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東洋鋼鈑株式会社下松事業所さまにてマイクロ水力発電 /工業用水の未利用エネルギーを高度利用 >事例紹介

工業用水の未利用エネルギーを高度利用し、カーボンニュートラルと地域防災へ貢献

東洋鋼鈑株式会社下松事業所さまにおいて、工業用水の未利用エネルギーを活用した「下松事業所マイクロ水力発電所」を建設し、2026年4月28日、関係者出席のもと開所式が執り行われました。

東洋鋼鈑株式会社下松事業所内に建設された「下松事業所マイクロ水力発電所」の外観。コンクリート造りの建屋壁面には、青色を基調とした鮮やかな看板が設置されている。看板には「下松市 防災協定事業」「東洋鋼鈑 下松事業所」「マイクロ水力発電所」の文字に加え、下松市の公式マスコットキャラクター「くだまる」や地域の風景が描かれている。

本事業は、東洋鋼鈑株式会社下松事業所さまが、工場内へ供給される工業用水の「余剰圧力」を有効活用し、クリーンな電力を創出するものです。

工業用水の未利用エネルギーを活用するマイクロ水力発電システムの構成図。上部浄水場から流れる水が、流量計・発電機・電動弁を備えた2系統の発電ユニットを通過するプロセスを示している。右上には、発電後の水が流れ込む現場の貯水タンクの写真を配置。

発電所建屋内部に設置されたマイクロ水力発電システムです。

東洋鋼鈑下松事業所に設置されたマイクロ水力発電設備の内部。バルブや電動弁が組み込まれた工業用水配管システムと、その奥に鎮座する「DAIKIN」ロゴ入りの縦型マイクロ水力発電機。


今回の発電所設置は、単なる再生可能エネルギーの導入に留まらず、以下の3点において重要な意義を持っています。

1. 工業用水インフラの高度利用

既存の工業用水道の事業活用に加え、付加価値として「エネルギー創出」という新たな役割を付与しました。インフラの「二重活用」による高度な資源利用モデルです。

2.製造拠点でのカーボンニュートラル推進

CO2排出削減が急務となっている製造現場において、エネルギーのグリーン化を加速させます。日常的な操業プロセスの中で電力を創出することで、企業の脱炭素経営に直接的に寄与します。

3.地域社会への貢献

本プロジェクトは単なる発電事業に留まりません。下松市さまとの防災協定により、災害時の給水拠点としての役割と蓄電池活用を想定されています。地域社会のレジリエンス(防災力)向上に貢献する、新しいインフラの在り方を示しています。


開所式当日は多くのメディア取材も入り、本プロジェクトに対する注目の高さがうかがえる式典となりました。

東洋鋼鈑下松事業所マイクロ水力発電所開所式における、メディア取材の様子。コンクリート造りの発電所建屋内にて、報道関係者や関係者が多数詰めかけている。中央にはプロ仕様の一眼レフカメラを肩にかけた報道関係者、右側にはスマートフォンで建屋内や奥に鎮座する「DAIKIN」ロゴ入りの縦型発電機を撮影する出席者の姿があり、本プロジェクトへの注目の高さがうかがえる。


今後もDK-Powerは、ダイキン工業グループの技術を核に、自治体および企業の皆さまと共に、未利用エネルギーを活用した持続可能な社会の実現に邁進してまいります。


本事業は、民間企業が自社敷地内で実施する水力発電事業として、FIT制度の『地域活用要件』を満たした画期的な取り組みです。詳細は東洋鋼鈑株式会社さまのプレスリリースをご参照ください。

<ここをクリック>本件に関する東洋鋼鈑株式会社さまプレスリリース

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