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NEWS 最新情報

  • 系統電圧上昇による出力抑制の回避(えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所)2020-07-15

    えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所では出力抑制

    2020年6月2日より運用を開始した「えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所」では、周囲に電力需要が少ないことからか系統電圧上昇による出力抑制によりマイクロ水力の発電出力が22kW程度に抑えられていました。

    以前、淡路調整池マイクロ水力発電所で系統電圧上昇による出力抑制回避を行った際は、電力会社と相談の上、系統側の柱上トランスを交換することで対応しました。(参考記事へ

    柿木原浄水場マイクロ水力発電所では、電力会社の受電点から発電所まで100mほどの引込線がはられており、引込線のサイズを見直すことで出力抑制の改善を試みました。

    引込線は、細いと抵抗値が増え、電流が流れにくくなるため、発電所から受電点までの間の電圧上昇が大きくなります。これを太くすれば、抵抗値が少なくなり、電圧上昇を少なくすることができます。

    えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所のようす

    引込線の張替え工事

    系統電圧の測定値などから電力会社と相談し、引込線を60sqから150sqに張り替えれば、系統電圧上昇による出力抑制を解消できることが計算上わかりました。 そこで引込線を張替えしました。

    えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所での引込線張替え

    この引込線の張替えにより、マイク水力発電出力が当初計画通りに27kWまで出せるようになりました。

    引き続き、えびの市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献してまいります。

      ⇒ 「えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所」関連記事へ

  • 浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は試運転調整中2020-07-08

    浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所設置は完了

    浅麓水道企業団追分調整池(長野県北佐久郡軽井沢町)において進めております、未利用エネルギーを有効活用したマイクロ水力発電所は、システムの据付が完了し、現在試運転調整に入っております。

    追分調整池マイクロ水力発電所の設置状況です。

    追分調整池マイクロ水力発電所の設置状況

    地下の送水管を地上に引き出し、地上に設置した収納箱の中にマイクロ水力発電システムが収まっています。

    追分調整池マイクロ水力発電所の発電機室

    電力会社および電気主任技術者の立会いの下、系統連系も行いました。

    追分調整池マイクロ水力発電所の系統連系

    追分調整池マイクロ水力発電所では1次圧制御

     追分調整池マイクロ水力発電所の技術ポイントは、マイクロ水力発電システムの上流側の圧力(1次圧)を一定以上に保ちながら発電することです。

    西区調整池から追分調整池に水は流入してきますが、マイクロ水力発電所の手前で分岐があり、御代田町への水の供給が行われています。この御代田町への流量を一定にするため、圧力を一定以上にする必要がありました。追分調整池マイクロ水力発電所での1次圧一定制御

     当社のマイクロ水力発電システムでは、こうした1次圧制御も可能となります。

    現在、様々な運転状態(例えば、発電機が急に停止した場合など)において、1次圧が一定以上になることを確認しております。

    こうした様々な試運転確認を経たのち、本格的な発電に入ります。

    ⇒ 「浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所」関連記事へ  
  • 東大阪市水走配水場での地盤調査2020-07-03

    東大阪市水走配水場で地盤調査を実施しました

    2020年6月30日の記事で導入予定をお知らせした東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所ですが、地下ピット設置にあたり設置場所での地盤の調査を行いました。

    土の締まり具合や強度を知るために標準貫入試験(JIS A1219)を実施しました。

    水走配水場マイクロ水力発電所 地盤調査

    標準貫入試験は、「質量 63.5 kg のハンマーを 760 mm の高さからアンビルに落下させて,SPTサンプラーを打ち込む。N 値は,SPTサンプラーを(自重や予備打ちにより貫入させた後)300 mm 打ち込むのに必要な打撃回数である。」とJIS規格で定義されています。 測定用の鉄棒器具の先端に取り付けた63.5kgのおもりを、760 mm の高さから自由落下させ、土中のサンプラーを300 mm貫入させるのに何回落とす必要があったかということです。落とした回数が、N値となります。 地盤が柔らかければ、1回でも貫入します。N値が高い方が、地盤としては硬いということになります。

    今回は、地下25mまでボーリングを行い、N値を計測しました。

    今後、得られたデータから、地下ピットが沈降しないように地下ピットを作る場所での土質改良をするか、杭を打つかを決めていきます。

    水走配水場での地盤調査の必要性

    東大阪市には、恩智川が流れています。1970年代くらいまでは、氾濫もあったようです。 そのため、大規模な治水工事が行われ、恩智川に沿っていくつかの治水緑地が整備されたそうです。 有名な花園ラグビー場がある花園中央公園も治水緑地のひとつです。台風などで恩智川が増水した際には、花園中央公園にも貯水ができるようになっています。最大32万トンの水を貯めることができるそうです。

    恩知川と治水施設

    水走配水場は、恩智川のほとりにあり、花園中央公園からも近い位置です。つまり、地盤が柔らかい可能性があり、今回地盤調査を行ったわけです。

       
  • 高圧接続検討が完了(寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所)2020-06-30

    寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所の高圧接続検討が完了

     2020年6月1日の記事で導入の予定をお伝えした寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所は、発電出力が50kWを上回るため、系統と高圧接続を行います。(50kWを下回る場合は、低圧接続となります。)

    高圧接続を行う場合には、送配電会社への接続契約申込の前に、接続検討を行わなければなりません。接続検討は、低圧接続の場合は不要です。接続検討は、送配電会社へ申込み、送配電会社で有料で実施してもらいます。

    高圧案件における系統連系を行うまでの流れを示します。

    高圧接続契約申込の流れ

    寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所では、接続検討を送配電会社に申し込んでいました。

    このたび、送配電会社より検討結果として、当社希望の発電電力に対して系統への接続可能の判断が下りました。

    接続検討回答書(楠根配水場マイクロ水力発電所)

    引き続き、接続契約の申し込みを行います。 技術検討を経て、接続契約案内が届けば、経済産業省への事業計画認定申請を行うことになります。

  • 水道施設での発電|東大阪市水走配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします2020-06-23

    東大阪市水走配水場にマイクロ水力発電を導入します

    東大阪市は、大阪市の東隣にあり、人口約50万人の中核市です。花園ラグビー場が有名なラグビーのまちです。市内のマンホールにも、ラグビーがデザインされています。

    東大阪市の位置とラグビーをモチーフにしたマンホール

    このたび、東大阪市水走配水場において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。

    ※「水走」は、大阪の難読地名の一つです。「みずはい」と読みます。

    東大阪市さまは、2020年3月策定の「東大阪市第3次地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」において、あるべき将来像として「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」を表明されています。「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」を表明している自治体は、全国で100(2020年6月17日時点)であり、東大阪市さまも先進的な環境施策に取り組まれている自治体です。 そうした環境施策のひとつとして、東大阪市さまと当社は、水走配水場へのマイクロ水力発電の導入について協定を締結しました。民間活力を活用いただき、配水場へマイクロ水力発電設備を設置することにより、再生可能エネルギーの導入を推進し環境負荷低減を図ってまいります。

    水走配水場マイクロ水力発電の概要

    上流の浄水場から水走配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。 水走配水場は、4つの配水池があります。そのうち第1および第2配水池に流入する経路にマイクロ水力発電システムを設置します。

    水走配水場マイクロ水力発電所の設置位置

    水走配水場

    発電出力は58kWで、年間発電量は480MWhを想定しております。一般家庭145世帯分の電力量を生み出します。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合、年間約250トンのCO2削減に貢献いたします。

    東大阪市長さまへの表敬訪問

    2020年6月23日、水走配水場におけるマイクロ水力発電事業協定の締結に対し、東大阪市長・野田義和さまを表敬訪問いたしました。

     当社より、マイクロ水力発電導入に対する市長さまをはじめとした関係各位に対するご理解とご協力に感謝をお伝えしました。

    東大阪市市長さま表敬訪問

    右側が野田市長さまです。

     市長さまからは、東大阪市での官民連携の成功事例をいくつかご紹介いただき、こうした提案はどんどん持ってきてほしいとのお言葉を頂戴しました。

    水走配水場マイクロ水力発電所は、2020年度中の稼働を目指しています。

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VISION 目指すべき未来

スモール・エネルギーの時代がはじまります

DK-Powerはダイキン工業から生まれた発電会社です。

みなさんが毎日使っている水を送る水道管の水流から「小さな電気」を生み出す新しい仕組みを提供します。

クリーンに、自分の街でエネルギーをつくりだすことのできる「マイクロ水力発電システム」によって、日本のみならず、世界中の都市、自治体やコミュニティに、より「サステイナブル」で「自立した」電気をお届けするのがわたしたちの夢です。

環境負荷の少ない分散型の「スモール・エネルギー」に電力インフラの未来はある。
そうDK-Powerは考えています。

MISSION DK-Powerの使命

ダイキンが「創エネ」にチャレンジします

DK-Powerは、ダイキン工業の研究開発施設「テクノロジー・イノベーションセンター」から生まれた初めてのスタートアップです。

ダイキンは空調技術を通して世界中のみなさまに、空間の心地よさ、豊かさを提供してきました。そして、これまで培ってきた技術力を21世紀にふさわしい、クリーンで環境負荷の低い、サステイナブルな社会づくりに役立てたいと考えてきました。

そのひとつの答えが「省エネ」技術を転換した「創エネ」です。

クリーンで、大規模な施設開発もいらないエネルギーの生産は、空調を世界中のみなさんによりよく使っていただくためのみならず、新しい価値をもたらすという点において、今後の社会にとって必要不可欠な事業であると考えました。

未来のエネルギーのためにいま私たちに何ができるのか。そう問うなかでたどりついた結論が、「マイクロ水力発電システム」であり、DK-Powerなのです。

CORE VALUES 新しい価値提案

「小さな電気」にできる大きなこと

マイクロ水力発電システムは「未来の水車」

「マイクロ水力発電システム」は、水道施設や管水路に設置し、水流を電気へと変換するテクノロジーです。従来の「大きな電気」とくらべると発電量はわずかですが、水道が通っているところであれば、山間地だけでなく、より街に近い様々な場所に取り付けられるので、たくさんの数を設置することが可能です。それはどこでも使うことができる、いわば「未来の水車」なのです。

「いまあるものを使う」という発想

マイクロ水力発電システムは、既存の水道施設に設置するだけですので、大規模な施設開発が不要となります。また、すでに流れている水流を利用しますので、水流を生むための新たなコストもかかりません。「いまあるものを使う」という発想から、「創エネ」のコストを劇的に下げることが可能となります。

「スモール」にして「クリーン」

「水流」を電気へと転換するDK-Powerの技術には、ダイキンのモータ・インバータの技術が活かされています。この技術によって、発電の過程におけるCO2が一切排出されることなく「創エネ」が可能となりました。マイクロ水力発電システムによって生まれた「スモール・エネルギー」は、とてもクリーンなエネルギーでもあるのです。

エネルギーの「地産地消」

遠隔地から送られてくる「大きな電気」とちがって、マイクロ水力発電システムによる「小さな電気」は、様々な場所で生み出すことができます。もちろん都市部にも「創エネ」の可能性があります。電力を使う人の近くで電力をつくる、いわゆる「エネルギーの地産地消」を可能にするのです。コンパクトで自立したエネルギー圏をつくることを、あらゆるローカルエリアにもたらします。

大きな電気と補完しあえる

これまでの電力供給は、水力にせよ、火力にせよ、原子力にせよ、大規模な発電施設が必要でした。それ自体が、環境や地方コミュニティを破壊することで成り立っていることもままあります。また、大規模であるがゆえに都市部から離れた遠隔地につくられるため、都市部への電力供給は、遠隔地の災害や事故などによって左右されてしまうというリスクも抱えてきました。

「分散型」だからリスクに強い

マイクロ水力発電システムは、ひとつひとつは小さな発電所ですが、分散的に地域内に設置することが可能ですので、ひとつが何らかの理由で作動しなくとも、全体で供給をサポートしあうことが可能です。分散的なネットワーク型のシステムは、対応力が柔軟であるがゆえに従来のピラミッド型システムの安定性と補完しあうことができます。

BUSINESS MODEL ビジネスモデル

マイクロ水力発電システムは、新たなコストがかかりません

マイクロ水力発電システムを導入する際、自治体のみなさんには、新たな設置コストがかかりません。新たな負担なく水流と設置場所の賃貸料も得ることができます。また、設置・管理・運用もDK-Powerが担います。電気を販売することで得られた収益は、DK-Powerと設置された方との間で分配し、地域の皆さんに還元することも可能です。
自治体水道事業者
利益還元賃借契約
DK-Power
工事委託
地域工事事業者
クリーンエネルギー
送配電事業者

TECHNOLOGY 技術紹介

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OUR TEAM メンバー

松浦哲哉

松浦哲哉 取締役社長

1991年ダイキン工業入社。以来研究畑を歩み、近年はエネルギー関連の研究開発に従事。独自技術によるクリーンエネルギーの普及を目指し、DK-Powerを設立しました。
地域に眠る再生可能エネルギーを掘り起こし、地球環境への貢献と地域経済の活性化に役立てていきます。
石川吉彦

石川吉彦 取締役(マーケティング)

ダイキン工業では、ガスヒートポンプエアコンの営業を通じて節電、省エネに携わって参りました。DK-Powerでは、マイクロ水力発電という身近な発電システムを全国の水道事業者様にご提案し、ダイキングループ初の発電事業者として「創エネ」によって地域社会に貢献します。
池上裕之

池上裕之 テクニカルエンジニア

エンジニアとして省エネに関する研究開発、エンジニアリングに取り組んで参りました。マイクロ水力発電では、実証研究とパイロット事業で設置場所ごとに出る課題を解決してきました。この経験を活かし、これまでの水力発電にできなかったようなDK-Powerならでは創エネを提供します。
安井義貴

安井義貴 テクニカルエンジニア

これまで太陽光発電、マイクロ水力発電といった再生可能エネルギーに関する研究開発に取り組んで参りました。長年の研究開発で培った再生可能エネルギー導入の現場経験を活かして、1Whでも多くのクリーンエネルギーが生み出せるよう努力し、地球環境の改善に寄与していきます。
武田暁

武田暁 テクニカルエンジニア

ダイキン工業入社以来、定置型Liバッテリーの応用やヒートポンプ給湯機の群制御など、エネルギーマネジメントシステムの研究開発に取り組んで参りました。エネルギー需要の制御技術に加え、発電量をコントロールしやすいマイクロ水力発電を普及させ、理想のEMSをつくりあげていきます。
西垣裕幸

西垣裕幸 セールスマーケティング

再生可能エネルギーによる「創エネ」事業の営業を担当しております。マイクロ水力発電システムが、ダイキングループにとっての新たなCSV(Creating Shared Value)活動のプラットフォームとなるよう、DK-Power一丸となって作り上げていきます。

CONTACT お問い合わせ

現在、水道施設設備を管理している自治体にご利用いただいております。また、たくさんの水を利用している企業などにも導入することが出来ます。
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ABOUT 会社概要

ロゴマークについて:
私たちが創りだすエネルギーの源となる「水」の字をモチーフに、ダイキン工業が新領域へ歩みだす思いを込めた「D+K」を形取り、創エネの輪を世界中へ広げていく様を放射状の形に表現しました。また、「小さな星」を意味する記号「アスタリスク*」は、小さな創エネが大きなイノベーションを起こしていく様を表しています。
(Designed by Hiroyasu Kosuge @DAIKIN design)
株式会社DK-Power
所在地 大阪府吹田市垂水町3丁目21番地10号 ダイキン工業江坂ビル
TEL 06-6378-8733
代表者 取締役社長 松浦哲哉
資本金 4750万円
事業内容 自然エネルギーなどによる発電設備の設置、運用および保守管理、ならびに電力会社への電気の供給、および販売などに関する業務
人 員 6人
設 立 2017年6月7日

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