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水道施設での発電|吹田市津雲配水場にマイクロ水力発電所を導入 >事例紹介

吹田市津雲配水場にマイクロ水力発電を導入しました

吹田市さまでは、佐井寺配水場に続いて2件目のマイクロ水力発電所となります。

上流の浄水池から津雲配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。
本事業は、『民間活力を活用し、配水場へマイクロ水力発電設備を設置することにより、再生可能エネルギーの導入を推進することで環境負荷低減を図る』ことを目的としております。

 津雲配水場マイクロ水力発電所の概要

道路下の地下ピット内にマイクロ水力発電機が2台並列に設置されています。最大出力44.4kWです。
道路外の少し離れた場所にシステム制御盤が設置され、系統電力網に接続されています。

津雲配水場マイクロ水力発電所

津雲配水場マイクロ水力発電所2

 年間発電量は、166MWhを想定しております。

当社は、吹田市さまより津雲配水場において発電に必要な場所を借り受け、当社負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行います。当社から吹田市市様へは、水の余剰エネルギーの使用および土地使用等に対する対価をお支払いいたします。

みどりと水 光と風 地域からはぐくむ 環境先進都市すいた

吹田市環境基本計画では、
『地球温暖化をはじめヒートアイランド現象や生物多様性の衰退、深刻なエネルギー不足など様々な環境問題に直面する今、健全で豊かな環境を守り引き継ぎ、持続可能な社会を構築していくためには、市民、事業者、行政がそれぞれの立場での役割を果たすとともに、パートナーシップによる取組を積極的に進めていく』ことを理念とし、エネルギーに関しては、「限りあるエネルギーを大切に使う低炭素社会への転換」を標榜されております。

佐井寺配水場マイクロ水力発電所にひきつづき、津雲配水場でもマイクロ水力発電所を新たに稼働できたことで、吹田市さまの環境に対する理念に寄与できることは当社としても大変ありがたいことです。今後も安全な維持管理に努めてまいります。

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