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熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所は、順調に発電中 >事例紹介

熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所

2月に試運転を完了した熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所は、その後順調に発電を続けております。

河川から取水し、導水管を通して、宮川浄水場沈砂池まで水が運ばれます。沈砂池手前にマイクロ水力発電所を設置しました。

流量は0.0955㎥/s、有効落差は33.2mが見込まれ、年間発電量は161MWhを想定しております。

熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所

河川から取水する際に、枯葉などが一緒に運ばれます。発電システム保護のため、発電機手前にストレーナーを設置していますが、想定より早いスピードで枯葉などが堆積しました。

熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所のストレーナー

あまり堆積するとストレーナーを通る水(=発電機で利用する水)の量が低下しますので、取水口にも枯葉などを取り除くメッシュを取り付けました。ストレーナーへの流入物堆積を抑えることで、流量の低下もなく、安定に発電を続けております。

2019年3月の発電状況です。

熱海市宮川浄水場での発電状況

一日当たり450kWhの発電量が安定的に得られています。1カ月で約14MWhを発電しました。

⇒ 熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所についての記事はこちら

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