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水道施設での発電|丹羽広域事務組合河北配水場にマイクロ水力発電所を設置いたします >事例紹介

丹羽広域事務組合河北配水場にマイクロ水力発電を導入します

丹羽広域事務組合様は、愛知県丹羽郡(大口町と扶桑町の2町)に上水道を供給している一部事務組合です。丹羽郡は、名古屋市の北部に位置する人口5.8万人あまり(2020年1月時点)のまちです。

丹羽郡の位置

このたび、丹羽広域事務組合様より既存インフラを利用した環境貢献に対するご理解をいただき、河北配水場にマイクロ水力発電を導入することとなりました。

丹羽広域事務組合様では、これまでも水道設備の省エネ化やハイブリッド車および電気自動車の導入など、地球温暖化対策として二酸化炭素排出量抑制に積極的に取り組んでこられました。今回の導入もその一環となります。

河北配水場マイクロ水力発電の概要

丹羽広域事務組合様での水道水は、地下水(自己水)35%と愛知県水道用水供給事業の水道用水(県水)65%で賄っておられます。今回のマイクロ水力発電は、県水受水点である河北配水場で行います。

県水の供給元である犬山浄水場から河北配水場の約50mの落差を活用いたします。落差エネルギーのうち、河北配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行います。

河北配水場マイクロ水力発電の概要

河北配水場への水の流入量580㎥/hを活用して発電します。総落差から管損失などを引いた有効落差は、32.5mを想定しております。発電出力は28.4kWの予定で、年間発電量は205MWhを計画しております。

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