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水道施設での発電|豊中市野畑配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします >事例紹介

豊中市上下水道事業における積極的な環境対策への取組み

豊中市上下水道局様では、「地球環境の保全」、「住民参加による健全な水循環・水環境の保全」、「持続的に発展可能な都市産業活動」などへの貢献を目指し、『第2次とよなか水未来構想』を定められています。その中で、めざすべき将来像のひとつとして「環境にやさしい事業の展開」を掲げ、再生可能エネルギーの活用を積極的にすすめられています。
このたび、公有財産の活用を図るとともに、未利用の再生可能エネルギーの有効利用を目的として、小水力発電事業を実施されることとなり、当社マイクロ水力発電システムを野畑配水場に設置いただくこととなりました。

豊中市上下水道局様からは、施設(送水管及び野畑配水場内の一部)の提供をいただます。当社は、発電施設の計画・設計・建設・運営・維持管理等を行い、発電した電力を電気事業者へ販売いたします。電力の販売による収益の一部は、豊中市様へ分配されます。

野畑配水場マイクロ水力発電所の概要

野畑配水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水池から野畑配水場内配水池へ自然流下する際の水の余剰圧力を有効活用して発電を行います。野畑配水場内配水池の受水圧0.30~0.34MPaです。水の流入流量は、平均633㎥/hとなります。

野畑配水場内の配水池手前の既設流量調整弁をバイパスする形で、当社の22kWクラス発電機を2台並列設置いたします。

年間発電量は、233MWhを想定しております。

野畑配水場マイクロ水力発電所の概要野畑配水場写真

2021年10月までに発電を開始いたします。

「野畑配水場小力発電事業に係る基本協定 」締結式

2020年10月1日、豊中市上下水道局において、「野畑配水場小力発電事業に係る基本協定 」の締結式が執り行われました。

冒頭、豊中市上下水道事業管理者・吉田久芳様よりご挨拶をいただき、官民連携による本発電事業への期待のお言葉をいただきました。その後、豊中市上下水道局のご担当者様より事業概要の説明があり、豊中市上下水道事業管理者様(写真左)と当社代表による協定書への署名を行いました。

豊中市上下水道局様のHPでも紹介いただいております。

野畑委配水場小水力発電に係る基本協定締結式のようす

豊中市様は、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として、内閣府より2020年度「SDGs未来都市」に選定されております。
当社も今回の野畑配水場マイクロ発電事業を通じて、豊中市様のSDGs政策に寄与してまいります。

 

 

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