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水道施設での発電|豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の稼働 >事例紹介

水道事業では愛知県で初となる官民連携によるマイクロ水力発電システムの導入

2019年5月10日より、豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の運用を開始します。愛知県営水道尾張東部浄水場から豊田市高岡配水場へ自然流下で流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電いたします。売電した利益の一部は、上下水道局様に還元いたします。豊田市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献してまいります。

豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の概要

愛知県営水道尾張東部浄水場から豊田市高岡配水場へ自然流下で流入する水道管路にマイクロ水力発電システムを設置しました。

年間発電量は約154MWhを想定しており、一般家庭43軒分の電気使用量に相当します。年間約75tの二酸化炭素排出量削減効果が期待できます。

豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の概要

豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の外観

豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所では、場内に新たに地下ピットを設け、マイクロ水力発電機などをそのピット内に収めています。地上には、システム全体の制御と一般電力網との系統連系を行うシステム制御盤を据付けています。

豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の外観

ピット内部の様子です。

豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所のピット内部の様子

豊田市は、自治体「SDGs未来都市」

豊田市様は、環境取組みを積極的に進められています。2018年6月には、内閣府より持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取組を先導的に進めていく自治体「SDGs未来都市」としても選定されています。

今回の導入が、こうした取り組みの一助になるよう今後の安定運用に努めてまいります。

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