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神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は10年経過 >事例紹介

【10周年】神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所が稼働開始から10年を迎えました

神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は、2016年4月の発電開始から、本日で10年が経過いたしました。

本発電所は、上流の寺谷第1接合井から福谷中層配水池へ流入する際の「余剰圧力」を有効活用しています。これまで捨てられていたエネルギーを電気へと変換し、10年間にわたり神戸市のカーボンニュートラルに貢献し続けています。

【システム概要】

有効落差41m、流量300m³/hを活用し、最大24.1kWの発電を行っています。既存の配管網にバイパス状に設置することで、水道運用に影響を与えることなく効率的なエネルギー創出を実現しています。

神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電システムの構成図。寺谷第1接合井から福谷中層配水池への流れの途中に、流量計・発電機・電動弁を備えたバイパス発電系統を設置。有効落差41m、流量300m3/h、最大出力24.1kW。

【神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所】

福谷中層配水池マイクロ水力発電所です。発電機本体は地下ピット内に設置されており、限られたスペースを有効活用しています。地上にはシステムを管理する制御盤を配置しています。福谷中層配水池マイクロ水力発電所の外観。地上にはシステム制御盤の入った小型の建屋があり、隣接するピット内にマイクロ水力発電機が設置されている

ピット内には、マイクロ水力発電機が設置されています。コンパクトな縦型設計により、既設配管の狭小なスペースへの導入を実現しています。

福谷中層配水池の地下ピット内に設置されたマイクロ水力発電機

【定期的な設備点検】

10年という長期間、安定稼働を維持できている背景には、徹底した維持管理体制があります。DK-Powerでは定期的な設備点検を実施し、微細な変化も見逃さないメンテナンスを継続しています。

専門のエンジニア2名によるシステム制御盤の定期点検の様子。安定した電力供給を維持するため、内部機器の動作確認やデータチェックを厳密に行っている

【実績:10年間の累積発電量】

この10年間で、累積発電量は,970MWhに達しました。月別の発電推移を見ても、季節や天候に左右されにくい水道エネルギーならではの「高い設備利用率」と「安定性」が見て取れます。

2016年4月から2026年1月までの月別発電量推移グラフ。10年間にわたり安定した発電が継続されている。累積発電量は1,970MWh

今後もDK-Powerは、神戸市様と共に維持管理に努め、持続可能な社会の実現とCO2削減に寄与してまいります。

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