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水道施設での発電|福島地方水道用水企業団保原第二受水池でマイクロ水力発電 >事例紹介

福島地方水道用水企業団・保原第二受水池にマイクロ水力発電を導入しました

福島地方水道用水供給企業団・保原第二受水池において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電システムを導入しました。福島地方水道用水供給企業団さまでは、福島増圧ポンプ所に引き続き2件目の導入となります。

福島地方水道用水供給企業団さまでは、二酸化炭素の排出削減と未利用エネルギーの有効活用を推進するため、省エネルギーや再生可能エネルギー設備の導入を進めておられます。今回の事業は、伊達市さまと協力して、すりかみ浄水場と保原第二受水池の落差による位置エネルギーを有効活用したマイクロ水力発電事業を官民連携により行うものです。

保原第二受水池マイクロ水力発電所の概要

すりかみ浄水場(HWL205m)から保原第二受水池(HWL140m)への送水の余剰圧力(有効落差56m)を活用して発電いたします。流量は、5,268㎥/日です。保原第二受水池マイクロ水力発電所の概要

福島地方水道用水供給企業団保原第二受水池(伊達市新井山配水池)です。

保原第二受水池の入り口

保原第二受水池のようす

マイクロ水力発電システムの設置状況です。保原第二受水池の流入弁室内に設けられています。

保原第二受水池マイクロ水力発電システム

年間で約136MWhの発電量を生み出す予定です。年間75トンのCO2削減に寄与します。

2022年7月4日に開所式を行い、本格発電を開始します。

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