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淡路調整池では水位制御を行いながら発電 >技術情報

淡路調整池では水位に応じて流入水量を変化させて発電

10月26日記事にてお伝えしたように淡路広域水道企業団淡路調整池にマイクロ水力発電システムを導入いたします。
水道施設での発電|淡路調整池にマイクロ水力発電所を設置いたします」

淡路調整池では、調整池タンク内の水位センサー情報にしたがい、3段階で調整池タンクへの流入量を変化させています。

①流入量を通常より減らす
- 調整池タンクが満水位に近くなると、調整池タンクへの流入量を減らします

②流入量は通常
― 事前に決めておいた量で調整池タンクへ水を送ります

③流入量を通常より増やす
― 調整池タンク内の水が無くなってくると、調整池タンクへの流入量を増やします

淡路調整池での水位と流量

流量制御の結果として、比較的大きな流量変化(250~750㎥/hr)が起こります。当社マイクロ水力発電システムでは、こうした流量変化にも対応いたします。

調整池タンクの水位が低下した場合はバイパス管を使って増量

調整池タンクの水位が一定値以上ある場合(①,②)には、電動弁Bを閉じておくことでバイパス管を使わず、マイクロ水力発電機を設置した管路のみに水を流します。
調整池タンクが満水位に近くなる(①)と、電動弁Aを絞り調整池タンクへの流入流量を減らします。
調整池タンクの水位が一定値以下になる(③)と、電動弁Bを開けることで調整タンクへの流入流量を増加させます。
マイクロ水力発電機では、処理できる水量が落差により決まってしまうため、処理できる水量以上の水が必要な場合はバイパス管を使い、必要流量を賄います。

淡路調整池での水の流れ

このようにバイパス管路を含めた流量制御を行い、水の安定供給を優先しながら発電いたします。
もちろん、停電などにより発電機を停止させる必要がある場合にも、発電機側の電動弁Aを閉じ、バイパス管路の電動弁Bを開くことで、必要流量を確保いたします。

このような水位制御を行うことで、流量変動の大きい淡路調整池でもマイクロ水力発電を導入し、できるだけ多くの発電量とCO2削減量を得られるようになります。

なお、配水池の水位制御は、過去、砺波広域圏事務組合の福野調整槽でも実施しておりますので、過去記事をご参照ください。

水位制御による水力発電(砺波広域圏事務組合福野調整槽)へ

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