある施設を生かしお金を得て、自然エネルギーを地産地消できる」というコメントが紹介されています。

    https://www.chunichi.co.jp/article/885585

    開所式(2024年4月12日)での竹上市長さまへのご説明のようすです。

    竹上市長さまへのご説明

    ⇒ 『松阪市第一調整池マイクロ水力発電所』関連記事へ
  • 松阪市第一調整池マイクロ水力発電所で開所式2024-04-12

    松阪市第一調整池マイクロ水力発電所が発電を開始

    松阪市第一調整池は上流の射和(いざわ)第一配水池と高低差が約62mあり、その落差によって約800㎥/hの水が流入しています。松阪市第一調整池マイクロ水力発電所は、第一調整池へ流入する際の受水圧力と運用圧力との差圧(「水の余剰エネルギー」)を利用して発電を行います。2024年4月12日に開所式を行い、発電を開始しました。

    松阪市第一調整池でのマイクロ水力発電概要

    松阪市第一調整池の外観です。

    松阪市第一調整池の外観

    既設電動弁をバイパスする形で発電機を取り付けております。

    松阪市第一調整池マイクロ水力発電所のようす(1)

    松阪市第一調整池マイクロ水力発電所のようす(2)

    松阪市第一調整池マイクロ水力発電所の開所式

    2024年4月12日、竹上市長さま・松阪市議会から濱口副議長さまにご参加いただき開所式が行われました。竹上市長さまからは、松阪市の松阪市の脱炭素化に対する官民連携への期待などをお話しいただきました。

    竹上市長さまからのごあいさつ

    市長様からのお話の後、起動スイッチを押して、発電開始しました。

    起動スイッチON

    市長さまへのご説明のようすです。

     

    竹上市長さまへのご説明

    最後は、地下ピット内に降りていただき、実物を間近にご見学いただきました。

    地下ピット内で実物をご見学

    当社としましても、今回のマイクロ水力発電事業をきっかけに様々な”ゼロカーボンシティ”実現に向けた提案をしてまいります。

    ⇒ 『松阪市第一調整池マイクロ水力発電所』関連記事へ
  • 福岡市別所接合井マイクロ水力発電所が発電開始2024-04-08

    福岡市別所接合井マイクロ水力発電所が発電を開始

    福岡市別所接合井マイクロ水力発電所は、南畑ダムから夫婦石浄水場への導水経路の途中にある別所接合井に導入されております。別所接合井は導水管路の水圧を調整するために設けられた施設で、別所接合井で調整されていた圧力を未利用エネルギーとして活用し、発電を開始しました。

    別所接合井マイクロ水力発電事業の概要

    別所接合井です。

    別所接合井の外観

     -

    別所接合井建屋内のマイクロ水力発電システム設置前後のようすです。

    別所接合井でのマイクロ水力発電システム設置前後

    マイクロ水力発電システムです。

    別所接合井のマイクロ水力発電システム

    本事業では、当社がマイクロ水力発電の設置と運用保守を行い、売電により得られた収入の一部が福岡市さまに還元する官民連携スキームです。

    年間想定発電量は250MWhです。

    福岡市さまの目指される「未来につなぐ低炭素のまち」の構築の一助となるよう努めてまいります。

    福岡市さまのHPでも紹介いただいております。

    https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/120849/1/240327_syousuiryoku.pdf?20240328082752

    ⇒ 『別所接合井マイクロ水力発電所』に関する記事
  • 「ゼロカーボンシティやお」で紹介いただいております2024-04-04

    八尾市HP「ゼロカーボンシティやお」で高安配水場マイクロ水力発電所が紹介

    八尾市さまは、脱炭素化に向けさまざまな取り組みを展開されています。

    その一環として、大阪府主催の「OSAKA SDGs Forum ~Road to EXPO 2025~」(2024年1月16日開催)に登壇され、高安配水場でのマイクロ水力発電の当社との官民連携取り組みをご紹介いただきました。

    その内容が八尾市さまのHPで公開されております。

    https://www.city.yao.osaka.jp/0000073614.html

  • 尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所は2年経過2024-04-01

    尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所は運転開始から2年経過

    尾張旭市柏井配水場では、再生可能エネルギーの有効利用を図り、脱炭素化の推進に貢献することを目的とし、マイクロ水力発電を官民連携で実施しております。

    愛知県企業庁高蔵寺浄水場から柏井配水場内の配水池へ流入する水の余剰圧力を利用して発電しております。

    尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所の概要

    柏井配水場マイクロ水力発電所のようすです。配水池への流入経路に地下ピットにマイクロ水力発電システムが設置されています。

    尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所のようす

    尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所の本格発電開始以降2年間の月別発電量推移です。

    尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所の月別発電量推移

     ―

    2年間で575MWhの発電量が得られております。

    今後も安定稼働に努め、尾張旭市さまでのCO2削減に貢献してまいります。

    ⇒ 『尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ
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VISION 目指すべき未来

スモール・エネルギーの時代がはじまります

DK-Powerはダイキン工業から生まれた発電会社です。

みなさんが毎日使っている水を送る水道管の水流から「小さな電気」を生み出す新しい仕組みを提供します。

クリーンに、自分の街でエネルギーをつくりだすことのできる「マイクロ水力発電システム」によって、日本のみならず、世界中の都市、自治体やコミュニティに、より「サステイナブル」で「自立した」電気をお届けするのがわたしたちの夢です。

環境負荷の少ない分散型の「スモール・エネルギー」に電力インフラの未来はある。
そうDK-Powerは考えています。

MISSION DK-Powerの使命

ダイキンが「創エネ」にチャレンジします

DK-Powerは、ダイキン工業の研究開発施設「テクノロジー・イノベーションセンター」から生まれた初めてのスタートアップです。

ダイキンは空調技術を通して世界中のみなさまに、空間の心地よさ、豊かさを提供してきました。そして、これまで培ってきた技術力を21世紀にふさわしい、クリーンで環境負荷の低い、サステイナブルな社会づくりに役立てたいと考えてきました。

そのひとつの答えが「省エネ」技術を転換した「創エネ」です。

クリーンで、大規模な施設開発もいらないエネルギーの生産は、空調を世界中のみなさんによりよく使っていただくためのみならず、新しい価値をもたらすという点において、今後の社会にとって必要不可欠な事業であると考えました。

未来のエネルギーのためにいま私たちに何ができるのか。そう問うなかでたどりついた結論が、「マイクロ水力発電システム」であり、DK-Powerなのです。

CORE VALUES 新しい価値提案

「小さな電気」にできる大きなこと

マイクロ水力発電システムは「未来の水車」

「マイクロ水力発電システム」は、水道施設や管水路に設置し、水流を電気へと変換するテクノロジーです。従来の「大きな電気」とくらべると発電量はわずかですが、水道が通っているところであれば、山間地だけでなく、より街に近い様々な場所に取り付けられるので、たくさんの数を設置することが可能です。それはどこでも使うことができる、いわば「未来の水車」なのです。

「いまあるものを使う」という発想

マイクロ水力発電システムは、既存の水道施設に設置するだけですので、大規模な施設開発が不要となります。また、すでに流れている水流を利用しますので、水流を生むための新たなコストもかかりません。「いまあるものを使う」という発想から、「創エネ」のコストを劇的に下げることが可能となります。

「スモール」にして「クリーン」

「水流」を電気へと転換するDK-Powerの技術には、ダイキンのモータ・インバータの技術が活かされています。この技術によって、発電の過程におけるCO2が一切排出されることなく「創エネ」が可能となりました。マイクロ水力発電システムによって生まれた「スモール・エネルギー」は、とてもクリーンなエネルギーでもあるのです。

エネルギーの「地産地消」

遠隔地から送られてくる「大きな電気」とちがって、マイクロ水力発電システムによる「小さな電気」は、様々な場所で生み出すことができます。もちろん都市部にも「創エネ」の可能性があります。電力を使う人の近くで電力をつくる、いわゆる「エネルギーの地産地消」を可能にするのです。コンパクトで自立したエネルギー圏をつくることを、あらゆるローカルエリアにもたらします。

大きな電気と補完しあえる

これまでの電力供給は、水力にせよ、火力にせよ、原子力にせよ、大規模な発電施設が必要でした。それ自体が、環境や地方コミュニティを破壊することで成り立っていることもままあります。また、大規模であるがゆえに都市部から離れた遠隔地につくられるため、都市部への電力供給は、遠隔地の災害や事故などによって左右されてしまうというリスクも抱えてきました。

「分散型」だからリスクに強い

マイクロ水力発電システムは、ひとつひとつは小さな発電所ですが、分散的に地域内に設置することが可能ですので、ひとつが何らかの理由で作動しなくとも、全体で供給をサポートしあうことが可能です。分散的なネットワーク型のシステムは、対応力が柔軟であるがゆえに従来のピラミッド型システムの安定性と補完しあうことができます。

BUSINESS MODEL ビジネスモデル

マイクロ水力発電システムは、新たなコストがかかりません

マイクロ水力発電システムを導入する際、自治体のみなさんには、新たな設置コストがかかりません。新たな負担なく水流と設置場所の賃貸料も得ることができます。また、設置・管理・運用もDK-Powerが担います。電気を販売することで得られた収益は、DK-Powerと設置された方との間で分配し、地域の皆さんに還元することも可能です。
自治体水道事業者
利益還元賃借契約
DK-Power
工事委託
地域工事事業者
クリーンエネルギー
送配電事業者

TECHNOLOGY 技術紹介

technology technology
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OUR TEAM メンバー

松浦哲哉

松浦哲哉 取締役社長

1991年ダイキン工業入社。以来研究畑を歩み、近年はエネルギー関連の研究開発に従事。独自技術によるクリーンエネルギーの普及を目指し、DK-Powerを設立しました。
地域に眠る再生可能エネルギーを掘り起こし、地球環境への貢献と地域経済の活性化に役立てていきます。
安井義貴

安井義貴 取締役

これまで太陽光発電、マイクロ水力発電といった再生可能エネルギーに関する研究開発に取り組んで参りました。長年の研究開発で培った再生可能エネルギー導入の現場経験を活かして、1Whでも多くのクリーンエネルギーが生み出せるよう努力し、地球環境の改善に寄与していきます。
池上裕之

池上裕之 テクニカルエンジニア

エンジニアとして省エネに関する研究開発、エンジニアリングに取り組んで参りました。マイクロ水力発電では、実証研究とパイロット事業で設置場所ごとに出る課題を解決してきました。この経験を活かし、これまでの水力発電にできなかったようなDK-Powerならでは創エネを提供します。
武田暁

武田暁 テクニカルエンジニア

ダイキン工業入社以来、定置型Liバッテリーの応用やヒートポンプ給湯機の群制御など、エネルギーマネジメントシステムの研究開発に取り組んで参りました。エネルギー需要の制御技術に加え、発電量をコントロールしやすいマイクロ水力発電を普及させ、理想のEMSをつくりあげていきます。
西垣裕幸

西垣裕幸 セールスマーケティング

再生可能エネルギーによる「創エネ」事業の営業を担当しております。マイクロ水力発電システムが、ダイキングループにとっての新たなCSV(Creating Shared Value)活動のプラットフォームとなるよう、DK-Power一丸となって作り上げていきます。

CONTACT お問い合わせ

現在、水道施設設備を管理している自治体にご利用いただいております。また、たくさんの水を利用している企業などにも導入することが出来ます。
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ABOUT 会社概要

ロゴマークについて:
私たちが創りだすエネルギーの源となる「水」の字をモチーフに、ダイキン工業が新領域へ歩みだす思いを込めた「D+K」を形取り、創エネの輪を世界中へ広げていく様を放射状の形に表現しました。また、「小さな星」を意味する記号「アスタリスク*」は、小さな創エネが大きなイノベーションを起こしていく様を表しています。
(Designed by Hiroyasu Kosuge @DAIKIN design)
株式会社DK-Power
所在地 大阪府吹田市垂水町3丁目21番地10号 ダイキン工業江坂ビル
TEL 06-6378-8733
代表者 取締役社長 松浦哲哉
資本金 4750万円
事業内容 自然エネルギーなどによる発電設備の設置、運用および保守管理、ならびに電力会社への電気の供給、および販売などに関する業務
人 員 11人
設 立 2017年6月7日

Copyright (C) 2017 DK-Power, LTD.,