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吹田市片山浄水所でマイクロ水力発電は1年経過 >事例紹介

吹田市片山浄水所マイクロ水力発電所 発電開始から1年

吹田市片山浄水所マイクロ水力発電所は、2026年4月で発電開始から1年を迎えました。

本施設は、上流施設(千里浄水池)から片山浄水所へ流入する際の余剰圧力を有効活用し、未利用エネルギーを電力へと変換しています。現場流量に柔軟に対応するため、マイクロ水力発電機2台を並列に配置するシステム構成を採用しています。

【システム概要】

大阪広域水道企業団 千里浄水池から吹田市 片山浄水所への水流ルートを示す系統図。水流のバイパスライン上に、流量計、発電機、電動弁を備えた2系統のマイクロ水力発電システムが並列に配置されている構成図

【片山浄水所マイクロ水力発電所】

浄水所内の旧スペースを有効活用し、コンパクトな設備で運用しています。

吹田市片山浄水所に設置された、マイクロ水力発電システムの外観

【マイクロ水力発電機】

地下ピット内には、ダイキンの技術を応用したマイクロ水力発電機を2台並列で設置。流量の変化に合わせ、運転を最適に切り替えることで、エネルギー回収の最大化を図っています。

地下ピット内に設置された2台のマイクロ水力発電機。配管に接続された青色の発電ユニットと、その上部に冠されたDAIKINロゴ入りの制御ボックス、周囲のバルブや配線が整然と収まっている様子(1)

地下ピット内に設置された2台のマイクロ水力発電機。配管に接続された青色の発電ユニットと、その上部に冠されたDAIKINロゴ入りの制御ボックス、周囲のバルブや配線が整然と収まっている様子(2)

【システム制御盤は屋外に設置】

システムの心臓部である制御盤は、屋外に設置しています。精密なインバータ制御により、安定した電力供給を維持するとともに、遠隔監視による徹底した状態管理を行っています。

(左)屋外に設置された2基のシステム制御盤の外観。(右)制御盤の内部。インバータやブレーカー、配線類が精密にレイアウトされており、DK-Power製の高品質な制御ユニットが確認できる

【実績:1年間の累積発電量】

稼働開始からの月別発電量推移です。1年間で250MWh(一般家庭約80世帯分の年間使用量に相当)の発電を達成しました。水道インフラが持つポテンシャルを、年間を通じて安定的に回収しています。

片山浄水所における2025年4月から2026年4月までの月別発電量(kWh)を示す棒グラフ。夏季の7月・9月に高い発電量を記録し、年間を通じて毎月約20,000kWh前後を安定して発電している実績グラフ

吹田市さまが標榜される「限りあるエネルギーを大切に使う低炭素社会への転換」に対し、吹田市内の佐井寺・津雲・片山の3箇所での運用を通じて、今後も持続可能な地域づくりに寄与してまいります。

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