TECHNOLOGY(技術紹介)
ダイキン工業が開発したマイクロ水力発電システムの特長
ダイキン工業の技術を活用することで、従来の発電システムで必要とした設置面積を半減
さらに、流況に合わせて発電効率を最大限に引き出します


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マイクロ水力発電システムの構成要素
■発電機とコントローラには、空調・油圧機器の開発で培ったモータ技術、インバータ技術を応用し、高効率化を実現しました
■ダイキン工業のモータを発電機として使用し、汎用の縦型インラインポンプを水車として組み合わせることでコストを大幅に削減しました
■縦型インラインポンプの採用に加え、コントローラを発電機と一体化。設置面積を極小化し、スペースに限りのある上水道施設などにも設置しやすくなりました

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「創エネ」に活かされるダイキン工業の独自技術
DK-Powerのマイクロ水力発電システムは、ダイキン工業が空調・油圧機器の省エネ商品開発で培った技術を応用しています

ダイキン工業が世界に先駆けて実用化したリラクタンスDCモータは、大パワーの高速モータで、圧縮機の小型化、高性能化を実現した技術です
また、電流を切り替えて、モータの動きを高精度に調節するインバータは、エアコンの消費電力を30%低減させた技術です
DK-Powerのマイクロ水力発電システムには、これらの技術が応用されています
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マイクロ水力発電システムの主要諸元

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独自の見える化技術で運用コストを削減
マイクロ水力発電システムの内部情報を活用し、運転・管理状態の見える化、インターネットを介した遠隔監視を行っており、運転管理・メンテナンス等の運用コストも最小限に抑えられます
この『見える化技術』も、ダイキン工業の独自技術を活用しているから実現する機能です

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マイクロ水力発電を設置できる条件
DK-Powerのマイクロ水力発電システムは設置スペースを最小限に抑え、上水道、工業用水道施設、工場やプールなどの循環水処理施設や、渇水時でも最低限の河川の流量を維持するための河川維持用水などに設置できますが、以下の設置条件を満たす必要がございます
それ以外の範囲についてもご相談ください
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マイクロ水力発電による発電電力と年間発電量
水力発電で利用できる水のエネルギーは、落差と流量で決まります。
取水位と放水位によって総落差H(m)が決まり、総落差から管路の損失分Δh(m)を引いた有効落差h(m)が発電に利用できる落差です


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