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NEWS 最新情報

  • 八尾市高安配水場マイクロ水力発電所は2年経過2024-03-19

    八尾市高安配水場マイクロ水力発電所は運転開始から2年経過

    八尾市さまでは、環境政策の一環として高安受水場において、エネルギーの有効利用を進めることを目的としたマイクロ水力発電を導入いただいております。

    八尾市高安受水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水場から高安受水場に接続する管路において受水圧力から生じる「余剰エネルギー」を活用し、マイクロ水力発電事業を行っております。当社発電機を4台並列で運転しています。

    八尾市高安配水場マイクロ水力発電所の概要

    発電開始から2年が経過しました。現在の八尾市高安配水場マイクロ水力発電所のようすです。

    高安配水場マイクロ水力発電所(2年経過)

    2年間の月別の発電量推移です。

    2年間で2150MWhを超える発電量が得られました。高安配水場マイクロ水力発電所の月別発電量推移

    今後も八尾市さまの環境政策に寄与できるよう維持管理に努めてまいります。

    ⇒ 『八尾市高安受水場マイクロ水力発電所』関連記事へ
  • 事業計画認定(松阪市第一調整池マイクロ水力発電所)2024-03-15

    固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です

    「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。

    「事業計画認定」の取得フローは

    経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結を行った後、「事業計画認定」の申請を行います。2022年度以降のFIT認定(中小水力の1000kW未満)では、地域活用要件を満たすことが求められています。

    事業計画認定取得フロー

    松阪市第一調整池マイクロ水力発電所の事業計画認定

     上記手続きを行い、松阪市第一調整池マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。

    松阪市第一調整池マイクロ水力発電所の事業計画認定

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    ⇒ 『松阪市第一調整池マイクロ水力発電所』関連記事へ
  • なかとかち浄水場マイクロ水力発電所1号機が1年経過2024-03-11

    なかとかち浄水場マイクロ水力発電所1号機は発電開始から1年経過しました

     なかとかち浄水場マイクロ水力発電所は、なかとかち浄水場へ流入する導水の余剰エネルギーを活用して発電を行っています。なかとかち浄水場内の着水井手前の流入調整弁室に発電システムを設置しています。 マイクロ水力発電機は2台設置されており、1号機は固定価格買取制度で売電を行い、2号機の発電は浄水場内で自家消費されております。

    なかとかち浄水場マイクロ水力発電所の概要

    なかとかち浄水場マイクロ水力発電所(1)

    固定価格買取制度で売電を行っている1号機は、発電開始から1年が経過しました。

    なかとかち浄水場マイクロ水力発電所(2)

     なかとかち浄水場マイクロ水力発電所1号機の月別発電量推移です。2023年2月から2024年2月までで409MWhの発電量が得られました。なかとかち浄水場マイクロ水力発電所の月別発電量推移

    ⇒ 『なかとかち浄水場マイクロ水力発電所』関連記事へ
  • 地元コミュニティーサイトで紹介(茨木市西穂積配水場マイクロ水力発電所)2024-03-07

    -茨木市-大阪広域水道企業団から受水する際の水力を有効活用した小水力発電事業を実施

    大阪北摂エリアの地域コミュニティーサイト(City Life News)で茨木市西穂積配水場におけるマイクロ水力発電事業が紹介されました。

    https://citylife-new.com/newspost/31824/

  • 茨木市HPで紹介(茨木市西穂積配水場マイクロ水力発電所)2024-03-04

    茨木市の水道施設における小水力発電事業の実施について

    2024年3月1日付の記事で紹介しました茨木市西穂積配水場におけるマイクロ水力発電事業について、茨木市さまのHPでも紹介いただいております。

    https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/suido/suidoubu_soumuka/menu/63730.html

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VISION 目指すべき未来

スモール・エネルギーの時代がはじまります

DK-Powerはダイキン工業から生まれた発電会社です。

みなさんが毎日使っている水を送る水道管の水流から「小さな電気」を生み出す新しい仕組みを提供します。

クリーンに、自分の街でエネルギーをつくりだすことのできる「マイクロ水力発電システム」によって、日本のみならず、世界中の都市、自治体やコミュニティに、より「サステイナブル」で「自立した」電気をお届けするのがわたしたちの夢です。

環境負荷の少ない分散型の「スモール・エネルギー」に電力インフラの未来はある。
そうDK-Powerは考えています。

MISSION DK-Powerの使命

ダイキンが「創エネ」にチャレンジします

DK-Powerは、ダイキン工業の研究開発施設「テクノロジー・イノベーションセンター」から生まれた初めてのスタートアップです。

ダイキンは空調技術を通して世界中のみなさまに、空間の心地よさ、豊かさを提供してきました。そして、これまで培ってきた技術力を21世紀にふさわしい、クリーンで環境負荷の低い、サステイナブルな社会づくりに役立てたいと考えてきました。

そのひとつの答えが「省エネ」技術を転換した「創エネ」です。

クリーンで、大規模な施設開発もいらないエネルギーの生産は、空調を世界中のみなさんによりよく使っていただくためのみならず、新しい価値をもたらすという点において、今後の社会にとって必要不可欠な事業であると考えました。

未来のエネルギーのためにいま私たちに何ができるのか。そう問うなかでたどりついた結論が、「マイクロ水力発電システム」であり、DK-Powerなのです。

CORE VALUES 新しい価値提案

「小さな電気」にできる大きなこと

マイクロ水力発電システムは「未来の水車」

「マイクロ水力発電システム」は、水道施設や管水路に設置し、水流を電気へと変換するテクノロジーです。従来の「大きな電気」とくらべると発電量はわずかですが、水道が通っているところであれば、山間地だけでなく、より街に近い様々な場所に取り付けられるので、たくさんの数を設置することが可能です。それはどこでも使うことができる、いわば「未来の水車」なのです。

「いまあるものを使う」という発想

マイクロ水力発電システムは、既存の水道施設に設置するだけですので、大規模な施設開発が不要となります。また、すでに流れている水流を利用しますので、水流を生むための新たなコストもかかりません。「いまあるものを使う」という発想から、「創エネ」のコストを劇的に下げることが可能となります。

「スモール」にして「クリーン」

「水流」を電気へと転換するDK-Powerの技術には、ダイキンのモータ・インバータの技術が活かされています。この技術によって、発電の過程におけるCO2が一切排出されることなく「創エネ」が可能となりました。マイクロ水力発電システムによって生まれた「スモール・エネルギー」は、とてもクリーンなエネルギーでもあるのです。

エネルギーの「地産地消」

遠隔地から送られてくる「大きな電気」とちがって、マイクロ水力発電システムによる「小さな電気」は、様々な場所で生み出すことができます。もちろん都市部にも「創エネ」の可能性があります。電力を使う人の近くで電力をつくる、いわゆる「エネルギーの地産地消」を可能にするのです。コンパクトで自立したエネルギー圏をつくることを、あらゆるローカルエリアにもたらします。

大きな電気と補完しあえる

これまでの電力供給は、水力にせよ、火力にせよ、原子力にせよ、大規模な発電施設が必要でした。それ自体が、環境や地方コミュニティを破壊することで成り立っていることもままあります。また、大規模であるがゆえに都市部から離れた遠隔地につくられるため、都市部への電力供給は、遠隔地の災害や事故などによって左右されてしまうというリスクも抱えてきました。

「分散型」だからリスクに強い

マイクロ水力発電システムは、ひとつひとつは小さな発電所ですが、分散的に地域内に設置することが可能ですので、ひとつが何らかの理由で作動しなくとも、全体で供給をサポートしあうことが可能です。分散的なネットワーク型のシステムは、対応力が柔軟であるがゆえに従来のピラミッド型システムの安定性と補完しあうことができます。

BUSINESS MODEL ビジネスモデル

マイクロ水力発電システムは、新たなコストがかかりません

マイクロ水力発電システムを導入する際、自治体のみなさんには、新たな設置コストがかかりません。新たな負担なく水流と設置場所の賃貸料も得ることができます。また、設置・管理・運用もDK-Powerが担います。電気を販売することで得られた収益は、DK-Powerと設置された方との間で分配し、地域の皆さんに還元することも可能です。
自治体水道事業者
利益還元賃借契約
DK-Power
工事委託
地域工事事業者
クリーンエネルギー
送配電事業者

TECHNOLOGY 技術紹介

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OUR TEAM メンバー

松浦哲哉

松浦哲哉 取締役社長

1991年ダイキン工業入社。以来研究畑を歩み、近年はエネルギー関連の研究開発に従事。独自技術によるクリーンエネルギーの普及を目指し、DK-Powerを設立しました。
地域に眠る再生可能エネルギーを掘り起こし、地球環境への貢献と地域経済の活性化に役立てていきます。
安井義貴

安井義貴 取締役

これまで太陽光発電、マイクロ水力発電といった再生可能エネルギーに関する研究開発に取り組んで参りました。長年の研究開発で培った再生可能エネルギー導入の現場経験を活かして、1Whでも多くのクリーンエネルギーが生み出せるよう努力し、地球環境の改善に寄与していきます。
池上裕之

池上裕之 テクニカルエンジニア

エンジニアとして省エネに関する研究開発、エンジニアリングに取り組んで参りました。マイクロ水力発電では、実証研究とパイロット事業で設置場所ごとに出る課題を解決してきました。この経験を活かし、これまでの水力発電にできなかったようなDK-Powerならでは創エネを提供します。
武田暁

武田暁 テクニカルエンジニア

ダイキン工業入社以来、定置型Liバッテリーの応用やヒートポンプ給湯機の群制御など、エネルギーマネジメントシステムの研究開発に取り組んで参りました。エネルギー需要の制御技術に加え、発電量をコントロールしやすいマイクロ水力発電を普及させ、理想のEMSをつくりあげていきます。
西垣裕幸

西垣裕幸 セールスマーケティング

再生可能エネルギーによる「創エネ」事業の営業を担当しております。マイクロ水力発電システムが、ダイキングループにとっての新たなCSV(Creating Shared Value)活動のプラットフォームとなるよう、DK-Power一丸となって作り上げていきます。

CONTACT お問い合わせ

現在、水道施設設備を管理している自治体にご利用いただいております。また、たくさんの水を利用している企業などにも導入することが出来ます。
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ABOUT 会社概要

ロゴマークについて:
私たちが創りだすエネルギーの源となる「水」の字をモチーフに、ダイキン工業が新領域へ歩みだす思いを込めた「D+K」を形取り、創エネの輪を世界中へ広げていく様を放射状の形に表現しました。また、「小さな星」を意味する記号「アスタリスク*」は、小さな創エネが大きなイノベーションを起こしていく様を表しています。
(Designed by Hiroyasu Kosuge @DAIKIN design)
株式会社DK-Power
所在地 大阪府吹田市垂水町3丁目21番地10号 ダイキン工業江坂ビル
TEL 06-6378-8733
代表者 取締役社長 松浦哲哉
資本金 4750万円
事業内容 自然エネルギーなどによる発電設備の設置、運用および保守管理、ならびに電力会社への電気の供給、および販売などに関する業務
人 員 11人
設 立 2017年6月7日

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