大阪広域水道企業団和泉浄水池マイクロ水力発電所は4年経過 2026年7月13日 >事例紹介 >大阪広域水道和泉浄水池
和泉浄水池マイクロ水力発電所は発電開始から4年経過しました
大阪広域水道企業団さまにおいて運用されている「和泉浄水池マイクロ水力発電所」が、発電開始から4年を迎えました。
【💡和泉浄水池マイクロ水力発電所の概要】
本発電所は、上流の泉北浄水池から和泉浄水池へ送水される際に生じる、これまで未利用であった水の余剰エネルギー(落差エネルギー)を有効活用して発電を行っています。水道施設が本来持つインフラ資産をそのまま活かしてクリーン電力を生み出す、水道事業の脱炭素化(水道GX)に最適な仕組みです。
―
【🛠️限られた空間にフィットする「省スペース設計」】
こちらは屋外に設置されたシステム制御盤の様子です。2台のマイクロ水力発電システムを並列で運用しているため、屋外には専用の制御盤2台がコンパクトに配置されています。
―
地下の流入弁室(ピット内)に据え付けられたマイクロ水力発電システムの様子です。
当社の強みである「縦型・省スペース設計」の特長を遺憾なく発揮し、限られた狭小空間であっても、22kWクラスの発電機2台を並列で収めています。このように既存の水道施設の構造を大きく変えることなく導入いただけます。
―
【🔒24時間体制のシステム制御と安心の自動制御】
屋外設置のシステム制御盤の内部です。発電システム全体の稼働ステータスをリアルタイムで遠隔監視し、24時間体制で最適な自動コントロールを行うことで、無人での長期安定運用を維持しています。
―
【📊実績:4年間の累積発電量1,560MWh】
和泉浄水池マイクロ水力発電所の月別発電量推移です。4年間における累積発電量は1,560MWhに達しました。
―
グラフをご覧いただくと分かる通り、天候に左右される太陽光発電などとは異なり、年間を通じて毎月約30,000〜35,000kWhの電力を極めてフラットに、安定して生み出し続けています。この「季節変動が少なく、年間を通じて発電計画が立てやすい」点こそが、水道施設を活用したマイクロ水力発電の最大の強みです。
大阪広域水道企業団さまの「環境にやさしい水道事業体」をめざす取り組みにおいて、水道施設のカーボンニュートラル化へより一層寄与できるよう、引き続き安全かつ安定した稼働の維持に努めてまいります。
―
⇒ 『大阪広域水道企業団和泉浄水池マイクロ水力発電所』関連記事へ
―
このような既存施設の稼働データをベースに、当社では発電機導入にとどまらず、水道施設全体のカーボンニュートラル化・エネルギー最適化を包括的にサポートする「Energy Solutions」を展開しています。「自社の水道施設全体でどれだけの脱炭素効果が見込めるか」についても検討できますので、お気軽にご相談ください。





