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香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所が運転開始 >事例紹介

香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所が発電を開始しました

香芝市今泉配水場のマイクロ水力発電所が試運転を経て、発電を開始しています。

奈良県営水道西部調整池(標高181m)から今泉配水場(標高122m)へ送水される59mの落差エネルギーのうち、今泉配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行っております。

香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所の概要

流入弁室内のマイクロ水力発電システムです。

香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所の発電システム

今泉配水場への流入水量のうち発電に利用する水量は、平均687㎥/hです。総落差から管損失などを引いた有効落差は、42mを想定しており、最大発電出力は49.9kWです。

時間ごとの発電量を示します。時間当たり50kWh弱で運転できています。香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所の発電状況

 

香芝市今泉配水場のマイクロ水力発電所では、年間発電量353MWhを計画しております。これは、一般のご家庭108軒分に相当いたします。

今後も維持管理に努め、温室効果ガスの削減および香芝市上下水道部さまが目指す『地球環境に貢献するやさしい水道』に寄与してまいります。

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