NEWS 最新情報
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水道施設での発電|福島地方水道用水企業団保原第二受水池でマイクロ水力発電2022-07-04
福島地方水道用水企業団・保原第二受水池にマイクロ水力発電を導入しました
福島地方水道用水供給企業団・保原第二受水池において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電システムを導入しました。福島地方水道用水供給企業団さまでは、福島増圧ポンプ所に引き続き2件目の導入となります。
福島地方水道用水供給企業団さまでは、二酸化炭素の排出削減と未利用エネルギーの有効活用を推進するため、省エネルギーや再生可能エネルギー設備の導入を進めておられます。今回の事業は、伊達市さまと協力して、すりかみ浄水場と保原第二受水池の落差による位置エネルギーを有効活用したマイクロ水力発電事業を官民連携により行うものです。
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保原第二受水池マイクロ水力発電所の概要
すりかみ浄水場(HWL205m)から保原第二受水池(HWL140m)への送水の余剰圧力(有効落差56m)を活用して発電いたします。流量は、5,268㎥/日です。
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福島地方水道用水供給企業団保原第二受水池(伊達市新井山配水池)です。
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マイクロ水力発電システムの設置状況です。保原第二受水池の流入弁室内に設けられています。
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年間で約136MWhの発電量を生み出す予定です。年間75トンのCO2削減に寄与します。
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2022年7月4日に開所式を行い、本格発電を開始します。
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えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所は2年経過2022-06-29
えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所は発電開始から2年
えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所は、2020年6月の発電開始から2年経過しました。
えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所は、又五郎谷水源から柿木原浄水場へ自然流下で流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電しています。
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2020年6月以降の月別の発電量推移です。水源からの水は、浄水場への流入と残りが農業水路へ分岐されています。当初、農業水路へ流れる水は、発電所手前で分岐されていましたが、発電量を増やすため、流路の見直しを行い、発電所を通過してから農業水路へ流れるように改造を行いました。これにより流量が長時間安定するようになりました。結果、2021年5月からは発電量が上昇しております。
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柿木原浄水場マイクロ水力発電所では、発電開始以降、320MWhの発電量が得られています。
当社は、今後もマイクロ水力発電所の安定運用に努め、えびの市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献してまいります。
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岸和田市HPで紹介(光明配水場マイクロ水力発電所)2022-06-24
岸和田市HPでマイクロ水力発電の設置について紹介
2022年6月14日記事にて「光明配水場マイクロ水力発電所が発電開始」と紹介しました。 岸和田市さまのHPでも、当社との官民連携による発電開始が紹介されています。
開所式における岸和田市長さまの見学のようすとコメントも紹介されています。
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/kishiwadai/20220613komyosyosuiryokuhatsuden.html
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群馬テレビで紹介(藤岡市南山配水池マイクロ水力発電所)2022-06-22
南山配水池マイクロ水力発電事業の協定締結式が群馬テレビで紹介
2022年6月20日に行われました藤岡市さまと当社の南山配水池マイクロ発電事業に係わる協定締結式の模様が群馬テレビで紹介されました。
https://nordot.app/911551777179484160
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協定締結式は、リモートで行われました。
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協定締結式(藤岡市南山配水池マイクロ水力発電所)2022-06-21
藤岡市さまと南山配水池におけるマイクロ水力発電事業の協定を締結
2022年6月20日に藤岡市役所にて藤岡市南山配水池におけるマイクロ水力発電事業の協定締結式が行われました。
協定締結式には、藤岡市長・新井雅博さまならびに関係各位にご参加いただきました。
本マイクロ水力発電事業は、上水道施設の有効活用と再生可能エネルギーを有効利用するため、官民連携による実施されます。 当社が南山配水池マイクロ水力発電所のイニシャル費およびランニング費を負担し、藤岡市さまには南山配水池における水の余剰エネルギーと設置場所をお貸しいただきます。 当社が電力会社への売電を行います。売電収益の一部は、売電還元料として、藤岡市さまにお支払いいたします。また、行政財産使用料および固定資産税も藤岡市さまにお受け取りいただきます。
藤岡市さまは、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を令和2年2月に宣言されており、今回の事業はその一環となります。
新井市長様からは、「売電収入の一部や施設使用料等、新たな収入の確保に加え、行政機関として環境負荷や温室効果ガス排出量の削減に大きく寄与できる事業として期待している」とのお言葉を頂戴しました。
協定締結式の様子です。今回は、コロナ感染防止のためリモートで実施しました。
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長野経済新聞で紹介(長野市上野配水池マイクロ水力発電所)2022-06-19
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豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所は3年経過2022-06-17
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所は稼働から3年経過
愛知県営水道尾張東部浄水場から豊田市高岡配水場へ自然流下で流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電しております。売電した利益の一部は、上下水道局様に還元し、豊田市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献しております。
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2019年5月10日の豊田市長さま出席による開所式以来3年が経過しました。 現在の高岡配水場マイクロ水力発電所のようすです。
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月別の発電量推移です。順調に稼働を続けており、2022年5月までで380MWhの発電量が得られております。
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豊田市さまは、「SDGs未来都市」としても選定されており、環境問題に熱心に取り組んでおられます。 当社も引き続き高岡配水場マイクロ水力発電所の安定稼働に努め、豊田市さまの環境行政に寄与してまいります。
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⇒ 『豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
日経新聞で紹介(藤岡市南山配水池マイクロ水力発電所)2022-06-15
群馬・藤岡市、上水道施設で水力発電 民間と、小型機器設置へ
2022年6月15日付の日本経済新聞(地域経済面)にて藤岡市南山配水池でのマイクロ水力発電事業が紹介されました。
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岸和田市光明配水場マイクロ水力発電所が発電開始2022-06-14
岸和田市光明配水場マイクロ水力発電所が竣工
岸和田市さまでは、地球温暖化対策実行計画を策定の上、持続可能な環境負荷の少ない低炭素社会の実現を目指されており、光明配水場にマイクロ水力発電を導入いただくことを2022年5月9日の記事にてお伝えしておりました。
光明配水場の入り口です。
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配水池です。
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光明配水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水場から送られてくる水を受水する際に発生する余剰エネルギーを活用して発電を行います。
流入弁室内に設けられたマイクロ水力発電システムです。年間117MWhの発電量が得られる予定です。
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岸和田市光明配水場マイクロ水力発電所が発電を開始
2022年6月13日、岸和田市光明配水場マイクロ水力発電所は開所式を行いました。
岸和田市・永野市長さまにより、起動ボタンが押され、発電を開始しました。
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その後、永野市長さまには、マイクロ水力発電システムを熱心にご見学いただきました。
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市長様からは、岸和田市のゼロカーボン宣言後、初めての具体的施策となるとのお話で評価いただきました。
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今後は、岸和田市さまの目指される持続可能な環境負荷の少ない低炭素社会の実現に寄与できるよう維持管理に努めてまいります。
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⇒ 『岸和田市光明配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
地域情報ポータルサイトで紹介(豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所)2022-06-13
豊中市の地域情報ポータルサイトで野畑配水場マイクロ水力発電所が紹介されました
豊中市の地域情報ポータルサイト『 TNN 豊中報道。2 』において、野畑配水場マイクロ水力発電所が紹介されました。
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信濃毎日新聞で紹介(長野市上野配水池マイクロ水力発電所)2022-06-12
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藤岡市HPで紹介(南山配水池マイクロ水力発電所)2022-06-10
藤岡市HPでマイクロ水力発電の導入について紹介
藤岡市さまのHPでも、当社との官民連携により南山配水池へ「マイクロ水力発電を導入します」と紹介されています。
https://www.city.fujioka.gunma.jp/soshiki/jogesuidobu/keiei/8/7113.html
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南山配水池です。
2020年より更新工事が進められてきました。
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更新工事の経過は藤岡市さまのHPにて紹介されています。
https://www.city.fujioka.gunma.jp/soshiki/jogesuidobu/suidokomu/3/896.html
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神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所は4年経過2022-06-07
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所は運転開始から4年経過
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所は、上流の平田配水池から藤原配水場へ水が流入する際の余剰エネルギーを使って発電しています。 発電開始から4年が経過しました。
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藤原配水場のようすです。
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藤原配水場の流入弁室(地下ピット)内に発電機を据え付けております。
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システム制御盤は屋外に設けております。
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月別発電量の推移です。4年間で500MWhの電力量をうみ出しました。大きなトラブルなく、順調に発電を続けております。
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今後も維持管理に努め、神戸市様とともにCO2削減に寄与してまいります。
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⇒ 『神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
日経新聞で紹介(長野市上野配水池マイクロ水力発電所)2022-06-03
DK-Power、長野市の配水池で水力発電 高低差を活用
2022年6月2日付の日本経済新聞にて2021年5月31日に発電開始式が開催された長野市上野配水池マイクロ水力発電所が紹介されました。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC020I10S2A600C2000000/
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信越放送で紹介(長野市上野配水池マイクロ水力発電所)2022-06-02
新たな可能性…「マイクロ水力発電」始まる、SDGsの実現も 長野市
2021年5月31日に開催されました長野市上野配水池マイクロ水力発電所の発電開始式の模様が信越放送で紹介されました。
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長野市上野配水池マイクロ水力発電所で発電開始式2022-06-01
長野市上野配水池マイクロ水力発電事業について
長野市さまでは、「第二次長野市環境基本計画」において、低炭素社会の実現を目指し公共施設に対する再生可能エネルギーの導入推進を掲げられています。今回その一環として、上野配水池へマイクロ水力発電を導入いただきました。
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夏目ケ原浄水場から上野配水池へ流入する際の余剰エネルギーを活用し発電いたします。 上野配水池へ流入量は、6,045㎥/日です。
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上野配水池の流入弁室に据え付けたマイクロ水力発電システムです。
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発電出力は13kW、年間発電量は110MWhを計画しております。
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上野配水池マイクロ水力発電所で発電開始式が開催されました
2022年5月31日、長野市上野配水池においてマイクロ水力発電所の発電開始式が開催されました。
長野市上下水道局の上平水道事業管理者さまからは、「本市が進める官民協働の推進、また新たな収入の創出はもとより、二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す長野県域の全市町村による「2050ゼロカーボン宣言」へのチャレンジにも大きく寄与するもの」と評価いただきました。
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起動スイッチを押して、発電を開始しました。
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当社としましても、上野配水池マイクロ水力発電事業を通して、長野市様の進める環境行政に寄与できるよう努めてまいります。
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⇒ 『長野市上野配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
読売新聞で紹介(藤岡市南山配水池マイクロ水力発電所)2022-05-30
藤岡市、来年3月にマイクロ水力発電導入 年間70世帯分見込み
2022年5月27日付の読売新聞(群馬県版)にて、藤岡市南山配水池においてマイクロ水力発電事業が実施されることが報じられました。
https://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20220526-OYTNT50119/
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水道施設での発電|藤岡市南山配水池でマイクロ水力発電2022-05-27
群馬県藤岡市南山配水池にマイクロ水力発電を導入します
藤岡市は、群馬県の南西部に位置する人口6.3万人のまちです。世界遺産『富岡製糸場と絹産業遺産群』の構成資産のひとつである養蚕改良高山社(養蚕の研究・教育機関)跡があります。
藤岡市さまでは、2050年までに市域の温室効果ガス実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を令和2年に宣言されており、自然と共生できる社会づくりを目指して、様々な環境施策の取り組みを推進されています。今回、その一環として、南山配水池にマイクロ水力発電を導入いただくことになりました。
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南山配水池への送水で発生する余剰エネルギーを活用した発電事業
南山配水池マイクロ水力発電所は、上流の中央浄水場からの送水を南山配水池で受水する際に発生する余剰エネルギーを活用します。
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予定される年間発電量は約211MWhで、一般家庭70世帯分に相当します。
当社が藤岡市さまから場所をお借りし、マイクロ水力発電所の設立のための初期投資および維持管理費は当社がすべて負担いたします。当社は、発電した電力を固定価格買取制度を活用して売電いたします。売電収入の一部は、藤岡市さまへ還元いたします。
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2022年5月26日の定例記者会見において藤岡市さまから導入について発表されています。
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本事業を通じて藤岡市さまの脱炭素社会づくりに貢献してまいります。
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金剛東配水池マイクロ水力発電所は1年経過2022-05-23
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所は1年経過
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所は、2021年5月の開所セレモニーから1年が経過しました。
金剛東配水池マイクロ水力発電所は、上流の滝畑ダムから日野浄水場、上原減圧水槽を経由して送水される水の余剰エネルギーを活用して発電しています。上原減圧水槽でも水力発電を行っています。
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金剛東配水池です。
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金剛東配水池の流量弁室にマイクロ水力発電システムは設けられています。
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1年間の月別発電量推移です。これまで133MWhの発電量が得られています。
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SDGs未来都市でもある富田林市様の環境行政のお役に立てるよう今後も努めてまいります。
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⇒ 『金剛東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
豊中市HPで紹介(野畑配水場マイクロ水力発電所)2022-05-20
豊中市HPで掲載
豊中市さまのHPにて、「野畑配水場小水力発電事業」が紹介されています。
事業内容についてのパンフレットも入手できます。
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https://www.city.toyonaka.osaka.jp/jogesuido/jigyoannai/kankyo_torikumi/hatsuden/nobatakehatu.html
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⇒ 『野畑配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は6年経過2022-05-16
神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は発電開始から6年
神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は、有効落差41m、流量300㎥/hで最大発電電力24.1kWのシステムです。 2016年4月の発電開始から6年が経過しました。
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6年経過した福谷中層配水池マイクロ水力発電所のようすです。
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配水池流入弁室(地下ピット)に設置されたマイクロ水力発電機です。
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屋外に設けられたシステム制御盤のようすです。
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月別発電量の推移です。6年間で1200MWhの電力量をうみ出しました。大きなトラブルなく、順調に発電を続けております。
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今後も維持管理に努め、神戸市様とともにCO2削減に寄与してまいります。
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⇒ 『神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
中日新聞で紹介(尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所)2022-05-13
配水場にマイクロ水力発電 尾張旭市、82戸分の電力見込む
2022年4月28日の中日新聞で尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所が紹介されました。
https://www.chunichi.co.jp/article/461192
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⇒ 『尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|岸和田市光明配水場でマイクロ水力発電2022-05-09
岸和田市光明配水場にマイクロ水力発電を導入します
岸和田市は、大阪府の南部、泉州地域の中心部に位置する人口約19万人の街です。 毎年秋に開催される岸和田だんじり祭で全国的に有名です。2022年11月1日には、市制施行100周年を迎えます。
岸和田市さまでは、地球温暖化対策実行計画を策定の上、持続可能な環境負荷の少ない低炭素社会の実現を目指されていることから、このたび光明配水場にマイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
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当社では、大阪府内で8カ所目のマイクロ水力発電所です。
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光明配水場の受水で発生する余剰エネルギーを活用した発電事業
光明配水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水場から送られてくる水を受水する際に発生する余剰エネルギーを活用します。
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年間117MWhの発電量が得られることを想定しています。
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すでに2021年度の事業計画認定をいただいております。
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現在、発電所の工事を始めております。
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2022年度上期中に発電を開始する予定です。
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富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所は2年経過2022-05-02
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所が稼働開始から2年経過しました
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所は、本格稼働から2年を経過しました。
上流の日野浄水場から上原減圧水槽までの総落差39mと平均流量800㎥/hを有効利用して発電しています。
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現在の上原減圧水槽マイクロ水力発電所のようすです。
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地下ピット内の発電機です。
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稼働から2年間の月間発電量の推移です。2021年1月末から4月初旬にかけて、送水管の緊急工事のための停止がありましたが、それ以外は順調に発電を行っています。
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今後も上原減圧水槽マイクロ水力発電所の維持管理に努め、富田林市様のSDGsに貢献してまいります。
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⇒ 「富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所」関連記事へ -
水走配水場マイクロ水力発電所は1年経過2022-04-28
水走配水場マイクロ水力発電所は発電開始から1年経過
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所は、発電開始から1年が経過しました。
上流の浄水場から水走配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電しています。
現在の水走配水場マイクロ水力発電所のようすです。1年経過しましたが、順調に稼働しています。
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発電開始から1年分の月間発電量推移です。
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順調な発電が続き、発電開始から1年間で500MWhの発電量が得られました。
今後も東大阪市さまの環境政策へ貢献できるよう官民連携による水力発電を進めてまいります。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
事業計画認定(佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所)2022-04-25
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結を行った後、「事業計画認定」の申請を行います。
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牛尾配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定
上記手続きを行い、佐賀西部広域水道企業団・牛尾配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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牛尾配水池マイクロ水力発電所は、2022年度上期での発電開始を予定しております。
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⇒ 『佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
読売新聞で紹介(八尾市高安受水場マイクロ水力発電所)2022-04-22
水道施設を活用 小水力発電を開始 八尾市
2022年4月19日の読売新聞大阪面にて八尾市高安受水場マイクロ水力発電所が紹介されました。
大松市長様の「税金をほぼ支出することなく新たな財源を生みだし、二酸化炭素も削減できる事業だ。今後も公民連携を強めたい」とのコメントも掲載されています。
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⇒ 『八尾市高安受水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
今泉配水場マイクロ水力発電所は1年経過2022-04-19
今泉配水場マイクロ水力発電所は発電開始から1年経過
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所は、発電開始から1年が経過しました。
奈良県営水道西部調整池(標高181m)から今泉配水場(標高122m)へ送水される59mの落差エネルギーのうち、今泉配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行っております。
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香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所のようすです。
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地下ピットの入り口です。発電機は地下ピット(流量弁室)に収められています。
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1年経過後の地下ピット内の発電機の様子です。特に異常はなく順調に稼働しています。
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発電開始から1年分の月間発電量推移です。
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年間353MWhの発電量が得られる計画でしたが、順調な発電が続き、発電開始から1年間で410MWhの発電量が得られました。
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⇒ 「香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
尾張旭市HPでも紹介(尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所)2022-04-16
尾張旭市HPでも柏井配水場マイクロ水力発電所の発電開始が紹介
2022年4月より本格稼働を開始した柏井配水場マイクロ水力発電所が、市のHPでも紹介されています。
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広報誌「あさひ」2022年4月15日号 の11ページ目でも紹介されています。
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尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所は発電開始しています2022-04-13
尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所が本格稼働
再生可能エネルギーの有効活用を図るため、柏井配水場(尾張旭市大字新居字柏井地内)において、官民連携により「マイクロ水力発電施設」を設置し、試運転を経て、令和4年4月から本稼働しています。
柏井配水場でのマイクロ水力発電事業は、尾張旭市さまより設置場所を貸与いただき、当社が設備の設置及び維持管理を行うもので、尾張旭市さまへは発電によって得られる売電利益の一部等が還元されます。
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尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所のようす
愛知県企業庁高蔵寺浄水場から柏井配水場内の配水池へ流入する水の余剰圧力を利用して発電しております。
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発電機を設置するために新たに地下ピットを設けました。
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地下ピットの施工の様子です。
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完成した地下ピット内の発電機の様子です。
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4月に入ってからの日別発電量の様子です。日によって流入流量が異なるため発電量に変動はありますが、安定的に運転が続いております。年間では、294MWhの発電量を見込んでいます。
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本官民連携事業を通じ、尾張旭市さまの環境取り組みに寄与できるよう安定運用に努めてまいります。
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⇒ 『尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
八尾市HPでも紹介(高安受水場マイクロ水力発電所)2022-04-10
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長野市上野配水池でマイクロ水力発電機を据付け2022-04-07
長野市上野配水池マイクロ水力発電所の工事を行っています
長野市上野配水池マイクロ水力発電所でマイクロ水力発電機の据付け工事を行いました。
長野市上野配水池マイクロ水力発電所は、上流の夏目ケ原浄水場から上野配水池へ流入する水の余剰エネルギーを活用し発電いたします。
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マイクロ水力発電機は地下の流入弁室に設置しました。設置前後のようすです。
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長野市上野配水池マイクロ水力発電所は、2022年度上期の発電開始予定です。
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⇒ 『長野市上野配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
事業計画認定(なかとかち浄水場マイクロ水力発電所)2022-04-05
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結を行った後、「事業計画認定」の申請を行います。
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なかとかち浄水場マイクロ水力発電所の事業計画認定
上記手続きを行い、十勝中部広域水道企業団・なかとかち浄水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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⇒ 『なかとかち浄水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
八尾市高安受水場マイクロ水力発電所で開所式2022-03-31
八尾市高安受水場マイクロ水力発電事業について
令和3年(2021年)4月1日、八尾市さまは脱炭素社会の実現に向けて、2050年度までに市域の二酸化炭素排出量実質ゼロをめざす「ゼロカーボンシティ」へチャレンジすることを宣言されました。
今回、その一環として、八尾市高安受水場でマイクロ水力発電事業を実施いたします。事業は八尾市さまと当社の公民協働によるもので、未利用であった送水圧力エネルギーを有効活用し、再生可能エネルギー電力をうみだします。
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高安受水場マイクロ水力発電所は、最大流量0.744㎥/s、最大有効落差30.4mを想定し、新設した地下ピット内に4台の発電機を設置しております。
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年間発電電力量は、1012MWhを予定しております。
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八尾市高安受水場マイクロ水力発電所の開所式が開催されました
2022年3月30日に高安受水場にてマイクロ水力発電所の開所式が執り行われました。
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冒頭、八尾市・大松市長さまよりご挨拶いただきました。 市長さまからは、『昨年4月1日に宣言した、2050年度までに市域の二酸化炭素 排出量 実質ゼロをめざす「ゼロカーボンシティー」へのチャレンジにも大きく寄与する』と本事業への期待のお言葉をいただきました。
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その後、大松市長さま、奥田市議会議長さま、赤鹿水道事業管理者さま、当社社長により起動ボタンが押され、本格稼働が始まりました。
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メディア取材もあり、八尾市さまの環境貢献PRにもつながったと思います。
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当社としましては、本事業を通じて、八尾市さまの環境負荷の低減や環境啓発に寄与してまいります。
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⇒ 『八尾市高安受水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
電気新聞で紹介2022-03-28
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事業計画認定(広島県黒瀬調整池マイクロ水力発電所)2022-03-25
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結を行った後、「事業計画認定」の申請を行います。
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広島県黒瀬調整池マイクロ水力発電所の事業計画認定
上記手続きを行い、広島県黒瀬調整池マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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⇒ 『黒瀬調整池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
かずさ広域中台浄水場マイクロ水力発電所は3年経過2022-03-22
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事業計画認定(長野市上野配水池マイクロ水力発電所)2022-03-16
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結を行った後、「事業計画認定」の申請を行います。
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長野市上野配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定
上記手続きを行い、長野市上野配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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⇒ 『長野市上野配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所のようす2022-03-09
東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所は順調に発電しています
2021年7月に据え付けが完了し、発電を開始していました東海ポンプ場マイクロ水力発電所は、順調に稼働を続けております。
愛知県企業庁上野浄水場から東海市さまが所有する東海ポンプ場に接続する管路で生じる受水圧力と運用圧力から生じる「余剰エネルギー」を活用し、再生可能エネルギー電力を生み出しております。
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2021年8月以降の月別発電量推移を示します。月間約2万kWhの発電量が安定定期に得られております。
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東海市さまの環境ビジョン “「未来につなぐ 美しいふるさと東海」の実現” に貢献できるよう今後も安定運用に努めてまいります。
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⇒ 『東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
日経新聞で紹介(福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所)2022-03-04
『上水道施設に小型発電設備、ダイキン系が福島市で導入』
2022年2月25日付の日経新聞にて、福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所が紹介されました。
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上水道施設に小型発電設備、ダイキン系が福島市で導入: 日本経済新聞 (nikkei.com)
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福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所は、2022年1月31日の開所式以来、安定して運転を続けております。 日別の発電量推移です。安定的に発電できていることがわかります。
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⇒ 『福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所』関連記事へ -
『月刊省エネルギー』での掲載記事2022-03-01
「上水道施設で普及が進むDK-Power のマイクロ水力発電システム」
2022年2月14日に紹介しておりました雑誌『月刊省エネルギー』(発行:一般財団法人 省エネルギーセンター)2月号の掲載記事をアップします。
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長岡京市東配水池マイクロ水力発電所のようす2022-02-24
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所は稼働から1年
長岡京市では北ポンプ場に引き続き2件目の導入である「長岡京市東配水池マイクロ水力発電所」が、稼働から1年経過しました。
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所は、乙訓浄水場(京都府営水道)からの送水を東配水池で受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電しています。
当社は、長岡京市様よりの東配水池の土地と建物を一部借り受け、当社負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行っております。当社から長岡京市様へは、水の余剰エネルギーの使用および土地使用等に対する対価をお支払いしています。
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長岡京市東配水池の流入ピット内に設置されたマイクロ水力発電所発電システムの1年経過した様子です。順調に稼働を続けております。
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長岡京市東配水池マイクロ水力発電所における1年間の月別発電量推移を示します。1年間で85MWhの再生可能エネルギー由来の電力発電量が得られました。
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今後も安定稼働に努め、長岡京市様の環境政策に貢献してまいります。
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接続契約(なかとかち浄水場マイクロ水力発電所)2022-02-17
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『月刊省エネルギー』で掲載2022-02-14
上水道施設で普及が進む DK-Power のマイクロ水力発電システム
雑誌『月刊省エネルギー』(発行:一般財団法人 省エネルギーセンター)2月号の「今からできる新たな脱炭素シフト」特集において、弊社取り組みが「上水道施設で普及が進むDK-Power のマイクロ水力発電システム」と題し、紹介されました。
当社のマイクロ水力発電システムの特長や具体的事例として、東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所が紹介されています。
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佐久地域流域水循環計画で紹介(浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所)2022-02-09
佐久地域流域水循環計画で浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所が紹介されました
「佐久地域流域水循環計画」は、長野県佐久地域における水資源の将来像を設定し、将来像の実現へ向けた基本方針と取組の方向性を示すマスタープランです。
プラン中の『佐久地域における水に関する取組』における『水循環と地球温暖化』の項において、地球温暖化緩和策の事例として浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所が紹介されました。 (佐久地域流域水循環計画 53ページにて紹介)
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福島建設工業新聞で紹介(福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所)2022-02-07
「福島増圧ポンプ所 小型水力発電を開始」
2022年2月2日付の福島建設工業新聞にて、福島増圧ポンプ所でマイクロ水力発電が開始されたことが報じられました。
福島地方水道用水供給企業団の木幡企業長(福島市長)からの 『ゼロカーボンに向けた事業は重要。福島ならではの落差を活かした小水力発電にできる限り取り組む』というコメントも紹介されました。
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⇒ 『福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所』関連記事へ -
福島民報で紹介(福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所)2022-02-04
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福島民友新聞で紹介(福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所)2022-02-02
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福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所で開所式2022-02-01
福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所で開所式が開催されました
2022年1月31日に福島地方水道用水供給企業団の福島増圧ポンプ所にて、マイクロ水力発電所の開所式が挙行されました。
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福島地方水道用水供給企業団の木幡企業長(福島市長)にもご出席いただきました。
発電所開所に先立ち、安全祈願を行いました。
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安全祈願の後、木幡企業長(福島市長)によりマイクロ水力発電システムを起動いただきました。
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木幡企業長(福島市長)からのご挨拶では、公共施設を活用した脱炭素事業の重要性についてお話いただきました。
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木幡企業長(福島市長)には、実際に設置されたマイクロ水力発電システムのご見学もいただき、熱心に説明をお聞きいただきました。
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今後は、福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所の安定稼働に努めて、CO2削減に貢献してまいります。
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⇒ 『福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|福島増圧ポンプ所にマイクロ水力発電を導入2022-01-31
福島地方水道用水供給企業団・福島増圧ポンプ所にマイクロ水力発電システムを導入しました
福島地方水道用水供給企業団・福島増圧ポンプ所において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電システムを導入しました。
福島地方水道用水供給企業団さまは、福島県北部に位置する福島市・二本松市・伊達市・桑折町・国見町・川俣町の3市3町へ水道水を届ける地方公共団体です。今回マイクロ水力発電システムを導入した福島増圧ポンプ所は、福島市南部に位置しています。すりかみ浄水場から自然流下による送水をポンプ井で受け、下流の標高が高い福島南部受水池および安達受水池へポンプ圧送しています。
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福島地方水道用水供給企業団さまでは、第二期事業運営計画を策定され、CO2排出削減や未利用エネルギーの有効活用のため省エネルギーや再生可能エネルギー設備の導入を検討されてきました。今回その一環として、福島増圧ポンプ所における未利用落差による位置エネルギーを有効活用したマイクロ水力発電事業を官民連携により行います。
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福島増圧ポンプ所でのマイクロ水力発電事業の概要
福島増圧ポンプ所マイクロ水力発電所は、上流のすりかみ浄水場から福島増圧ポンプ所ポンプ井へ流入する水の余剰圧力を活用します。 マイクロ水力発電システムは、既存の流入調整電動弁をバイパスする形で設置しました。
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すりかみ浄水場と福島増圧ポンプ所ポンプ井には、67.7~77.5mの落差があり、ポンプ井への流入流量は、最大480㎥/hです。予想される年間発電量は、402MWhとなります。CO2削減量は、年間223t(排出係数: 0.000555tCO 2 /kWhの場合)となります。
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発電システムの取付イメージです。
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実際に取り付けられたようすです。
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安定的な発電を維持し、福島での再エネ普及およびカーボンニュートラル化に寄与してまいります。
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江南市広報紙で紹介(江南市下般若配水場マイクロ水力発電所)2022-01-28
『江南の水道』で下般若配水場マイクロ水力発電所が紹介されました
『江南の水道』は、江南市水道部が発行する広報紙です。令和4年2月号にて下般若配水場でのマイクロ水力発電が紹介されました。
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接続契約(佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所)2022-01-25
佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所の系統電力網との接続契約
佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池で導入を進めているマイクロ水力発電所では、九州電力送配電株式会社への接続申請を進め、接続契約(系統連系に係る契約のご案内)が届いております。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進んでおります。
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牛尾配水池マイクロ水力発電所は、2022年上期での発電開始を予定しております。
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⇒ 『佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
日経産業新聞で紹介2022-01-20
ダイキン、小水力の発電設備 ~新方式、上水道の水路に設置~
2022年1月19日付の日経産業新聞にて『ダイキン、小水力の発電設備 ~新方式、上水道の水路に設置~』と題し、吹田市佐井寺配水場におけるマイクロ水力発電が紹介されました。
吹田市さまからの『水道事業にも環境配慮への要求が強まるなか、運用面や資金面で安心できる』とのコメント紹介とともに、吹田市での2カ所目導入や非常用電源としての活用についても触れられています。
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事業計画認定(八尾市高安受水場マイクロ水力発電所)2022-01-18
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結を行った後、「事業計画認定」の申請を行います。
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八尾市高安受水場マイクロ水力発電所の事業計画認定
上記手続きを行い、八尾市高安受水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただいております。
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⇒ 『八尾市高安受水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|八尾市高安受水場にマイクロ水力発電所を導入いたします2022-01-13
八尾市高安受水場にマイクロ水力発電を導入します
八尾市は、大阪府の中央部東寄りに位置する人口26.3万人(2021年12月末)の中核市です。中小企業を中心に、高度な技術力と製品開発力を誇る「ものづくりのまち」です。
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チャレンジやお
八尾市さまは、近年の低炭素社会から脱炭素社会への世界的な潮流等、地球温暖化に関わる社会情勢の変化を踏まえ、より効果的に取組を推進していくため、「八尾市地球温暖化対策実行計画(チャレンジやお)」を策定し、脱炭素社会の実現を目指されています。
「八尾市地球温暖化対策実行計画(チャレンジやお)」の中では、再生可能エネルギー設備の導入を推進し、市で使用する化石燃料を再生可能エネ ルギーに代替することで温室効果ガス排出量を削減します。また、これらのエネルギーを施設内で活用、または電力会社等へ売電することで、市域等でのエネルギー自給率の向上に寄与することが謳われています。
こうした環境政策の一環として、八尾市高安受水場において、エネルギーの有効利用を進めることを目的としたマイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
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高安受水場マイクロ水力発電所の概要
八尾市高安受水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水場から高安受水場に接続する管路において受水圧力から生じる「余剰エネルギー」を活用し、マイクロ水力発電事業を行います。
平均流量は2400㎥/hで、有効落差は29mを想定しています。流量が多いので、当社発電機を4台並列で運転いたします。年間発電量は1012MWhを想定しております。
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官民連携の「場所貸し」スキームで導入
当社は八尾市さまから受水場での発電所設置場所をお借りした上、マイクロ水力発電システムを設置いたします。マイクロ水力発電システム設置に係る初期投資およびメンテナンス費は当社が負担いたします。発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度により売電し、八尾市さまには施設利用料および売電利益の還元をいたします。
八尾市さまには、発電場所を提供いただくことで、費用負担することなく、官民連携で環境にやさしい再生可能 エネルギーの普及を促進していただけるとともに、行政財産使用料および売電利益の還元による収入の増加を見込んでいただけます。
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中日新聞で紹介(江南市下般若配水場マイクロ水力発電所)2022-01-10
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楠根配水場マイクロ水力発電所は1年経過2022-01-05
楠根配水場マイクロ水力発電所は試験運用開始から1年経過
寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所は、試験運用開始から1年が経過しました。
楠根配水場マイクロ水力発電所は、大阪広域水道企業団から楠根配水場に流入する水の余剰圧力を有効利用して発電しております。
現在の楠根配水場マイクロ水力発電所のようすです。試験運用開始以来、順調に稼働を続けています。
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次写真手前がシステム制御盤です。マイクロ水力発電機が2台稼働していますので、システム制御盤も2基並んでいます。
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地下ピット内に収められたマイクロ水力発電機です。
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2020年12月の試験運用開始以降の月別発電量(kWh)の推移です。これまでに530MWhの発電量が得られています。
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寝屋川市上下水道局さまのご協力で、より一定受水に近い形で運用いただけるようになったため、2021年11月以降の発電量が増えています。これによりCO2削減量が増え環境貢献につながるとともに、寝屋川市様への売電還元も増額できるようになりました。
今後も寝屋川市さまと協力し、CO2削減に努めてまいります。
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⇒ 『寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
事業計画認定取得(尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所)2021-12-28
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができません。 接続契約が締結されれば、「事業計画認定」の申請を行います。
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尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所は、2022年4月の稼働を目指しています。
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⇒ 『尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
下般若配水場マイクロ水力発電所が発電開始2021-12-22
江南市下般若配水場マイクロ水力発電所が発電開始しました
愛知県江南市下般若配水場マイクロ水力発電所が完成し、発電を始めました。
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下般若配水場マイクロ水力発電所は、県水供給元である犬山浄水場から下般若配水場までの約64mの落差を活用いたします。落差エネルギーのうち、下般若配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行います。年間発電量は341MWhを計画しております。
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屋外に水力発電システムをコントロールするシステム制御盤と系統連系用キュービクルを設置しております。(手前がシステム制御盤、奥がキュービクル)
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市長および市議会議員さまの見学会を開催
発電開始にあたり、2021年12月20日には江南市市長および市議会議員の皆様への見学会が江南市水道部さまにより開催されました。
見学会には、たくさんの方にお集まりいただきました。見学に先立ち、当社より発電システムおよび事業内容の説明をさせていただきました。
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その後、現場見学をいただきました。
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本発電事業では、発電システムの初期導入費およびメンテナンス費はすべて当社が負担の上、売電を行います。得られた収益の一部を江南市様に還元いたします。 参加された先生方からも大変良い取り組みとの評価をいただきました。
当社としてましては、マイクロ水力発電システムの維持管理に努め、江南市様が目標とされる「みんなでつくる持続可能で快適な生活環境都市」 の実現に貢献できるよう努めてまいります。
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⇒ 『江南市下般若配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
産経新聞で当社事業の紹介2021-12-20
ダイキン「水道発電」 全国拡大 全額負担で発電機設置 自治体に売電収入還元
2021年12月17日の産経新聞で当社「マイクロ水力発電」事業が取り上げられました。
これまでに19道府県の46カ所で導入契約を結び、その一例として大阪府東大阪市の水走配水場マイクロ水力発電所が取り上げられています。
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接続契約(長野市上野配水池マイクロ水力発電所)2021-12-17
長野市上野配水池マイクロ水力発電所の系統電力網との接続契約
長野市上野配水池で導入を進めているマイクロ水力発電所では、中部電力パワーグリッド株式会社への接続申請を進めておりました。
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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長野市上野配水池マイクロ水力発電所は、2022年度の発電開始を目指しております。
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⇒ 『長野市上野配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
共同通信で当社事業の紹介2021-12-14
水道でマイクロ発電広がる 身近な“資源”再エネに
共同通信で、当社「マイクロ水力発電」事業が取り上げられました。水道管を流れる水を活用した同システムは、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーとして注目されており、これまでに19都道府県の46か所で導入に関する協定を結んでいることが紹介されました。
導入費用を当社が全額負担して発電機を設置し売電収入の一部を自治体に還元する仕組みとその事例として、東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所が取り上げられました。東大阪市担当者さまの「環境に配慮した取り組みを官民連携で発信でき、市にも負担が掛からない」として喜んでいただいている声も紹介されました。
2021年12月12日には、奈良新聞、北國新聞において関連記事が掲載されています。
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水道施設での発電|なかとかち浄水場マイクロ水力発電に係る基本協定書を締結2021-12-09
十勝中部広域水道企業団・なかとかち浄水場にマイクロ水力発電を導入します
十勝中部広域水道企業団様と当社は、なかとかち浄水場においてエネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電事業を協力して行う基本協定書を締結しました。
十勝中部広域水道用水供給事業では、なかとかち浄水場で作った水道用水を十勝中部に位置する帯広市・音更町・幕別町・芽室町・池田町・中札内村・更別村の1市4町2村に供給されています。 なかとかち浄水場は、帯広市の南の中札内村にあります。
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今回の発電事業は、札内川の取水口から沈砂池を経由し、なかとかち浄水場へ流入する導水の余剰エネルギーを活用して発電を行います。なかとかち浄水場内の着水井手前の既設弁をバイパスする形で発電システムを設置します。
年間約1000MWhの発電量を見込んでいます。
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官民連携の「場所貸し」スキームで導入
当社は企業団様から着水井手前の場所をお借りした上、マイクロ水力発電システムを設置いたします。マイクロ水力発電システム設置に係る初期投資およびメンテナンス費は当社が負担(企業団様の自家消費分は除く)いたします。発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度により売電(一部は企業団様の自家消費)し、企業団様には施設利用料および売電利益の還元をいたします。
企業団様には、発電場所を提供いただくことで、費用負担することなく、官民連携で環境にやさしい再生可能 エネルギーの普及を促進していただけるとともに、行政財産使用料および売電利益の還元による収入の増加を見込んでいただけます。
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事業計画認定取得(江南市下般若配水場マイクロ水力発電所)2021-12-06
江南市下般若配水場マイクロ水力発電所のようす
設置が完了した江南市下般若配水場マイクロ水力発電所のようすです。江南市下般若配水場マイクロ水力発電所は、固定価格買い取り制度を使って売電を行います。
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固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。
―
「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができません。 接続契約が締結されれば、「事業計画認定」の申請を行います。
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江南市下般若配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、江南市下般若配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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江南市下般若配水場マイクロ水力発電所は、現在試運転を開始しております。
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⇒ 『江南市下般若配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所は1年経過2021-12-01
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所は発電開始から1年経過
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所は、発電開始から1年が経過しました。
河北配水場マイクロ水力発電所は、上流の犬山浄水場から河北配水場への約50mの落差を活用しています。落差エネルギーのうち、河北配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行っています。
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河北配水場マイクロ水力発電所の現在のようすです。発電開始以来、順調に稼働を続けています。
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1年間の月別発電量の推移です。約220MWhの発電量が得られました。
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今後も維持管理に努め、丹羽広域事務組合様の二酸化炭素排出量抑制への積極的取り組みに寄与してまいります。
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水走配水場マイクロ水力発電所のようす2021-11-26
東大阪市水走配水場は7か月経過
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所は、2021年4月から本格稼働しております。
現在の東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所のようすです。これまで多くのメディアさまでご紹介いただき、11月24日にも取材いただきました。
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2021年4月以降順調に稼働を続け、10月末までに300MWh超の発電量が得られております。
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今後も東大阪市さまの環境政策へ貢献できるよう官民連携で進めてまいります。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
接続契約(広島県黒瀬調整池マイクロ水力発電所)2021-11-22
黒瀬調整池での系統電力網との接続契約
広島県広島水道事務所黒瀬調整池で導入を進めているマイクロ水力発電所では、中国電力ネットワーク株式会社への接続申請を進めておりました。
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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黒瀬調整池マイクロ水力発電所は、2022年度の発電開始を目指しております。
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⇒ 『黒瀬調整池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所は2年経過2021-11-16
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所は発電開始から2年経過
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所は、発電開始から2年が経過しました。
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水池から佐井寺配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電しております。
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2年が経過した佐井寺配水場マイクロ水力発電所のようすです。
2年間の月間発電量の推移です。安定した発電が続いています。2年間で350MWhの電力量をうみだしました。180トンのCO2削減に貢献したことになります(電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合)。
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⇒ 『吹田市佐井寺配水場マイクと水力発電所』関連記事へ -
東洋経済オンラインで当社取組みの紹介2021-11-12
「自治体負担0で水力発電」 ダイキンが尽力の理由
東洋経済オンラインにて当社取組みを紹介しています。
導入自治体として、豊中市様からのコメントも掲載されてい
ます。
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えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所のようす2021-11-09
えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所の発電状況
えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所は、2020年6月より発電を行っています。
又五郎谷水源から柿木原浄水場へ自然流下で流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電しています。
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現在の柿木原浄水場マイクロ水力発電所のようすです。
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2020年6月以降の月別の発電量推移です。水源からの水は、浄水場への流入と残りが農業水路へ分岐されています。当初、農業水路へ流れる水は、発電所手前で分岐されていましたが、発電量を増やすため、流路の見直しを行い、発電所を通過してから農業水路へ流れるように改造を行いました。これにより流量が長時間安定するようになりました。結果、2021年5月からは発電量が上昇しております。
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柿木原浄水場マイクロ水力発電所では、発電開始以降、190MWhの発電量が得られています。
当社は、今後もマイクロ水力発電所の安定運用に努め、えびの市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献してまいります。
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電波新聞で当社取組みが紹介されました2021-11-06
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下般若配水場でマイクロ水力発電機を据付け2021-11-03
江南市下般若配水場マイクロ水力発電所の工事のようす
2021年10月1日の記事で工事開始をお伝えしておりました江南市下般若配水場マイクロ水力発電所でマイクロ水力発電機の据付け工事を行いました。
江南市下般若配水場マイクロ水力発電所は、上流の犬山浄水場から下般若配水場までの約64mの落差のうち、下般若配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、発電します。マイクロ水力発電機は、下般若配水場のポンプ室内に設置しております。
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マイクロ水力発電機の設置のようすです。
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工事は順調に進んでおり、2021年度発電開始予定です。
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⇒ 『江南市下般若配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所のようす2021-10-28
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所は発電開始から1年経過
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所は、発電開始から1年が経過しました。
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所は、寺山ダムから寺山浄水場の導水の余剰エネルギーを利用して発電します。マイクロ水力発電システムは、寺山浄水場の着水井手前に導入されています。
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寺山浄水場の入場門から見た発電所の位置です。
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建屋内の流量調整弁室に設けられたマイクロ水力発電システムの現在のようすです。
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発電機のようすです。
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発電開始から1年経過しました。月別の発電量推移を示します。110MWhの発電量が得られています。
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今後も維持管理に努め、CO2削減に貢献してまいります。
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⇒ 『矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道産業新聞で紹介(佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所)2021-10-25
佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電事業が水道産業新聞で紹介されました
2021年10月4日付の水道産業新聞において、佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電事業に関する協定締結が紹介されました。
『配水池にマイクロ水力発電 佐賀西部広域(企) オンラインで協定締結』と題し、2021年9月10日に実施された協定締結式のようすを伝えています。
企業長の稲富さまより、『水道事業は多くの電力を消費している。今回の協定を機に、より効率的な電気エネルギーに使用や、石油代替エネルギー利用を推進できれば」というコメントが紹介されています。
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⇒ 『水道施設での発電|牛尾配水池にマイクロ水力発電所を導入いたします』へ -
日本水道新聞で紹介(佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所)2021-10-21
佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電事業が日本水道新聞で紹介されました
2021年9月27日付の日本水道新聞(5674号)において、佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電事業に関する協定締結が紹介されました。
『余剰水圧を有効活用 佐賀西部広域(企)・DK-Power マイクロ発電で協定』と題し、佐賀西部広域水道企業団さまからの「環境負荷のない電力を生み出すという、国および当企業団ががめざす環境・エネルギー施策に合致する事業」とのコメントが紹介されています。
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⇒ 『水道施設での発電|牛尾配水池にマイクロ水力発電所を導入いたします』へ -
地元ケーブルテレビ番組で紹介(東大阪市水走配水場)2021-10-18
東大阪市広報番組「虹色ねっとわーく」で紹介
東大阪市の行事や催し、お知らせ、まちの話題などを紹介する市の広報番組「虹色ねっとわーく」で、水走配水場マイクロ水力発電所のようすを取材いただきました。
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東大阪市のご担当者様のコメントも収録されました。
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2021年10月22日(木) 12,15,18,22時の計4回、東大阪市の広報番組である『虹色ねっとわーく』で放送予定です。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
自治体EXPOフォーラムにて官民連携事例として紹介2021-10-14
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電事業が自治体EXPOフォーラムで紹介されました
2021年10月11日に開催されました第1回自治体EXPOフォーラム(一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構により主催)にて、東大阪市野田市長さまより、東大阪市で実施中の水走配水場マイクロ水力発電事業を官民連携事例として紹介いただきました。
第1回自治体EXPOフォーラムは、大阪・関西万博に向けて、地域経済・産業の発展といのち輝く未来社会づくりを進めるために、夢洲機構に参画する22自治体のうち5市(東大阪市・岸和田市・高槻市・泉佐野市・阪南市)の市長による講演、プレゼンテーション、座談会が催されたものです。
東大阪市野田市長さまから、大阪・関西万博コンセプトである”未来社会の実験場”として東大阪市を活用してほしいとの発言があり、その先行事例として当社との官民連携が紹介されました。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所のようす2021-10-11
今泉配水場マイクロ水力発電所は発電開始から半年経過
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所は、発電開始から半年が経過しました。
奈良県営水道西部調整池(標高181m)から今泉配水場(標高122m)へ送水される59mの落差エネルギーのうち、今泉配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行っております。
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現在の発電機のようすです。順調に稼働しております。
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半年間の月別発電量です。年間353MWhの発電量が得られる計画でしたが、半年間で200MWhを超える発電量が得られております。
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⇒ 「香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
中部経済新聞で紹介(刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所)2021-10-06
中部経済新聞で刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電事業が紹介されました
2021年9月30日付の中部経済新聞で刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電事業が紹介されました。
刈谷市さまから一ツ木配水場でマイクロ水力発電設備の運用を開始すると発表されたことや、官民連携のスキームが紹介されました。
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⇒ 『刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
ケーブルTVで紹介(刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所)2021-10-04
地元ケーブルテレビで刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所が紹介
刈谷市の地元ケーブルテレビであるキャッチネットワークにて、一ツ木配水場マイクロ水力発電所の導入のようすを取材いただきました。
刈谷市さまから導入の経緯などをお話しいただいております。
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キャッチネットワークの番組『KATCH TIME30』 で放送されます。
放送日時は、2021年10月5日(火) 18:00~、20:00~、22:00~ です。
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⇒ 『刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
江南市下般若配水場マイクロ水力発電所の工事を開始2021-10-01
江南市下般若配水場マイクロ水力発電所の工事を開始しました
江南市下般若配水場においてマイクロ水力発電所の工事を始めました。
江南市下般若配水場マイクロ水力発電所は、上流の犬山浄水場から下般若配水場までの約64mの落差のうち、下般若配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、発電します。下般若配水場のポンプ室内に設置いたします。年間発電量は341MWhを計画しております。
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流入管にマイクロ水力発電システムを取り付けるにあたり、不断水分岐工事を行います。まずは、不断水分岐工事用のネックフランジの溶接取付から実施しました。
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2021年度下期中に発電を開始する予定です。
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⇒ 『江南市下般若配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|黒瀬調整池小水力発電事業で当社が選定2021-09-27
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佐賀新聞で紹介(佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所)2021-09-20
佐賀新聞で牛尾配水池マイクロ水力発電事業の協定締結式のようすが紹介されました
2021年9月10日に開催しました佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池における『マイクロ水力発電事業に関する協定締結式』のようすが、地元紙で紹介されました。
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一ツ木配水場マイクロ水力発電所の工事が完了2021-09-16
刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所の工事が完了しました
一ツ木配水場マイクロ水力発電所の工事が完了しました。配水池への流入管分岐し、配水池の横に地下ピットを設け、発電システムを設置しました。
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一ツ木配水場マイクロ水力発電所の外観です。手前がシステム制御盤、その後ろに発電機室となる地下ピットがあります。
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地下ピットにおける発電機等の据付けのようすです。
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現在、試運転に入っております。
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⇒ 『一ツ木配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
サガテレビで紹介(佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池マイクロ水力発電所)2021-09-13
サガテレビのニュース番組で牛尾配水池マイクロ水力発電事業が紹介されました
2021年9月10日に開催しました佐賀西部広域水道企業団牛尾配水池における『マイクロ水力発電事業に関する協定締結式』のようすが地元テレビニュースにて放映されました。
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水道施設での発電|牛尾配水池にマイクロ水力発電所を導入いたします2021-09-10
佐賀西部広域水道企業団・牛尾配水池にマイクロ水力発電を導入します
このたび、佐賀西部広域水道企業団・牛尾配水池において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
佐賀西部地域は、佐賀県の中南部に位置し、嘉瀬川・牛津川・六角川の流域からなる面積約850平方キロメートルの地域です。牛尾配水池は、小城市に位置しています。
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今回の発電事業は、上流にある第一調整池から牛尾配水池への送水余剰エネルギーを活用し、発電を行います。牛尾配水池の既設流量計室内において、流量計等のメンテナンス時に使用するバイパスラインにマイクロ水力発電システムを設置いたします。
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年間約 127MWh の発電量を見込んでおり、年間約 65 トンのCO2削減に貢献できるものです。事業期間は 20年で、約 1300トンの二酸化炭素排出量削減の効果を生み出すことから、現在 国を挙げて推進されているカーボンニュートラルの実現及び SDGs の達成に貢献するものです。
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オンライン協定締結式を開催
牛尾配水池におけるマイクロ水力発電事業についての協定締結式が、2021年9月10日に佐賀西部広域水道企業団において執り行われました。新型コロナによる緊急事態宣言の最中ですので、当社は大阪からオンラインで参加しました。
協定式のようすです。
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メディア関係者も多く集まっていただきました。
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2022年上期での発電開始を予定しております。
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「広報とよなか」で紹介(野畑配水場マイクロ水力発電所)2021-09-09
『広報とよなか』にて豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所が紹介されました
豊中市の広報誌『広報とよなか9月号』にて野畑配水場でのマイクロ水力発電の取り組みが紹介されました。(8ページの最終段)
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⇒ 『野畑配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は開所式から1年2021-09-06
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は開所式から1年経過しました
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は、開所式(2020年9月16日開催)から順調に発電を続け、1年が経過しました。
追分調整池マイクロ水力発電所の外観です。
追分調整池マイクロ水力発電所の月別の発電量です。年間を通して順調に発電を続けております。
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1年間で190MWhの発電量が得られました。約90トンのCO2削減に貢献しました。
今後も維持管理に努め、CO2削減に貢献してまいります。
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⇒ 『浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
柳井第一配水池マイクロ水力発電所のようす2021-09-01
地元メディア向け説明会から1年間経過
柳井地域広域水道企業団の柳井第一配水池に設置したマイクロ水力発電所は、2020年8月27日に地元メディア向け説明会を実施してから1年が経過しました。
日積浄水場から柳井第一配水池への送水の余剰エネルギーを利用して発電を行っています。柳井第一配水池の流入弁室内にマイクロ水力発電システムは設置されています。
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柳井第一配水池マイクロ水力発電所のようす
柳井第一配水池流入弁室の外観です。この地下にマイクロ水力発電システムが設置されています。
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流入弁室地下ピット内のようすです。マイクロ水力発電システムは、既設流入弁をバイパスする形で設置されています。
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屋外に設置されたシステム制御盤です。
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発電のようす
1年間の発電量の月別推移です。
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柳井第一配水池マイクロ水力発電所は、これまでに約138MWhの電力を生み出しました。これは約70トンのCO2削減に相当します。
今後も安定稼働に努め、CO2削減に貢献してまいります。
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接続契約(江南市下般若配水場マイクロ水力発電所)2021-08-27
江南市下般若配水場での系統電力網との接続契約
江南市下般若配水場で導入を進めているマイクロ水力発電所では、高圧接続検討を経て、中部電力パワーグリッド株式会社への接続契約申込を進めておりました。(下図の赤線部分)
― このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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工事費負担金額を振り込めば、接続契約は完了となります。 接続契約ができたので、事業計画認定申請へ進みます。
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江南市下般若配水場マイクロ水力発電所は、2021年度内の発電開始を予定しております。
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⇒ 『江南市下般若配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
一ツ木配水場でマイクロ水力発電機を据付け2021-08-24
刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所の工事のようす
2021年8月5日の記事で不断水分岐工事のようすをお伝えしておりました刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所でマイクロ水力発電機の据付け工事を行いました。
一ツ木配水場マイクロ水力発電所は、一ツ木配水場(愛知県企業庁の刈谷第3-2供給点)に接続する管路で生じる受水圧力と運用圧力から生じる「余剰エネルギー」を活用し、マイクロ水力発電事業を行います。一ツ木配水場の受水タンクへの流入口手前にマイクロ水力発電システムを設置します。
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発電機据付用の地下ピット内にマイクロ水力発電機を取り付けました。
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工事は順調に進んでおり、2021年度上期発電開始予定です。
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⇒ 『刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
接続契約(尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所)2021-08-19
尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
2021年8月2日の記事で導入予定をご紹介した尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所では、中部電力パワーグリッド株式会社への接続申請を進めておりました。(電気事業法の改正に伴い、2020年4月に中部電力株式会社が行ってきた一般送配電事業は、中部電力パワーグリッド株式会社に移管されています。)
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所は、2022年4月の稼働を目指しています。
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東大阪市市政だよりで紹介(東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所)2021-08-16
東大阪市『市政だより』にて東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所が紹介
東大阪市『市政だより 令和3年(2021年)8月1日号』7面にて水走配水場でのマイクロ水力発電の取り組みが、「環境にもやさしい水走配水場マイクロ水力発電を実施」と題し紹介されました。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所のようす2021-08-10
本格稼働から1年間経過
2020年7月28日の滋賀県知事定例会見にて、「長福寺分水点マイクロ水力発電所」の本格稼働が三日月知事から発表されてから1年が経過しました。
馬淵浄水場からの送水を受ける長福寺配水池の手前(長福寺分水点)にマイクロ水力発電所は設置されています。
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長福寺分水点マイクロ水力発電所のようす
現在の長福寺分水点マイクロ水力発電所です。
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発電の状況
1年間の月別発電量の推移です。
1年間で145MWhの発電量が得られました。2020年11月~2021年4月までは、長福寺配水池への供給量が想定を下回っていたため発電量が低下しています。受水自治体で自己水比率を高めたためです。
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滋賀県は、全国に先駆けてSDGsを県政に取り込むことを宣言されたSDGs未来都市です。今後も長福寺分水点マイクロ水力発電所の安定運用を行い、滋賀県の環境政策に寄与できるよう努めてまいります。
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⇒ 『滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所』関連記事へ -
刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所の不断水分岐工事2021-08-05
刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所のバイパス管敷設用不断水分岐工事を行いました
刈谷市一ツ木配水場では、マイクロ水力発電所の工事を進めています。
一ツ木配水場内の配水池への送水流入管部にバイパス管を新たに設け、発電システムを据付けます。バイパス管敷設のために不断水分岐工事を行ったので、その様子をご報告します。
不断水分岐工事は、配水池への水の流入を止めることなく(つまり、断水することなく)、既設本管に穴を開け、分岐する工事です。今回は、下図の赤色で囲った部分で、バイパス管敷設用の不断水分岐工事を行いました。写真中の管が、送水中の既設本管です。
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不断水分岐工事の様子
不断水分岐工事の準備のようすです。送水管に割T字管を取り付け、仕切弁および穿孔機を順番に取り付けます。
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穿孔機の取り付けが完了したら、穿孔機のカッターを前進させ、既設送水管に穴を開けます。穿孔の際の切屑は、既設本管側が有圧であるため、外部に排出されます。穿孔が終わると、穿孔機のカッター部を戻し、仕切弁を閉じます。
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これで不断水分岐工事は完了です。この仕切弁を開けると通水することになります。
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不断水ストッパー取付工事
発電システムへのバイパス管路に水を流入させるため、既設送水管の2カ所の不断水分岐の間に止水用のストッパーを入れる必要があります。ストッパーの取り付けも不断水で行いました。
先の不断水分岐工事と同じように送水管に割T字管を取り付け、作業用仕切弁および穿孔機を順番に取り付けます。穿孔機の取り付けが完了したら、穿孔機のカッターを前進させ、既設送水管に穴を開けます。ここで作業用仕切弁を一旦閉じ、穿孔機を取り外します。
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次にストッパーを挿入機に取り付けた状態で作業用仕切弁に設置します。作業用仕切弁を開け、挿入機のシャフトを下げて、ストッパーを挿入し固定します。ストッパーが固定されれば、作業用仕切弁を取り外します。
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これで止水用のストッパーの取り付けが完了しました。
この後、発電システム用の地下ピット(下写真)への配管つなぎこみを行っていきます。
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⇒ 『刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|尾張旭市柏井配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします2021-08-02
尾張旭市柏井配水場にマイクロ水力発電を導入します
愛知県尾張旭市は、名古屋市の東に隣接する人口8.4万人のまちです。
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尾張旭市柏井配水場において、再生可能エネルギーの有効利用を図り、脱炭素化の推進に貢献することを目的とし、マイクロ水力発電を官民連携で実施することとなりました。
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尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所の概要
愛知県企業庁高蔵寺浄水場から柏井配水場内の配水池へ流入する水の余剰圧力を利用して発電します。
流量850㎥/h(間欠受水)で、有効落差として43mを利用します。
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本発電事業において当社は、尾張旭市さまから場所を借り受け、自らの出資により発電設備の設置、維持管理及び事業運営を行います。尾張旭市さまへは、売電利益の一部を還元いたします。
マイクロ水力発電所の設置を予定している尾張旭市柏井配水場の写真です。
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尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所での年間発電量は294MWhを想定しており、年間約136トンのCO2削減に貢献いたします。
尾張旭市柏井配水場マイクロ水力発電所は、2022年4月の稼働を目指しています。
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8月1日は『水の日』2021-08-01
8月1日は『水の日』です
水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めるため、昭和52年5月の閣議了解により、毎年8月1日は「水の日」とされました。 平成26年7月には、水循環基本法が施行され、8月1日は法律で定められた「水の日」となっています。
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水循環基本法(平成26年法律第16号)
第十条 国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解と関心を深めるようにするため、 水の日を設ける。 2 水の日は、八月一日とする。 3 国及び地方公共団体は、水の日の趣旨にふさわしい事業を実施するように努めなければならない。
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水資源は、太陽エネルギーによる水循環によりもたらされています。水力発電は、この自然の水循環から電気エネルギーを取り出しています。
当社では今後も、水資源の有効活用としてのマイクロ水力発電の拡大に努めてまります。
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日本水道新聞で紹介(東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所)2021-07-30
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電事業が日本水道新聞で紹介されました
2021年7月12日の日本水道新聞において、東大阪市水走配水場でマイクロ水力発電が開始されたことが紹介されました。
水走配水場のダウンサイジングに合わせてマイクロ水力発電設備の導入を行ったことが特徴として紹介されています。 従来検討では、設置場所やコスト面での課題があり導入に至っていませんでしたが、水需要の減少に伴う一部配水池の廃止に伴い、配水池上部にマイクロ水力発電所を設けることが可能になりました。さらに、発電設備の投資は当社が負担の上、売電料の一部(年間140万円を想定)が水道局に支払われるスキームが加わったことで導入に至ったことが紹介されています。
下の写真が東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所です。発電室下部が廃止された配水池(地下)となります。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
北杜市の水力発電 パンフレットで紹介2021-07-29
北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所が紹介されています
北杜市さまの水力発電紹介用のパンフレットにて須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所が紹介されています。
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北杜市さまでは、「人と自然と文化が躍動する環境創造都市」を基本理念とし、恵まれた自然資源を活かしたクリーンエネルギーの導入に積極的に取り組み、「エネルギーの地産地消」を推進されています。その一環として、須玉第二減圧槽にマイクロ水力発電を導入されています。
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/15022.html
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⇒ 『北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所』関連記事へ -
事業計画認定取得(刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所)2021-07-26
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電についての「事業計画認定」を受ける必要があります。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができません。 接続契約が締結されれば、「事業計画認定」の申請を行います。
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刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所は、すでに工事を開始しております。
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刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所は、2021年度中の発電開始予定です。
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⇒ 『刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
テレビ大阪で紹介(東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所)2021-07-21
テレビ大阪『やさしいニュース』にて東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所が紹介
テレビ大阪『やさしいニュース』の取材がありました。既存インフラである水道施設を活用したマイクロ水力発電の事例として東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所の稼働ようすが撮影されました。
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2021年7月22日 に放映されました。マイクロ水力発電についてわかりやすく説明いただいています。
https://cdn.tv-osaka.co.jp/yasashii/news/
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[embed]https://www.youtube.com/watch?v=ABCoAe_sghg[/embed] -
豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所が発電開始2021-07-16
豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所が発電開始しました
2020年10月1日に豊中市上下水道局において基本協定締結式を行い、設置を進めておりました野畑配水場マイクロ水力発電所が竣工し、発電を開始しました。
野畑配水場マイクロ水力発電所の外観です。
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野畑配水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水池から野畑配水場内配水池へ自然流下する際の水の余剰圧力を有効活用して発電を行います。
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野畑配水場内の配水池手前の既設流量調整弁をバイパスする形で、当社の22kWクラス発電機を2台並列設置しました。
マイクロ水力発電機は、地下ピット内に収納しました。
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野畑配水場マイクロ水力発電所は、野畑配水場内配水池への受水圧0.30~0.34MPaおよび流入流量633㎥/h(平均)を活用し、年間233MWhの発電量を生み出す予定です。年間約82トンの二酸化炭素排出量削減に貢献することになります。
豊中市様は、内閣府より2020年度「SDGs未来都市」に選定されており、環境問題に熱心に取り組まれております。その一環として豊中市上下水道局様が掲げられている「環境にやさしい事業の展開」に貢献できるよう、当社は 野畑配水場マイクロ水力発電所の安定運用に努めてまいります。
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⇒ 『豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
読売新聞で紹介(寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所)2021-07-14
寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電事業が読売新聞で紹介されました
2021年7月10日の読売新聞大阪面において、楠根配水場でのマイクロ水力発電事業が『上水道施設でミニ発電』と題して紹介されました。
寝屋川市さまから「これまで無駄にしていた再生可能エネルギーを活用し、二酸化炭素の排出量削減に貢献できれば」とコメントいただいています。
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2020年12月の試験運用開始以降の月別発電量(kWh)の推移です。2021年6月までで270MWhを発電しております。
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当社としましても、寝屋川市さまの環境取組に寄与できるよう、楠根配水場でのマイクロ水力発電所の安定運用に努めてまいります。
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⇒ 『寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
東海ポンプ場マイクロ水力発電所の工事が完了2021-07-12
東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所の据付工事が完了しました
東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所のようすです。配水池の横に地下ピットを設け、発電システムを設置しました。
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発電機などを収納する地下ピットとシステム制御盤です。この発電所では2台の発電機が稼働するためシステム制御盤も2台用意されます。
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地下ピットにおける発電機等の据付けのようすです。
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現在、試運転に入っております。
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⇒ 『東海ポンプ場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所が地域コミュニティー誌で紹介されました2021-07-08
地元の『泉北金剛さやまコミュニティ』誌で紹介されました
2021年6月18日号にて富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所が紹介されました。
富田林市内では、上原減圧水槽マイクロ水力発電所と金剛東配水池マイクロ水力発電所を合わせると一般家庭120軒分相当の再生可能エネルギーをうみだすものとして紹介されています。
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※『泉北金剛さやまコミュニティー』誌は、大阪府の泉北ニュータウンおよびその周辺地域に108,000部配布されているコミュニティ紙です。
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時事通信で紹介(寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所)2021-07-06
寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電事業が時事通信で紹介されました
2021年7月5日の時事通信 iJAMP(時事通信社が提供する行政情報データベース)において、楠根配水場でのマイクロ水力発電事業が『マイクロ水力発電を本格運用』と題して紹介されました。
2020年12月より試験運用を始め、2021年4月から本格運用に移ったことが報じられています。
楠根配水場マイクロ水力発電所のようすです。
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2020年12月の試験運用開始以降の月別発電量(kWh)の推移です。2021年6月までで270MWhを発電しました。
順調に発電を継続しており、今後も安定運用に努めてまいります。
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⇒ 『寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所のようす2021-07-02
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所は稼働から2年経過
愛知県営水道尾張東部浄水場から豊田市高岡配水場へ自然流下で流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電しております。売電した利益の一部は、上下水道局様に還元し、豊田市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献しております。
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2019年5月10日の豊田市長さま出席による開所式以来2年が経過しました。 現在の高岡配水場マイクロ水力発電所のようすです。
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月別の発電量推移です。順調に稼働を続けており、2021年6月までで260MWhの発電量が得られております。
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豊田市さまは、「SDGs未来都市」としても選定されており、環境問題に熱心に取り組んでおられます。 当社も引き続き高岡配水場マイクロ水力発電所の安定稼働に努め、豊田市さまの環境行政に寄与してまいります。
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⇒ 『豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
東海ポンプ場でマイクロ水力発電機を据付け2021-06-28
東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所の工事のようす
2021年6月10日の記事で導入をお伝えしておりました東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所でマイクロ水力発電機の据付け工事を行いました。
東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所は、上流の愛知県企業庁上野浄水場から東海ポンプ場への管路で生じる受水圧力と運用圧力から生じる「余剰エネルギー」を活用し、マイクロ水力発電を行います。東海ポンプ場の受水タンクへの流入口手前にマイクロ水力発電システムを設置します。
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マイクロ水力発電用に新設した地下ピットです。
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既設送水管を不断水分岐工事により分岐し、バイパス管路を設け、マイクロ水力発電システムを設置します。
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ピット内でマイクロ水力発電機を取り付けました。
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ピットの外側にシステム制御盤を据付けました。
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工事は順調に進んでおり、2021年度上期発電開始予定です。
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⇒ 『東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
東大阪市HPでも紹介(水走配水場マイクロ水力発電所)2021-06-24
東大阪市HPでも紹介いただいています
2021年4月5日の記事で発電開始をご紹介した東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所が、東大阪市さまのHPでも紹介いただいております。
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水走配水場の管路網のどこに発電所が設置されているかがわかりやすく図示いただいています。
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事業計画認定取得(東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所)2021-06-21
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。
東海ポンプ場マイクロ水力発電所でも、電力会社との協議を経て、下記の「接続契約」が締結されています。
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「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができません。「事業計画認定」を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 東海ポンプ場マイクロ水力発電所では、「接続契約」が締結できましたので、次に「事業計画認定」の申請を行いました。
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東海ポンプ場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、経済産業局との審査を経て、東海ポンプ場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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東海ポンプ場マイクロ水力発電所は、2021年度上期の発電開始予定です。
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⇒ 『東海市東海ポンプ場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
産経新聞で紹介(富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所)2021-06-16
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電事業が産経新聞で紹介されました
2021年6月15日の産経新聞(大阪版22面)において、 『上水道施設でマイクロ水力発電 富田林市2カ所目』と題し、金剛東配水池のマイクロ水力発電事業が紹介されました。
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富田林市担当者様からは、「脱炭素の流れの中で自然エネルギーの有効活用ができ、将来的には災害用電源としての利活用も検討したい」とお話しいただいております。
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2021年5月25日の開所セレモニーからの日別発電量推移です。想定通りの発電量で順調に発電を続けております。
⇒ 『金剛東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
富山県上田子配水池マイクロ水力発電所の工事が完了2021-06-15
富山県上田子配水池マイクロ水力発電所の据付工事が完了しました
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富山県上田子配水池マイクロ水力発電所のようすです。配水池手前にシステム制御盤を設置し、流量弁室にマイクロ水力発電機を設置しています。
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子撫川浄水場より上田子配水池へ流入する水が持つ未利用エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電事業を実施いたします。流入流量は平均672㎥/hで、有効落差は19mです。年間発電量は131MWhを見込んでいます。
電力会社さまの立会検査も行われ、無事通過しました。
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現在、試運転調整に入っております。
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⇒ 『富山県上田子配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|東海市東海ポンプ場にマイクロ水力発電所を導入いたします2021-06-10
東海市東海ポンプ場にマイクロ水力発電を導入します
愛知県東海市は、名古屋市の南に位置する人口11.5万人のまちです。中部圏最大の鉄鋼基地をもつ「鉄鋼のまち」として有名で、鉄の出荷額は日本一ということです。
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このたび、東海市東海ポンプ場において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
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東海市様は、環境ビジョン「未来につなぐ 美しいふるさと東海」の実現をめざし、様々な環境施策を展開されています。
その一環として、東海市さまと当社は、東海ポンプ場へのマイクロ水力発電の導入について協定を締結しました。民間活力を活用いただき、東海市様の上水道施設への再生可能エネルギーの導入を推進し、環境負荷低減を図ってまいります。
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東海ポンプ場マイクロ水力発電所の概要
愛知県企業庁上野浄水場から東海市さまが所有する東海ポンプ場に接続する管路で生じる受水圧力と運用圧力から生じる「余剰エネルギー」を活用し、マイクロ水力発電事業を行います。
平均流量は990㎥/hで、有効落差は21mを想定しています。
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当社は、自らの出資により発電設備の設置、維持管理及び事業運営を行います。東海市さまに対して、余剰エネルギーの提供を受けることによる対価及び設備設置に伴う用地の使用料をお支払いします。
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東海ポンプ場マイクロ水力発電所の設置予定場所の写真です。
発電出力は35kWで、年間発電量は233MWhを想定しております。一般家庭72世帯分の電力量を生み出します。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合、年間約120トンのCO2削減に貢献いたします。
東海ポンプ場マイクロ水力発電所は、2021年度上期の稼働を目指し工事を進めています。
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長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所は3年経過2021-06-07
長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所は発電開始から3年経過しました
長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所は、長岡京市様の『環境の都 長岡京市環境都市宣言』に応えるべく、京都府営水道乙訓浄水場から長岡京市北ポンプ場へ流入する水の余剰エネルギーで発電を3年間行ってきました。
■有効落差 約41m ■北ポンプ場平均入水量 292㎥/h ■最大発電出力 25kW
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3年経過した現在の発電所のようすです。毎月2回の点検を行い、順調に再生可能エネルギー電力を生み続けております。
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発電開始から550MWhの発電量が得られています。
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今後も維持管理に努め、再生可能エネルギーの産出に寄与してまいります。
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⇒ 『長岡京市長岡京北ポンプ場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道産業新聞で紹介(金剛東配水池マイクロ水力発電所)2021-06-03
水道産業新聞で金剛東配水池マイクロ水力発電所の開所セレモニーのようすが紹介
2021年5月31日発行(第5500号)の水道産業新聞6面にて、富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所の開所セレモニーのようすが紹介されました。。
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関西上下水道の動向として、災害リスクの低減を目的とした施設整備や再生可能エネルギー利用に向けた水力発電事業などの取り組みが進められているとし、富田林市金剛東配水池でのマイクロ水力発電の事例が掲載されています。
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⇒ 『富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
豊中市野畑配水場でマイクロ水力発電機を据付け2021-06-01
豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所の工事のようす
2021年4月22日の記事で工事の開始をお伝えしておりました豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所でマイクロ水力発電機の据付け工事を行いました。
野畑配水場マイクロ水力発電所では、図のように既設流調弁を挟むようにバイパス管路を設け、発電機を2台設置します。まずは、写真の通り、既設配管の不断水分岐工事を行い、既設配管に分岐用の仕切弁を取り付けました。
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分岐部分からバイパス配管を取り付けました。
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発電機の搬入のようすです。
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バイパス配管に発電機を取り付けました。
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2021年度上期の発電開始の計画に対し、順調に工事が進んでいます。
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⇒ 『豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
富田林市HPでも紹介(金剛東配水池マイクロ水力発電所)2021-05-28
富田林市HPでも紹介されています
2021年5月25日に開所セレモニーを開催いただきました金剛東配水池マイクロ水力発電所ですが、発電開始について富田林市HPでも紹介いただいております。
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「2050年までの脱炭素社会の実現」を明記した改正地球温暖化対策推進法も2021年5月26日の国会で成立し、今後一層の再生可能エネルギーの導入拡大が求められます。 当社も自治体様との連携を一層広げ、再生可能エネルギーの導入拡大を進めてまります。
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富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所で開所セレモニー2021-05-25
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所が本格稼働
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所は、5月6日の記事でご紹介した通り、竣工後の試運転に入っておりました。2021年5月25日、吉村市長様がご参加の開所セレモニーが現地において実施され、いよいよ本格稼働に入りました。
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所は、上流の上原減圧水槽から金剛東配水池に流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電を行っています。富田林市様では、上原減圧水槽マイクロ水力発電所に続き、2件目の水道施設でのマイクロ水力発電所です。
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上原減圧水槽マイクロ水力発電所と金剛東配水池マイクロ水力発電所を合わせると、年間400MWhの発電量が得られ、200トン以上のCO2削減に貢献できるようになりました。
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富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所の開所セレモニーのようす
セレモニーの冒頭、市長様からは、「マイクロ水力発電は、環境面に配慮した脱炭素化を推進するものとして、持続可能な開発目標であるSDGsに貢献できるものと評価される。今後は、地域における防災対策用の電力として活用できるよう検討していく。」とのお言葉を頂戴しました。
その後、市長様により起動スイッチが押され、無事本格稼働が開始しました。
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NHK大阪などのメディアからの取材もあり、ニュースで放映されました。
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SDGs未来都市でもある富田林市様の環境行政のお役に立てるよう今後も努めてまいります。
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⇒ 『金剛東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所のようす2021-05-21
熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所は運転開始から2年以上経過
熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所は、2019年2月に試運転を完了し、発電開始から2年以上が経過しています。現在の熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所のようすです。
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流量は0.0955㎥/s、有効落差は33.2mが見込まれ、年間発電量は161MWhを想定しております。
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これまでの月間発電量推移です。熱海市宮川浄水場は高台の河川から直接取水をしており、秋には落ち葉がたくさん流入してきます。そこで、2019年10月から2020年1月までに落ち葉対策を施しましたので、一時的に発電量が落ちています。その時期以外は安定的に発電しており、2年余りで300MWh超の発電量が得られました。
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今後も発電所の維持管理に努め、熱海市様の環境政策に貢献してまいります。
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⇒ 『熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
富山県上田子配水池でマイクロ水力発電機を据付け2021-05-19
富山県上田子配水池マイクロ水力発電所の工事のようす
2021年4月16日の記事で工事の開始をお伝えしておりました富山県上田子配水池マイクロ水力発電所でマイクロ水力発電機の据付け工事を行いました。
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マイクロ水力発電機は、上田子配水池の流入弁室内に設置しました。
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発電機が、既設の流量調整弁をバイパスする形で設置されました。
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システム制御盤も据付けました。
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2021年度上期の発電開始の計画に対し、順調に工事が進んでいます。
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⇒ 『富山県上田子配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所は3年経過2021-05-14
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所は運転開始から3年経過
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所の外観です。発電機は、流入弁地下ピットに設置されています。
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上流の平田配水池から藤原配水場へ水が流入する際の余剰エネルギーを使って発電しています。
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3年経過での発電状況
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所の月別発電量の推移です。これまでに約400MWhの電力が生み出されました。今後も引き続き低炭素化に貢献してまいります。
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⇒ 『神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
接続契約(刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所)2021-05-10
刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
刈谷市一ツ木配水場で導入を進めているマイクロ水力発電所では、中部電力パワーグリッド株式会社への接続申請を進めておりました。(電気事業法の改正に伴い、2020年4月に中部電力株式会社が行ってきた一般送配電事業は、中部電力パワーグリッド株式会社に移管されています。)
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所は、2021年上期中の発電開始を目指しております。
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⇒ 『刈谷市一ツ木配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所は試運転中2021-05-06
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所が竣工し、試運転中です
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所は設置工事を完了し、試運転を開始しています。上流の上原減圧水槽から金剛東配水池に流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電を行っています。
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上原減圧水槽から金剛東配水池までの総落差45m、流入流量320~400㎥/hを利用しています。既存の流入調整弁をバイパスする流路を新たに設け、マイクロ発電システムを設置しました。
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流入弁室内に設置したマイクロ水力発電システムです。
システム制御盤です。
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発電状況です。17kW程度で発電されております。
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年間約118MWhの発電量を予定しております。
金剛東配水池マイクロ水力発電所は、SDGs未来都市に選定されている富田林市において、上原減圧水槽マイクロ水力発電所に次いで2カ所目の水道施設でのマイクロ水力発電所となります。
今後、富田林市様のセレモニーを経て、本格稼働を開始いたします。
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⇒ 『富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
事業計画認定取得(富山県上田子配水池マイクロ水力発電所)2021-05-01
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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富山県上田子配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
すでに工事に着工している富山県上田子配水池マイクロ水力発電所ですが、上記手続きにより事業計画認定をいただきました。
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富山県上田子配水池マイクロ水力発電所は、2021年度上期の発電開始予定です。
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⇒ 『富山県上田子配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所が運転開始2021-04-26
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所が発電を開始しました
香芝市今泉配水場のマイクロ水力発電所が試運転を経て、発電を開始しています。
奈良県営水道西部調整池(標高181m)から今泉配水場(標高122m)へ送水される59mの落差エネルギーのうち、今泉配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行っております。
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流入弁室内のマイクロ水力発電システムです。
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今泉配水場への流入水量のうち発電に利用する水量は、平均687㎥/hです。総落差から管損失などを引いた有効落差は、42mを想定しており、最大発電出力は49.9kWです。
時間ごとの発電量を示します。時間当たり50kWh弱で運転できています。
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香芝市今泉配水場のマイクロ水力発電所では、年間発電量353MWhを計画しております。これは、一般のご家庭108軒分に相当いたします。
今後も維持管理に努め、温室効果ガスの削減および香芝市上下水道部さまが目指す『地球環境に貢献するやさしい水道』に寄与してまいります。
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⇒ 「香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所の工事を開始2021-04-22
豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所の工事を開始しました
豊中市野畑配水場においてマイクロ水力発電所の工事を始めました。
野畑配水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水池から野畑配水場内配水池へ自然流下する際の水の余剰圧力を有効活用して発電します。野畑配水場内の配水池手前の既設流量調整弁をバイパスする形で、当社の22kWクラス発電機を2台並列設置いたします。年間発電量は、233MWhを想定しております。
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2021年度上期中に発電を開始する予定です。
きょう4月22日は、国連が制定した「アースデー」、地球や環境について考える日です。 「気候変動サミット」も開催され、温室効果ガス排出削減の加速について話し合われます。 当社もマイクロ水力発電の普及により、温室効果ガス排出削減に貢献してまいります。
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⇒ 『豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所は1年経過2021-04-20
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所が稼働開始から1年経過しました
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所は、本格稼働から1年を経過しました。
上流の日野浄水場から上原減圧水槽までの総落差39mと平均流量800㎥/hを有効利用して発電しています。
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2021年4月現在の発電機とシステム制御盤のようすです。
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本格稼働を開始した2020年4月からの1年間の月別発電量推移を示します。
上原減圧水槽から富田林市への送水管路の緊急工事が発生したため、1月末~3月までは送水が止まり、発電も停止しておりました。現在は、工事も完了し、発電を再開しております。
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緊急工事のための停止がありましたが、1年間で225MWhの発電量が得られました。
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今後も上原減圧水槽マイクロ水力発電所の維持管理に努め、富田林市様のSDGsに貢献してまいります。
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⇒ 「富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所」関連記事へ -
富山県上田子配水池マイクロ水力発電所の工事を開始2021-04-16
富山県上田子配水池マイクロ水力発電所の工事を開始しました
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システム制御盤を設置するための基礎工事です。
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系統電力網との連系を行うための電力柱も建てました。
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2021年度上期の発電開始予定です。
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⇒ 『富山県上田子配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|長野市上野配水池にマイクロ水力発電所を導入いたします2021-04-12
長野市上野配水池にマイクロ水力発電を導入します
このたび、長野市上野配水池において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。長野市様では、「第二次長野市環境基本計画」において、低炭素社会の実現を目指し公共施設に対する再生可能エネルギーの導入推進を掲げられています。今回その一環として、マイクロ水力発電を導入いただくものです。
長野市上下水道局様が所有する夏目ケ原浄水場から上野配水池までの受水で発生する余剰エネルギーを活用し、当社が 自らマイクロ水力発電設備を設計・整備・運用管理し、発電事業(以下「本事業」という。)を行うものです。 長野市様からは、事業実施に必要な場所の土地及び管路を流れる水の余剰エネルギーをご提供いただきます。 発電した電気については「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(平成23 年法律第108 号)」による「再生可能エネルギーに関する固定価格買取制度(FIT)」基づき、電気事業者に売却いたします。 売却益の一部は、長野市にお支払いいたします。
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長野市上野配水池マイクロ水力発電事業の概要
夏目ケ原浄水場から上野配水池までの総落差は、約45mです。この落差により上野配水池へ流入しますが、その際の余剰エネルギーを活用し発電いたします。 上野配水池へ流入量は、6,045㎥/日です。
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上野配水池とマイクロ水力発電機を設置予定の流入弁室のようすです。
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発電出力は14kW、年間発電量は117MWhを予想しております。
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当社としましては、この上野配水池マイクロ水力発電事業をとおして、長野市様の進める環境行政に寄与できるよう努めてまいります。
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東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所が運転開始、市長様もご視察2021-04-05
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所が運転を開始しました
東大阪市水走配水場のマイクロ水力発電所が試運転を経て、発電を開始しました。
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配水池の上に発電機室を設けています。
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最大出力は62kWです。年間発電量は480MWhを想定しており、一般家庭145世帯分の電力量を生み出します。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合、年間約250トンのCO2削減に貢献いたします。
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発電の状況(時間別発電量、24時間分)です。計画通りの時間当たり約58kWhを生み出しています。
東大阪市市長様にもご視察いただきました
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所が発電を開始したということで、東大阪市市長様および副市長様にご視察いただきました。 東大阪市様は、2021年3月に策定された「第3次地球温暖化対策実行計画」において、あるべき将来像として「2050年温室効果ガス排出実質ゼロ(ゼロカーボンシティ)」を掲げられている環境都市です。 野田市長様からも「たいへん良い取組み」とのお言葉をいただきました。
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当社としましても、東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所の維持管理に努め、東大阪市様の環境政策に寄与できるよう努めてまいります。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は5年経過2021-04-01
神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は発電開始から5年
神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は、有効落差41m、流量300㎥/hで最大発電電力24.1kWのシステムです。 2016年4月の発電開始から5年が経過しました。
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5年間の月別発電量推移です。5年間で1000MWhの電力量をうみ出しました。大きなトラブルなく、順調に発電を続けております。
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今後も維持管理に努め、神戸市様とともにCO2削減に寄与してまいります。
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⇒ 『神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
加賀市と連携協定を締結2021-03-29
再生可能エネルギー発電事業を起点に、 地域内経済循環モデルを構築、そして地方創生へ!
2021年3月26日 加賀市様と「再生可能エネルギーを起点とした地方創生の推進に関する連携協定」を締結しました。
再生可能エネルギー発電事業を通して地域経済のへ再投資を行う「地域経済循環モデル」を構築の上、より一層の地方創生を推進することを狙いとし、マイクロ水力発電をはじめとした再生可能エネルギー発電事業開発に関して共同で取り組みます。
得られた売電収益は、加賀市内の産業の振興やまちづくりの活性化、また地域資源を活用した新たな価値の創造に関する事業へ再投資されます。その事業で得られた収益をさらに再投資する「地域内経済循環モデル」を構築することで、さらなる地方創生を図ってまいります。
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加賀市版RE100への貢献をめざします
加賀市様は、2018年11月に「世界首長誓約/日本」(持続可能なエネルギーの推進、温室効果ガスの削減に取り組み、パリ協定の目標を達成するための国際的な仕組)に署名されるとともに、2050年までに温室効果ガス(CO2)排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」も宣言されています。 その実現のため、2019年1月には自治体新電力への取り組みも始められ、電気事業を通して生み出される利益をもとに、「加賀市版RE100」、「エネルギーの地産地消」、「地域内経済循環」に取り組まれています。
当社としましては、「加賀市版RE100」の実現に向け、再生可能エネルギー発電を行う環境整備へご協力するとともに、地域資源を活用した新たな価値の創造の取組みを加賀市様と検討してまいります。
まずは、加賀市内の上水道インフラや農業用水利施設を活用して、マイクロ水力発電を活用した再生可能エネルギー事業の開発を共同で進めてまいります。
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中日新聞でも報じられました
2021年3月27日付の中日新聞でも「再生エネ 発電事業共同開発 売電益再投資 加賀市と大阪の会社協定」と題し、連携協定締結式のようすが紹介されました。
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香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所の工事2021-03-24
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所の工事は進んでいます
香芝市今泉配水場へは、奈良県営水道御所浄水場から西部調整池を経由し送水されてきます。西部調整池の標高は181mであり、今泉配水場(標高122m)とは、59mの総落差があります。落差エネルギーのうち、今泉配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行うのが、香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所です。
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系統電力網との接続も完了し、今後試運転へ移っていきます。
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⇒ 「香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
3月22日は 『世界水の日』2021-03-19
今年のテーマは Valuing Water
『世界水の日』は、1992年に開催された地球サミット(環境と開発に関する国連会議)において制定が提案されました。1993年に国連総会本会議において毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議されています。
2021年のテーマは、”Valuing Water” で、水の役割や価値をあらためて考えようということです。
当社は、水の持つ未利用エネルギーを発電に用い、電力という価値に置き換えております。今後もマイクロ水力発電の普及を進めてまいります。
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東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所では試運転を開始
当社の最新取組みの一つであり、従来より進捗状況を記事にアップしておりました東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所では現在、試運転調整を行っております。
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所の外観です。写真右側は、システム制御盤です。
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発電機室内のようすです。
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規定通りの出力が確保されることが確認できています。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
高圧接続検討が完了(江南市下般若配水場マイクロ水力発電所)2021-03-15
江南市下般若配水場マイクロ水力発電所の高圧接続検討が完了
2020年12月7日の記事で導入の予定をお伝えした江南市下般若配水場マイクロ水力発電所は、発電出力が50kWを上回るため、系統と高圧接続を行います。(50kWを下回る場合は、低圧接続となります。)
高圧接続を行う場合には、送配電会社への接続契約申込の前に、接続検討を行わなければなりません。接続検討は、低圧接続の場合は不要です。接続検討は、送配電会社へ申込み、送配電会社で有料で実施してもらいます。
高圧案件における系統連系を行うまでの流れを示します。
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江南市下般若配水場マイクロ水力発電所では、接続検討を送配電会社に申し込んでいました。
このたび、送配電会社より検討結果として、当社希望の発電電力に対して系統への接続可能の判断が下りました。
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引き続き、接続契約の申し込みを行います。 技術検討を経て、接続契約案内が届けば、経済産業省への事業計画認定申請を行うことになります。
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かずさ広域中台浄水場マイクロ水力発電所のようす2021-03-08
かずさ広域中台浄水場マイクロ水力発電所で年次点検
かずさ水道広域連合企業団・中台浄水場マイクロ水力発電所は、2019年3月末から稼働を続けております。
今回、中台浄水場にて年次点検を実施いたしました。
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発電システムの温度を測定し、異常個所はありませんでした。
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接地抵抗や絶縁抵抗も計測し、異常はありませんでした。
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その他点検項目でも「異常なし」でしたので、引き続き稼働を続けてまります。
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かずさ広域中台浄水場マイクロ水力発電所の発電状況
かずさ広域中台浄水場マイクロ水力発電所では、稼働開始から23カ月で310MWhの電力量を生み出しました。
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2019年9月には落雷に伴う部品交換、2020年8月には通信機の不具合による発電の停止がありましたが、水の運用を妨げることなく稼働を続けてまいりました。
今後も維持管理に努め、安定稼働を目指してまいります。
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⇒ 『かずさ広域中台浄水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
「2050年排出量実質ゼロ」へ(地球温暖化対策推進法改正案)2021-03-05
2050年までの「脱炭素社会」実現が明記
「2050年排出量実質ゼロ」が2020年10月に宣言されていますが、2021年3月2日に閣議決定された地球温暖化対策推進法改正案では、2050年までの『脱炭素社会』の実現が基本理念として明記されました。第204回通常国会での成立を目指すことになっています。
成立すれば、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにするという目標が、法的な根拠をもつことになります。法的根拠をもつことで、政策の継続性・予見可能性を高め(政権交代などがあっても取り組みが継続)、国民、地方公共団体、事業者などが、より確信を持って地球温暖化対策の取組めるようになります。
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地方創生につながる再エネ導入の促進
改正案では、地方公共団体が定める地球温暖化対策の実行計画に、施策に関する目標を追加し、取り組みを促すことになります。市町村には、『地域脱炭素化促進事業(地域の再エネを活用した脱炭素化を促進する事業)』の促進区域や環境配慮、地域貢献に関する方針等を定めるよう求められます。 市町村から、実行計画に適合していると認定を受けた地域再エネ事業については、関係法令の手続ワンストップ化等の特例が与えられることとなります。 これらの施策により『地方創生につながる再エネ導入の促進』が図られます。
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2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明自治体
2021年3月2日現在で「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ(ゼロカーボンシティ)」を表明している自治体は、298自治体です(33都道府県、180市、3特別区、64町、18村) 。地球温暖化対策推進法改正案が成立すれば、今後それぞれの自治体において具体的な施策目標が設定されることになります。
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当社は今後も、自治体様のゼロカーボンシティ化に寄与してまいります。
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東大阪市水走配水場でマイクロ水力発電機を据付け2021-03-01
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所の工事のようす
2021年1月8日の記事にて工事のようすをお伝えしておりました東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所でマイクロ水力発電機の据付け工事を行いました。
既設配管の分岐工事を行い、マイクロ水力発電システムへの配管立ち上げを行いました。
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配管への発電機の据付のようすです。
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防護コンクリートの打設です。
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マイクロ水力発電システムのシステム制御盤も据付ました。
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東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所は、2021年3月の発電開始予定です。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所が稼働2021-02-24
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所が発電を開始しました
長岡京市では、北ポンプ場に引き続き2件目の導入となる「長岡京市東配水池マイクロ水力発電所」が、いよいよ稼働を開始しました。
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所は、乙訓浄水場(京都府営水道)からの送水を東配水池で受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。 有効落差は24.3m、流量310㎥/hで、稼働率を勘案すると年間100MWhの発電量を生み出す予定です。
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完成した長岡京市東配水池マイクロ水力発電所の外観です。
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今後も安定稼働に努め、長岡京市様の環境政策に貢献してまいります。
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⇒ 『長岡京市東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所のようす2021-02-18
開所式から5カ月経過しました
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は、開所式(2020年9月16日開催)から順調に発電を続け、5カ月が経過しました。
冬期の発電所のようすです。冬期は、近隣の諏訪湖も凍るかなり寒い地域です。
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開所式以降の5カ月間の日別発電量推移です。1日あたり500kWh前後の発電量で稼働を続けています。
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今後も安定稼働を目指し、維持管理に努めてまります。
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今年の諏訪湖は全面結氷も見られたものの、有名な「御神渡り」は出現しなかったようです。3年連続で「御神渡り」の出現が見られず、温暖化の影響かもしれません。
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⇒ 『浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
広報誌『江南の水道』で紹介(下般若配水場マイクロ水力発電所)2021-02-16
下般若配水場マイクロ水力発電事業が広報誌『江南の水道』で紹介
江南市水道部さまでは、「江南市水道ビジョン」で環境に配慮した事業の実施を掲げておられ、再生可能エネルギーの活用を積極的にすすめられておられます。 江南市水道部さまの広報誌『江南の水道』(令和3年2月号)にて、2021年度に発電開始を予定している下般若配水場でのマイクロ水力発電事業が紹介されました。環境技術の先進的な取組の推進、二酸化炭素排出量の削減を目的として、官民連携による未利用の再生可能エネルギーを活用したマイクロ水力発電事業を実施することがPRされています。
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下記リンクの3ページ目に記載
https://www.city.konan.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/577/sd_koho19.pdf
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事業計画認定取得(豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所)2021-02-12
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所は、2021年度上期の発電開始予定です。
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⇒ 『豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|刈谷市一ツ木配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします2021-02-08
刈谷市一ツ木配水場にマイクロ水力発電を導入します
刈谷市は愛知県のほぼ中央に位置し、自動車関連産業が盛んな都市です。人口は15万人超です。
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このたび、刈谷市一ツ木配水場において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
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刈谷市さまは、『産業の高水準な技術を活用したクリーンエネルギーの使用や省エネルギーの実践によって、CO2の排出が大幅に抑えられるとともに、産業が活性化し、安全・安心が確保されているまち』となることを目指され、様々な環境施策を展開されています。 そうした環境施策のひとつとして、刈谷市さまと当社は、一ツ木配水場へのマイクロ水力発電の導入について協定を締結しました。民間活力を活用いただき、配水場へマイクロ水力発電設備を設置することにより、再生可能エネルギーの導入を推進し環境負荷低減を図ってまいります。
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一ツ木配水場マイクロ水力発電所の概要
刈谷市さまが所有する一ツ木配水場(愛知県企業庁の刈谷第3-2供給点)に接続する管路で生じる受水圧力と運用圧力から生じる「余剰エネルギー」を活用し、マイクロ水力発電事業を行います。
平均流量は390㎥/hで、有効落差は48mを想定しています。
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当社は、自らの出資により発電設備の設置、維持管理及び事業運営を行います。刈谷市さまに対して、余剰エネルギーの提供を受けることによる対価及び設備設置に伴う用地の使用料をお支払いします。
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一ツ木配水場マイクロ水力発電所の設置予定場所の写真です。
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一ツ木配水場マイクロ水力発電所のイメージ図です。地下ピットを新たに設け、マイクロ水力発電システムを納めます。マイクロ水力発電機が停止した場合やマイクロ水力発電機で処理できる量以上の水が必要な場合は、バイパス管路に水を流します。 本管からの配管分岐は不断水工事を行うことで、断水無しで行います。
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発電出力は25.5kWで、年間発電量は173MWhを想定しております。一般家庭52世帯分の電力量を生み出します。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合、年間約90トンのCO2削減に貢献いたします。
一ツ木配水場マイクロ水力発電所は、2021年度の稼働を目指しています。
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接続契約(富山県上田子配水池マイクロ水力発電所)2021-02-03
富山県上田子配水池マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
富山県上田子配水池で導入を進めているマイクロ水力発電所では、北陸電力送配電株式会社への接続申請を進めておりました。
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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富山県上田子配水池マイクロ水力発電所は、2021年上期中の発電開始を目指しております。
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⇒ 『上田子配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
長岡京市東配水池でマイクロ水力発電機を据付け2021-02-01
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所の工事のようす
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所でマイクロ水力発電機の据付け工事を行いました。
マイクロ水力発電機は、長岡京市東配水池の電動弁室内に設置しました。
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設置前の電動弁室のようすです。
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マイクロ水力発電機は既設バイパス流路側に設置しました。発電機を据付けたようすです。
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制御盤も電動弁室横の屋外に設置しました。
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長岡京市東配水池マイクロ水力発電所は、2021年2月中の発電開始を目指しています。
⇒ 『長岡京市東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
埋蔵文化財包蔵地での工事2021-01-25
埋蔵文化財包蔵地とは
石器・土器などの遺物が出土したり、貝塚・古墳・住居跡などの遺跡が土中に埋もれている土地であって、そのことが地域社会で認識されている土地は「周知の埋蔵文化財包蔵地」となります。一般的には、「遺跡」と呼ばれます。当該土地内で土木工事等を行う場合、文化財保護法の規定に基づき、事前の届け出等が必要となります。
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東大阪市水走配水場は埋蔵文化財包蔵地
現在、マイクロ水力発電所の設置工事を進めております東大阪市の水走配水場は、埋蔵文化財包蔵地です。
鬼虎川遺跡(きとらがわいせき)と呼ばれています。近畿圏における代表的な弥生時代の遺跡とのことです。弥生土器、土師器、須恵器などが出土しています。
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東大阪市は、”遺跡の宝庫”と呼ばれるほど多くの遺跡があります。弥生時代にあった河内湖の湖畔であったためと思われます。
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東大阪市に届出
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所での水道配管工事の実施にあたり、東大阪市へ文化財保護法及び東大阪市文化財保護条例の規定に基づく届出が必要です。
?具体的には、東大阪市長あてに「土木建築工事施工届」、?大阪府教育委員会教育長あてに「埋蔵文化財発掘の届出」を行いました。
?水道配管工事での掘削のタイミングで、教育委員会からの立会いが行われました。
埋蔵文化物らしきものは出土せず、工事続行の許可をいただきました。
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後日、「埋蔵物文化財の調査結果について」という通知をいただきました。
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東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所は、今年度中の発電開始を目指しております。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
山梨建設新聞で紹介(北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所)2021-01-23
北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所が山梨建設新聞で紹介されました
2021年1月14日に開催された北杜市須玉第二減圧槽でのマイクロ水力発電所起動式が山梨建設新聞(2021年1月19日号)で
「須玉のマイクロ水力発電起動 飲料水使用は県内初」として紹介されました。
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⇒ 『北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所』関連記事へ -
朝日新聞で紹介(北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所)2021-01-19
北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所が朝日新聞で紹介されました
2021年1月14日に開催された北杜市須玉第二減圧槽でのマイクロ水力発電所起動式が朝日新聞(2021年1月16日号)で
「水道水の流れを利用し発電、北杜市が再生可能エネルギー」と題し、紹介されました。
水道施設を利用する20キロワット以下の小型水力発電は県内初として紹介されています。
https://www.asahi.com/articles/ASP1H7H62P1GUZOB00N.html
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⇒ 『北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所』関連記事へ -
山梨日日新聞で紹介(北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所)2021-01-18
北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所が山梨日日新聞で紹介されました
2021年1月14日に開催された北杜市須玉第二減圧槽でのマイクロ水力発電所起動式が山梨日日新聞(2021年1月15日号)で紹介されました。
農業用水を利用した水力発電では、台風シーズンなどには発電できない期間が発生するのに対し、水道用水を利用することで安定的に発電できることが紹介されています。
https://www.sannichi.co.jp/article/2021/01/15/00473428
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⇒ 『北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所』関連記事へ -
NHK甲府で紹介(北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所)2021-01-15
北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所がNHK甲府で紹介されました
2021年1月14日に開催された北杜市須玉第二減圧槽でのマイクロ水力発電所起動式がNHK甲府で紹介されました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20210114/1040012049.html
発電所のようすや北杜市環境課様のコメントが紹介されております。
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北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所で起動式2021-01-14
北杜市須玉第二減圧槽にてマイクロ水力発電所の起動式が行われました
北杜市須玉第二減圧槽に導入をいたしましたマイクロ水力発電所の起動式が、2021年1月14日に現地にて行われました。
北杜市様が再生可能エネルギー導入促進と二酸化炭素削減として、水道施設へ発電機を設置するマイクロ水力発電事業に取り組んでこられたものです。
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起動式の冒頭、北杜市長? 上村英司様よりご挨拶をいただき、北杜市としての「環境日本一の潤いの杜づくり」への意気込みが述べられました。
引き続き、市長と施工代表者により起動スイッチが入れられました。
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須玉第二減圧槽でのマイクロ水力発電は、須玉第一減圧槽から流入する水の残存エネルギーを利用して発電します。利用する落差は約36mで、流量は平均257㎥/hrです。予想される発電電力量は、年間148MWhとなります。
市長様への水力発電機稼働のご説明のようすです。
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当社としてましても北杜市様の環境政策に寄与できるよう維持管理に努めてまいります。
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⇒ 『北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所』関連記事へ -
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所の工事のようす2021-01-08
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所の設置工事を進めています
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所は、事業計画認定も取得でき、設置工事を進めております。
当初計画の設置位置で地質調査を行ったところ、地盤強度が弱く、大がかりな地質改善工事が必要なことが判明しました。 そこで、地下ピット方式に替えて、配水池上部に発電所を設けることとしました。
新たな発電所設置位置です。2号配水池の上部に発電所を設置します。
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2号配水池上部における発電所設置位置の土を掘削しました。
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発電所設置のための基礎の配筋を行い、コンクリートを打設しました。
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東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所は、今年度中の発電開始を目指しております。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
事業計画認定取得(富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所)2021-01-07
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所は、2021年度上期の発電開始予定です。
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⇒ 『富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
事業計画認定取得(東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所)2020-12-25
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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現在、設置の工事を進めています。
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東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所は、今年度中の発電開始を目指します。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所のようす2020-12-21
稼働開始から1カ月経過しました
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所では、試運転完了後本格稼働を開始して1か月が経過しました。
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所は、愛知県水の供給元である犬山浄水場から丹羽広域事務組合・河北配水場へ流入する水の余剰エネルギーを有効活用し、発電を行っています。
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本格稼働開始から1か月が経過しました。一日あたり600kWh前後の発電量を順調に生み出しています。年間205MWhの発電量を予定しております。
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⇒ 『丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
接続契約(豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所)2020-12-17
豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
豊中市野畑配水場で導入を進めているマイクロ水力発電所では、関西電力送配電株式会社への接続申請を進めておりました。(電気事業法の改正に伴い、2020年4月に関西電力株式会社が行ってきた一般送配電事業は、関西電力送配電株式会社に移管されています。)
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所は、2021年上期中の発電開始を目指しております。
⇒ 「豊中市野畑配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
事業計画認定取得(長岡京市東配水池マイクロ水力発電所)2020-12-14
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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長岡京市東配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、長岡京市東配水池マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
現在、設置の工事を進めています。
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長岡京市東配水池マイクロ水力発電所は、今年度中の発電開始を目指します。
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⇒ 『長岡京市東配水池マイクロ水力発電所』関連記事へ -
水道施設での発電|江南市下般若配水場にマイクロ水力発電所を設置いたします2020-12-07
江南市下般若配水場にマイクロ水力発電を導入します
愛知県江南市は、濃尾平野の北部、木曽川の南岸に位置する名古屋市のベッドタウンで、人口10万人あまりです。「江南」という名前は、木曽川を中国長江(揚子江)に見立てて名づけられたそうです。
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江南市環境基本計画では、「みんなでつくる持続可能で快適な生活環境都市」 の実現を目指しておられます。率先的に地球温暖化対策に取り組むとともに、市民、事業者に対し、省エネル ギー行動の普及促進、環境への配慮の啓発などを行い、地域全体で省エネルギー・省資源を 進め、低炭素社会の構築を目指すことが示されています。
その一環として、下般若配水場の管路を流れる浄水の余剰エネルギーおよび下般若配水場内の土地の一部を小水力発電事業を実施する事業者に提供し、再生可能エネルギーの有効利用を推進することとなり、当社マイクロ水力発電システムを設置させていただくこととなりました。
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下般若配水場マイクロ水力発電の概要
江南市水道事業では、自己水源から取水した原水を塩素滅菌による浄水処理を行ったうえで、受水した県水と併せて需要者に供給されています。今回のマイクロ水力発電は、県水受水点である下般若配水場で行います。
県水供給元である犬山浄水場から下般若配水場までの約64mの落差を活用いたします。落差エネルギーのうち、下般若配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行います。
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下般若配水場への水の流入量は、平均880㎥/hです。総落差から管損失などを引いた有効落差は、約44mを想定しております。発電出力は62kWの予定で、年間発電量は341MWhを計画しております。
設置場所(ポンプ室)の写真とマイクロ水力発電機の設置イメージです。
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2021年度中に発電開始予定です。 江南市様が目標とされる「みんなでつくる持続可能で快適な生活環境都市」 の実現に貢献できるよう努めてまいります。
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楠根配水場マイクロ水力発電所の系統連系2020-12-03
楠根配水場マイクロ水力発電所の工事のようす
2020年11月19日付の記事でご紹介したマイクロ水力発電機据付けからさらに工事が進んでいます。
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据付けたマイクロ水力発電システムの水圧試験(0.75MPa)もクリアしました。
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系統連系工事を行いました
マイクロ水力発電でできた電気を売電するために系統電力網に接続する系統連系工事を実施しました。
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これで発電の準備は整いましたので、今後、試運転調整に入っていきます。
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⇒ 『寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所』の関連記事へ -
接続契約(東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所)2020-12-01
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
東大阪市水走配水場で導入を進めているマイクロ水力発電所では、高圧接続検討を経て、関西電力送配電株式会社への接続契約申込を進めておりました。(下図の赤線部分)
― このたび、接続申請が無事認められ、「系統連系に係る契約のご案内(接続契約案内)」が届きました。
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工事費負担金額を振り込めば、接続契約は完了となります。 接続契約ができたので、事業計画認定申請へ進みます。
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事業計画認定の進み具合にもよりますが、2020年度内の発電開始を予定しております。
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⇒ 『東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
接続契約(長岡京市東配水池マイクロ水力発電所)2020-11-27
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
長岡京市東配水池で導入を進めているマイクロ水力発電所では、関西電力送配電株式会社への接続申請を進めておりました。(電気事業法の改正に伴い、2020年4月に関西電力株式会社が行ってきた一般送配電事業は、関西電力送配電株式会社に移管されています。)
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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長岡京市東配水池マイクロ水力発電所の工事を開始
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所は、2020年度中の発電開始を目指しております。
発電開始を目指して工事を開始しました。
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系統連系のための建柱を行いました。
⇒ 「長岡京市東配水池マイクロ水力発電所」関連記事へ -
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所が稼働2020-11-24
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所が発電を開始しました
2020年3月3日記事にて導入をお知らせしておりました愛知県の丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所が試運転を完了し、いよいよ稼働を開始しました。
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所は、愛知県水の供給元である犬山浄水場から丹羽広域事務組合・河北配水場へ流入する水の余剰エネルギーを有効活用し、発電を行うものです。
丹羽広域事務組合様からは、発電所設置のための場所と水の余剰エネルギーの提供をいただます。当社は、発電施設の計画・設計・建設・運営・維持管理等を行い、発電した電力を電気事業者へ販売いたします。電力の販売による収益の一部は、丹羽広域事務組合様へ還元いたします。
完成した発電機室の外観です。地下から配管を立上げ、地上に発電機室を設置しました。
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発電機室の内部です。
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河北配水場マイクロ水力発電所では、河北配水場への水の流入量580㎥/h、総落差から管損失などを引いた有効落差32.5mを活用して発電します。年間発電量は205MWhを計画しております。
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丹羽広域事務組合水道部様のHPでも紹介されています。(リンクはこちら)
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⇒ 「丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
寝屋川市楠根配水場でマイクロ水力発電機を据付け2020-11-19
寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所の工事のようす
2020年10月16日付の記事でご紹介した不断水分岐工事からさらに工事が進み、マイクロ水力発電システムを設置する地下ピットが完成しました。
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マイクロ水力発電機を据付け
地下ピットが完成しましたので、マイクロ水力発電機や電動弁、流量計を取り付けました。
搬入のようすです。
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マイクロ水力発電機の取り付けです。
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マイクロ水力発電システムの地下ピット内での機器設置が完了しました。
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このあと、電気配線の作業に入ります。
2020年12月に試運転を開始する予定です。
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⇒ 「寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
接続契約(富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所)2020-11-17
富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
富田林市金剛東配水池で導入を進めているマイクロ水力発電所では、関西電力送配電株式会社への接続申請を進めておりました。(電気事業法の改正に伴い、2020年4月に関西電力株式会社が行ってきた一般送配電事業は、関西電力送配電株式会社に移管されています。)
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所は、2021年上期の発電開始を目指しております。
⇒ 「富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所」関連記事へ -
高圧接続検討が完了(東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所)2020-11-12
東大阪市水走配水場イクロ水力発電所の高圧接続検討が完了
東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所は、発電出力が50kWを上回るため、系統と高圧接続を行います。(50kWを下回る場合は、低圧接続となります。)
高圧接続を行う場合には、送配電会社への接続契約申込の前に、接続検討を行わなければなりません。接続検討は、低圧接続の場合は不要です。接続検討は、送配電会社へ申込み、送配電会社で有料で実施してもらいます。
高圧案件における系統連系を行うまでの流れを示します。
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送配電会社より接続検討結果として、当社希望の発電電力に対して系統への接続可能の判断が下りました。
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?引き続き、接続契約の申し込みを行います。 技術検討を経て、接続契約案内が届けば、経済産業省への事業計画認定申請を行います。
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富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所のようす2020-11-05
稼働開始から半年経過しました
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所は、2020年4月の本格稼働から半年以上が経過しました。
上流の日野浄水場から上原減圧水槽までの総落差39mと平均流量800㎥/hを有効利用して発電しています。
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本格稼働から半年以上が経過し、想定通りに150MWhを超える発電量が得られています。
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上原減圧水槽の入り口には、富田林市がSDGsに取り組んでいる一環で当発電所が設けられていることを示す看板が設けられました。
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今後も上原減圧水槽マイクロ水力発電所の維持管理に努め、富田林市様のSDGsに貢献してまいります。
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プレスリリース:DK-Powerが吹田市環境表彰を受ける2020-10-30
【ダイキン】DK-Powerが吹田市環境表彰を受ける
水道施設の余剰水力エネルギーで創エネするマイクロ水力発電により環境貢献
ニュース配信サイトNEWSCASTに2020年10月30日付でプレスリリースが掲載されました。
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吹田市環境表彰をいただきました2020-10-23
佐井寺配水場マイクロ水力発電事業の実績により吹田市様から環境表彰をいただきました
吹田市環境表彰制度とは、吹田市の区域内において、環境の保全及び創造に資する推進活動の普及・向上を目的とした取組を計画的に実践している個人及び団体、事業所など、環境の分野で功労があった者の業績を顕彰するとともに、他の模範とするため、表彰を行う制度です。
当社は、吹田市に本社を構え、佐井寺配水場マイクロ水力発電事業で吹田市様とも官民連携を行っております。このたび佐井寺配水場マイクロ水力発電事業での環境貢献実績が認められ、表彰いただくこととなりました。
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環境表彰式典
2020年10月23日に吹田市役所にて、表彰式が開催されました。
冒頭、後藤市長様より吹田市の環境に対する積極的な取組姿勢をお話しいただきました。 環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したケニア出身のワンガリ・マータイさんが、環境を守る世界共通語として広めることを提唱した言葉「MOTTAINAI(もったいない)」から、吹田市様では、「SUITA MOTTANOCITY ACTION PLAN(吹田もったのシティアクションプラン)」を策定し、節エネ・省エネ・省資源に取り組まれているとのことです。
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その後、表彰状を授与いただきました。
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佐井寺配水場マイクロ水力発電所の実績
佐井寺配水場マイクロ水力発電所は、2019年11月1日の発電開始以降、順調に稼働を続けております。 この1年で170MWhを超える電力を生み出しました。
上流の浄水池から佐井寺配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電しており、「MOTTAINAI(もったいない)」精神に合致するものです。 今後も、吹田市様の環境行政のお役に立てるよう吹田市産の再生可能エネルギーを生み出してまいります。
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⇒ 「吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
水道施設での発電|富山県上田子配水池にマイクロ水力発電所を導入いたします2020-10-21
富山県は水力発電が盛んな再生可能エネルギー先進県
富山県は、豊かな水資源や急流河川を活かした水力発電の開発が盛んに行われており、現在も発電電力量の約7割を水力発電が占めるなど、日本でも有数の再生可能エネルギー先進県です。
県の展開目標のひとつとして、「環境・エネルギー先端県」づくりを挙げられています。小水力発電については、CO2の排出量が少なく環境への負荷が少ないこと、太陽光や風力に比べ気象の影響が小さく安定した発電が可能であることなどから、包蔵水力が全国2位という富山県の高いポテンシャルを活かし、積極的な導入促進に取り組むこととされています。
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富山県上田子配水池にマイクロ水力発電所を導入することになりました
このたび、富山県企業局様の上田子配水池でのマイクロ水力発電事業における発電事業者として、当社を含む企業グループを選定いただきました。マイクロ水力発電設備の設置および運営は当グループが実施いたします。企業局様からは設備の設置場所と流水のエネルギーをご提供いただきます。場所とエネルギーをお借りする対価として、売電利益の一部を企業局様に納めます。
本事業では、子撫川浄水場より上田子配水池へ流入する水が持つ未利用エネルギーを活用を目的とし、マイクロ水力発電事業を実施いたします。 流入流量は平均672㎥/hで、有効落差は19mです。
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マイクロ水力発電システムは、下図の上田子配水池の流入弁室に設置されます。
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流入弁室内でマイクロ水力発電システムは、下図のように既設の流量調整弁をバイパスする形で設置いたします。
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年間発電量は131MWhを見込んでいます。CO2削減量として年間77トンに相当します。
2021年度上期の発電開始を目指します。
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寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所の不断水分岐工事2020-10-16
寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所で不断水分岐工事を行いました
寝屋川市楠根配水場においてマイクロ水力発電システムを設置するための送水管不断水分岐工事を行いました。
既設の受水弁バイパス管路を断水することなく2カ所分岐しました。写真は、不断水分岐工事により取り付けられた仕切弁です。
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不断水分岐工事のようす
不断水分岐工事は、配水池への水の流入を止めることなく(つまり、断水することなく)、既設管に穴を開け、分岐する工事です。
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(2)割T字管に仕切弁を取り付けます。
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(3)仕切弁を開けた状態で穿孔機を取り付けます。
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(4)穿孔機のカッターを前進させ、既設管に穴を開けます。
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(5)貫通したら、カッター部を戻し、仕切弁を閉じます。その後、穿孔機を取り外します。
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切り取られた既設管部分です。
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これで不断水分岐工事は完了です。この仕切弁を開けると通水します。
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不断水分岐部から発電システム部まで配管
不断水分岐工事個所から発電システム設置部までの配管を行いました。
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⇒ 「寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
水道産業新聞で紹介(野畑配水場マイクロ水力発電所)2020-10-15
野畑配水場へのマイクロ水力発電導入が水道産業新聞で紹介されました
2020年10月12日(第5447号)付の水道産業新聞にて、豊中市上下水道局様と当社の間で『マイクロ水力発電事業の実施に向けた基本協定』を締結したことが報じられました。
紙面では、今回の発電事業に併せて災害による停電が起こった場合でも電源を確保し、電動受水弁の操作を可能とするなど災害対策の強化も図ることも紹介されました。
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⇒ 水道産業新聞社HPへ -
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所が稼働2020-10-14
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所が発電を開始しました
2019年7月23日に矢板市役所で市長様と協定式を執り行い、設置を計画しておりました矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所が、いよいよ発電を開始しました。
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所は、寺山ダムからの導水を利用して発電します。マイクロ水力発電システムは、寺山浄水場の着水井手前に導入しました。
矢板ダムからの導水は、写真矢印のように建屋内の着水井に入ります。発電所は、建屋内の流量調整弁室に設けました。
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写真左が、流量調整弁室内の発電システムのようすです。写真右は、屋外に設置されたシステム制御盤で、ここを通って系統電力網へ電力が流れます。
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発電システムの調整を経て、発電を開始しました。
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寺山浄水場マイクロ水力発電所での年間発電量は、140MWhを想定しております。電力のCO2排出係数を平成28年度全国平均係数(0.000518(t-CO2/kWh))として、年間72トンのCO2削減に貢献いたします。
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大阪府HPにて吹田市様および富田林様との取組事例が掲載2020-10-12
大阪府「おおさかスマートエネルギーセンター」HPで当社取組み事例が紹介
大阪府様と大阪市様は共同で、「おおさかスマートエネルギーセンター」を大阪府環境農林水産部エネルギー政策課内に設置されています。省エネの推進や再生可能エネルギーの普及拡大を目指し、府民や事業者からの質問や相談に応えるワンストップ相談窓口やマッチング事業などを積極的に展開されています。
その「おおさかスマートエネルギーセンター」HPにて、府内の上水道施設における小水力発電事例が掲載されています。『民間事業者への場所貸しによる導入事例』の中で、吹田市様および富田林様と当社が官民連携で進めているマイクロ水力発電事業の事例が紹介されました。
リンク先 http://www.pref.osaka.lg.jp/eneseisaku/sec/smallhydro_josuido.html
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事業計画認定取得(寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所)2020-10-07
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所は、2021年度下期の竣工~発電開始を目指し工事を進めております。
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水道施設での発電|豊中市野畑配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします2020-10-02
豊中市上下水道事業における積極的な環境対策への取組み
豊中市上下水道局様では、「地球環境の保全」、「住民参加による健全な水循環・水環境の保全」、「持続的に発展可能な都市産業活動」などへの貢献を目指し、『第2次とよなか水未来構想』を定められています。その中で、めざすべき将来像のひとつとして「環境にやさしい事業の展開」を掲げ、再生可能エネルギーの活用を積極的にすすめられています。 このたび、公有財産の活用を図るとともに、未利用の再生可能エネルギーの有効利用を目的として、小水力発電事業を実施されることとなり、当社マイクロ水力発電システムを野畑配水場に設置いただくこととなりました。
豊中市上下水道局様からは、施設(送水管及び野畑配水場内の一部)の提供をいただます。当社は、発電施設の計画・設計・建設・運営・維持管理等を行い、発電した電力を電気事業者へ販売いたします。電力の販売による収益の一部は、豊中市様へ分配されます。
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野畑配水場マイクロ水力発電所の概要
野畑配水場マイクロ水力発電所は、上流の浄水池から野畑配水場内配水池へ自然流下する際の水の余剰圧力を有効活用して発電を行います。野畑配水場内配水池の受水圧0.30~0.34MPaです。水の流入流量は、平均633㎥/hとなります。
野畑配水場内の配水池手前の既設流量調整弁をバイパスする形で、当社の22kWクラス発電機を2台並列設置いたします。
年間発電量は、233MWhを想定しております。
2021年10月までに発電を開始いたします。
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「野畑配水場小力発電事業に係る基本協定 」締結式
2020年10月1日、豊中市上下水道局において、「野畑配水場小力発電事業に係る基本協定 」の締結式が執り行われました。
冒頭、豊中市上下水道事業管理者・吉田久芳様よりご挨拶をいただき、官民連携による本発電事業への期待のお言葉をいただきました。その後、豊中市上下水道局のご担当者様より事業概要の説明があり、豊中市上下水道事業管理者様(写真左)と当社代表による協定書への署名を行いました。
豊中市上下水道局様のHPでも紹介いただいております。
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豊中市様は、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として、内閣府より2020年度「SDGs未来都市」に選定されております。 当社も今回の野畑配水場マイクロ発電事業を通じて、豊中市様のSDGs政策に寄与してまいります。
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富田林市HPで紹介(富田林市金剛東配水池マイクロ水力発電所)2020-09-30
富田林市HPでも金剛東配水池でのマイクロ水力発電事業実施が紹介されています
2020年9月24日に当HPでご紹介しましたが、 富田林市様のHPでも、上原減圧水槽(2020年4月本格稼働開始)に続き、富田林市において2カ所目となる金剛東配水池マイクロ水力発電事業が実施されることが紹介されました。
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佐久市民新聞で紹介(浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所)2020-09-29
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所の開所式が佐久市民新聞で紹介されました
2020年9月25日付の佐久市民新聞で浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所開所式のようすが紹介されました。
『追分調整池にマイクロ水力発電所 ~ CO2削減で環境に配慮 ~』と題し、追分調整池マイクロ水力発電事業の概要が紹介されています。
今回の設置が、浅麓水道企業団様の今後の経営戦略『環境に配慮したシステム構築に取り組む』に基づくことや売電収入の一部が企業団に還元されることなどが紹介されました。
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水道施設での発電|富田林市金剛東配水池にマイクロ水力発電所を導入いたします2020-09-24
地域の未利用エネルギーを活用し、環境貢献 ~富田林市では2カ所目です~
富田林市様と当社は、富田林市水道施設の金剛東配水池に流入する水の余剰圧力(落差)を利用したマイクロ水力発電事業の協定を締結しました。
『民間活力を活用した富田林市施設の利用により、地域社会におけるマイクロ水力発電を実施し、エネルギーの有効活用を進めることを目的とする』 ものです。
富田林市様においては、上原減圧水槽マイクロ水力発電所に次いで2カ所目の水道施設でのマイクロ水力発電所の導入となります。
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金剛東配水池マイクロ水力発電所の概要
富田林市には、大阪府河内長野市の滝畑ダムから取水された水が供給されています。滝畑ダムから日野浄水場に導かれた後、富田林市内の配水池へ送水されます。その途中で送水配管への負担を減らすため、上原減圧水槽が設けられており、すでにマイクロ水力発電を導入いただいております(2020年4月から本格稼働中)。
このたび、上原減圧水槽から下流の金剛東配水池にも富田林市様では2カ所目となるマイクロ水力発電を導入することとなりました。 上原減圧水槽から金剛東配水池までは、総落差が45mあり、自然流下で送水されております。金剛東配水池への流入流量は、320~400㎥/hです。配水池へ流入する水の余剰圧力を利用して発電を行います。既存の流入調整弁をバイパスする流路を新たに設け、マイクロ発電システムを設置いたします。 年間約118MWhの発電量が得られる予定です。
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富田林市長様への表敬訪問
富田林市上下水道施設でのマイクロ水力発電は、上原減圧水槽に引き続き2カ所目となります。1カ所目の上原減圧水槽マイクロ水力発電所は、2020年4月から本格稼働を続けておりますが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令があったため、開所式は行えませんでした。 このたび、2カ所目となる金剛東配水池へのマイクロ水力発電の導入を決定いただいたことから、2020年9月23日に富田林市長・吉村善美様への表敬訪問を行いました。(写真右が吉村市長様)
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富田林市様は、内閣府の「SDGs未来都市」に選定され、その中でも特に先導的な取組みである「自治体SDGsモデル事業」として評価されております。事業名は、『富田林発!「商助」によるいのち輝く未来社会の実現プロジェクト』であり、当社との連携である「富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電事業」の実施もコンテンツとして採用いただいていております。(提案資料へのリンク:12ページに掲載)
市長様からは、富田林市様のSDGs取組みにかける思いと「SDGs未来都市」選定に対し今回の公民連携が寄与したことへの感謝のお言葉をいただきました。
当社としてもマイクロ水力発電事業を通じて富田林様のSDGs実現に寄与できるよう努めてまいります。
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信濃毎日新聞で紹介(浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所)2020-09-18
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所の開所式が信濃毎日新聞で紹介されました
2020年9月17日付の信濃毎日新聞で浅麓水道企業団追分調整池におけるマイクロ水力発電所の開所式のようすが紹介されました。
『水道施設活かし水力発電 ~浅麓水道企業団、軽井沢で開所式~』と題し、追分調整池マイクロ水力発電事業の概要が紹介されています。
企業長である栁田佐久市長様の「環境に配慮したエネルギー創出に貢献できる」とのコメントも紹介されました。
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浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所で開所式2020-09-17
浅麓水道企業団追分調整池にてマイクロ水力発電所の開所式が行われました
2020年7月に竣工し、試運転を行っていました浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所の開所式が2020年9月16日に開催されました。
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今回の追分調整池でのマイクロ水力発電事業は、浅麓水道企業団様の「環境にやさしい水道システムの構築を目指し、再生可能エネルギーの利活用の推進を図る」という目的と合致し、官民協働で実施するものです。 当社は、浅麓水道企業団様から水のエネルギーと場所を借り受けた上で、発電所を設置いたします。設置のための初期費用および管理維持費用は当社がすべて負担いたします。発電した電力は、売電し、収入を上げることで投資回収を進めてまいります。収入の一部は、水の利用および場所の賃借料として、企業団様にお返しいたします。また、発電設備の固定資産税が地元自治体様に入ります。
開所式には地元自治体の議員様をはじめ多数の出席をいただきました。 まずは、浅麓水道企業団企業長であり佐久市長でもある栁田清二様よりご挨拶いただきました。 浅麓地域での熱心な環境政策や本事業に対する期待などをお話しいただきました。
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引き続き企業長様(写真左)による起動スイッチのONにより、発電が開始しました。
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出席の方々には、熱心に見学いただき、取り組みへの好評をいただきました。
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すでに存在する水道というインフラを活用し、未利用であった水の落差エネルギーを使うことで低炭素化を図れることは、SDGsの時代において大変意義のあることだと思います。
今後も環境問題に真摯に取り組んでおられる浅麓水道企業団様において、我々の提供する環境技術で、持続可能な地域づくりに貢献してまいります。
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京都新聞で紹介(長岡京市東配水池マイクロ水力発電所)2020-09-16
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所の導入協定式が京都新聞で紹介されました
既報にてご紹介した長岡京市で2カ所目となる東配水池マイクロ水力発電所の導入協定式のようすが2020年8月26日付の京都新聞で紹介されました。
「水道管に小水力発電機」と題し、再生可能エネルギーの活用と温室効果ガスの削減を目的とし、市が設置場所を当社が発電システムを提供した上で、売電による収益を分け合う仕組みが紹介されました。
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接続契約(寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所)2020-09-10
寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所が系統電力網と接続契約
寝屋川市楠根配水場で導入を進めているマイクロ水力発電所では、高圧接続検討を経て、関西電力送配電株式会社への接続契約申込を進めておりました。(下図の赤線部分)
― このたび、接続申請が無事認められ、「系統連系に係る契約のご案内(接続契約案内)」が届きました。
工事費負担金額を振り込めば、接続契約は完了となります。 接続契約ができたので、事業計画認定申請へ進みます。
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事業計画認定の進み具合にもよりますが、年内の発電開始を予定しております。
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⇒ 『楠根配水場マイクロ水力発電所』関連記事へ -
YouTubeで公開(滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所)2020-09-07
滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所がテレビ滋賀で紹介されました
2020年8月26日の記事でご紹介した通り、テレビ滋賀「プラス1」という番組で滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所のようすが紹介されました。
放送内容は、YouTubeでもご覧いただけます。(6分50秒から紹介されています)
https://www.youtube.com/watch?v=JBNc1JlZPqk&feature=youtu.be -
朝日新聞で紹介(柳井第一配水池マイクロ水力発電所)2020-09-02
柳井第一配水池マイクロ水力発電所が朝日新聞で紹介されました
2020年8月28日付の朝日新聞山口版にて
『県内初のマイクロ水力発電』と題し、水道送水施設では山口県内では初めてとして、柳井第一配水池マイクロ水力発電所が紹介されました。
柳井地域広域水道企業団の企業長である柳井市長様からの「これからの時代に必要な事業。新たな収入にもつながる」とのコメントなどが紹介されました。
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山口新聞で紹介(柳井第一配水池マイクロ水力発電所)2020-09-01
柳井第一配水池マイクロ水力発電所が山口新聞で紹介されました
2020年8月30日付の山口新聞にて
『送水管活用しマイクロ発電 柳井地域広域水道企業団 浄水場、配水池の高低差利用』
と題し、柳井第一配水池におけるマイクロ水力発電事業が紹介されました。
柳井地域広域水道企業団の企業長である柳井市長様からの「時代が求める再生可能エネルギーであり、収益先が限られた企業団の新たな収益源となる」とのコメントなどが紹介されました。
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水道施設での発電|柳井第一配水池にマイクロ水力発電所を設置2020-08-28
柳井地域広域水道企業団・柳井第一配水池にマイクロ水力発電所を設置
柳井地域広域水道企業団様は、弥栄ダムを水源として導水し、柳井地域のほぼ中心地にあたる柳井市に浄水場を設け、柳井地域2市4町(柳井市、周防大島町、岩国市、上関町、田布施町、平生町)の水道事業体に対して、水道用水を供給しています。柳井地域は、山口県東部に位置し、日本三名橋のひとつ錦帯橋の南となります。給水人口は、約6万人です。
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このたび、柳井地域広域水道企業団様より既存インフラを利用した環境貢献に対するご理解をいただき、柳井第一配水池にマイクロ水力発電を導入することとなりました。
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柳井第一配水池マイクロ水力発電所の概要
弥栄ダムで取水された水は、柳井地域広域水道企業団の日積浄水場へと導かれます。日積浄水場で浄化処理されたのち、各市町の配水池へ送られます。 今回マイクロ水力発電を導入するのは、柳井市に水を配水する柳井第一配水池です。
日積浄水場から柳井第一配水池へは、総落差で約60mあります。落差エネルギーのうち、柳井第一配水池への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行います。
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柳井第一配水池への水の流入量238~462㎥/hを活用して発電します。総落差から管損失などを引いた有効落差は、36mと想定しております。 最大発電出力は27kWとなり、稼働率などを勘案すると、年間181MWhの発電量が期待できます。この発電量は、一般家庭56軒分の電力消費量に相当し、99トンのCO2削減に貢献します。
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柳井第一配水池マイクロ水力発電所のようす
柳井第一配水池の流入弁室地下ピット内に既設流入弁をバイパスする形で発電機を設置しています。
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システム全体を制御し、系統連系を行うシステム制御盤は、屋外に設置しました。
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メディア向け説明会を実施
2020年8月27日には、地元メディア向けに説明会を実施しました。
柳井地域広域水道企業団の企業長でもある柳井市長(井原健太郎様)からもご挨拶いただきました。柳井第一配水池マイクロ水力発電所の設置に伴う環境貢献や地元への収益還元の重要性をお話しいただきました。
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テレビ滋賀プラスワンで紹介されます(滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所)2020-08-26
滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所がテレビ滋賀で紹介されます
テレビ滋賀「プラス1」という番組において、
「県内初!エネルギーの新しい形」(予定)と題し、
滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所のようすが紹介されます。
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【放送日】 令和2年8月30日(日) 8:30-8:50
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現場での取材のようすです。
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⇒ 「長福寺分水点マイクロ水力発電所」関連記事へ -
水道施設での発電|長岡京市東配水池にマイクロ水力発電所を導入いたします2020-08-21
長岡京市東配水池にマイクロ水力発電を導入します
京都府の長岡京市様では、2009年4月に『“ 環境の都 ” 長岡京市環境都市宣言』を行い、市民と企業、諸団体と行政が協働して“環境の都”長岡京の実現を目指し、さまざまな取組みを進めてこられました。
その一つの取組みとして、2017年9月には当社との間で『再生可能エネルギー導入(小水力発電)共同事業に関する協定』を締結し、長岡京市北ポンプ場にマイクロ水力発電を導入させていただきました。2018年3月竣工から順調に稼働を続けております。
このたび、長岡京市様においては、2件目となる東配水池へのマイクロ水力発電の導入を決定いただきました。
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長岡京市東配水池マイクロ水力発電所の概要
長岡京市東配水池マイクロ水力発電所は、乙訓浄水場(京都府営水道)からの送水を東配水池で受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。
当社は、長岡京市様よりの東配水池の土地と建物を一部借り受け、当社負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行います。当社から長岡京市様へは、水の余剰エネルギーの使用および土地使用等に対する対価をお支払いいたします。
有効落差は24.3m、流量310㎥/hで、稼働率を勘案すると年間100MWhの発電量を生み出す予定です。
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東配水池マイクロ水力発電事業に関する協定を締結
2020年8月21日に長岡京市役所において、東配水池マイクロ水力発電事業に関する協定締結式が行われました。中小路市長様からは、長岡京市での環境貢献への期待をお話しいただきました。(右側が中小路市長様です。)
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丹羽広域事務組合河北配水場でマイクロ水力発電機を据付け2020-08-20
丹羽広域事務組合河北配水場にてマイクロ水力発電機を据付けしました
丹羽広域事務組合河北配水場の工事では、すでに送水管から発電システムを取り付けるための配管分岐を行っていました。(過去記事へリンク)
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工事は進み、配管分岐に発電機や電動弁の取り付けを行いました。
まずは、捨てコンクリートをひきます。
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分岐部から配管をつなぎ、仕切弁や電動弁、流量計を取り付けました。
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配管にマイクロ水力発電機を取り付けました。
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この状態から基礎を作っていきます。基礎の鉄筋を敷設しました。
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基礎完成後、この上に発電機室を作っていきます。
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所は、2020年9月の竣工を予定しています。
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⇒ 「丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
事業計画認定取得(香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所)2020-08-17
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所は、2021年3月までの竣工~発電開始を目指します。
⇒ 「香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
滋賀報知新聞で紹介(滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所)2020-08-06
滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所の稼働が滋賀報知新聞で紹介されました
2020年8月1日付? 滋賀報知新聞の東近江・湖東 ニュースにおいて、長福寺分水点マイクロ水力発電所の稼働が、『上水道管水路で県内初の発電装置』として記事掲載されました。
県では、CO2削減につながる再生可能エネルギーの導入促進を進める上で長福寺分水点マイクロ水力発電事業に期待を寄せていることなどが紹介されています。
⇒ 滋賀報知新聞へ
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富田林市の自治体SDGsモデル事業で当社連携が紹介2020-08-04
富田林市様は「SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業」に選定されました
内閣府は、自治体によるSDGsの達成に向けた取組みを公募し、優れた提案の約30都市を「SDGs未来都市」として選定し、その中でも特に先導的な取組みについて約10都市を「自治体SDGsモデル事業」として選定しています。全国的なSDGsの推進や、地方創生の深化を目的としています。
富田林市様は、2020年度提案で、「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」の両方に選定されました。事業名は、『富田林発!「商助」によるいのち輝く未来社会の実現プロジェクト』です。
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富田林様の事業提案で当社との連携が紹介されています
環境課題に対する「健康増進のためのエコロジータウンの形成」の事例として、当社との連携である「富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電事業」の実施が紹介されています。(提案資料へのリンク:12ページに掲載)
当社としても、富田林市様のSDGs推進に寄与できるよう「富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所」の安定的な運用に努めてまいります。
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⇒ 「富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所」関連記事へ -
中日新聞で紹介(滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所)2020-07-30
滋賀県長福寺分水点マイクロ水力発電所の稼働が中日新聞で紹介されました
滋賀県知事定例会見での「長福寺分水点マイクロ水力発電所」の本格稼働の発表に引き続き、2020年7月29日に報道機関向けの現地説明会を実施しました。
2020年7月30日付中日新聞(滋賀総合面)で、発電所の様子やダイキン工業の空調事業で培ったモーター・インバーター技術を応用して開発されたことが紹介されました。
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⇒ 「長福寺分水点マイクロ水力発電所」関連記事へ -
水道施設での発電|滋賀県長福寺分水点にマイクロ水力発電所を設置2020-07-28
滋賀県の「二酸化炭素排出量実質ゼロ」に向けた取組み
滋賀県は、全国に先駆けてSDGsを県政に取り込むことを宣言されたSDGs未来都市です。 2020年1月6日には、琵琶湖をはじめとする豊かな自然環境を守り、豪雨災害等に強い持続可能な社会を次世代に引き継ぐために、2050年にCO2排出量を実質ゼロにすることを目指した「“しがCO2ネットゼロ”ムーブメント」も宣言されています。
2016年3月には、エネルギーを巡る新たな状況変化に的確に対応しながら、「原発に依存しない新しいエネルギー社会」の構築に向けた長期的、総合的かつ計画的なエネルギー政策を推進するための指針として、「しがエネルギービジョン」を策定され、ビジョンに基づき再生可能エネルギーの導入促進を進められてきました。水力発電に関しても、ビジョン中に「小水力促進プロジェクト」として掲げられ、水道施設への導入も積極的に検討されてこられました。
その検討結果として、このたび滋賀県様と当社の連携のもと、企業庁給水管水路を利用したマイクロ水力発電事業を実施することとなりました。
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滋賀県企業庁長福寺分水点にマイクロ水力発電所を設置
滋賀県企業庁様では、近江八幡市、草津市、守山市、栗東市、甲賀市、野洲市、湖南市、東近江市、日野町、竜王町の8市2町の684千人(計画給水人口)に198,800㎥/日(計画給水量)の水道用水を供給されています。
今回、琵琶湖を水源とする馬淵浄水場からの送水を受ける長福寺配水池の手前(長福寺分水点)にて、マイクロ水力発電を行います。馬淵浄水場からは、瓶割山調整池(EL185m)に向かってポンプで送水されていますが、比較的低い場所にある長福寺配水池(EL146m)では送水圧が残っています。そこで、マイクロ水力発電を行うことで、残されたエネルギーの有効活用を行います。
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滋賀県企業庁様からは、送水の残存エネルギーと発電所を設置するための場所を提供いただきます。当社は、マイクロ水力発電設備の導入費用およびメンテナンス費用をすべて負担の上、固定価格買取制度による売電を行います。売電で得られた収益の一部は、滋賀県企業庁様に残存エネルギーおよび場所の提供に対する対価として還元いたします。
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有効落差は42m、流量は472㎥/hで、約30kWの発電を行います。配水池への送水時間が、16時間/日となりますので、年間発電量は173MWh(一般家庭50軒分)を想定しております。
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長福寺分水点マイクロ水力発電所のようす
長福寺分水マイクロ水力発電所は、地上設置です。
長福寺分水マイクロ水力発電所は、水道施設への設置では滋賀県内で初めての事例となります。
今回の長福寺分水マイクロ水力発電所設置を通じて、滋賀県の先端的な環境取組みに貢献してまいります。
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滋賀県知事定例会見での発表
2020年7月28日の滋賀県知事定例会見にて、「長福寺分水点マイクロ水力発電所」の本格稼働が三日月知事から発表されました。
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三日月知事からは、 「本事業は、小型化・高効率化といった技術的な進歩により、これまで設置できなかった箇所にも導入することができたことで、再生可能エネルギーの新たな導入ポテンシャルを見出せた取組である。今後は、県としても、他の施設での導入可能性について検討を進めるとともに、市町の施設や民間事業者の工場等での活用が広まるよう普及促進を図ってまいりたい。」 とのお言葉もいただきました。
滋賀県県政e新聞でも紹介されています。
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矢板市寺山浄水場での試掘2020-07-21
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所が設置に向け動き出しました
2019年7月23日に矢板市役所で市長様と協定式を執り行い、設置を計画しておりました矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所ですが、系統連系容量不足への電力会社対応および矢板市様水道事業に関する水利権更新対応で設置が遅れておりました。 そうした問題も解決し、いよいよ設置に向けて動き出しました。
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所は、寺山ダムからの導水を利用して発電します。マイクロ水力発電システムは、寺山浄水場の着水井手前に導入いたします。
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矢板市寺山浄水場で試掘を行いました
2020年7月20日に寺山浄水場におけるマイクロ水力発電所設置工事に先立ち、試掘を行いました。写真の右側が着水井と弁室の建物です。
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マイクロ水力発電システムを取り付ける配管が出てきました。
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特に工事の障害となる埋設物も確認されませんでしたので、今後設置工事を進めていくことができます。
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所は、2020年10月の発電開始を目指しております。
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東大阪市水走配水場での試掘2020-07-17
東大阪市水走配水場で試掘を実施しました
2020年7月3日の記事で地盤調査のようすをご紹介した東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所ですが、引き続き地下ピット設置のための試掘を行いました。
地盤調査では、地下ピットの沈降を防ぐ方法を決めるために土の締まり具合や強度データを計測しました。今回の試掘では、地下に図面に示されていない埋設物がないかや、地下水の出てくる深さを調べ、工事中の矢板の長さを決めます。さらに、マイクロ水力発電システムをつなぐ水道管の埋設位置や継手の確認も実施しました。
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1.5mほど掘ると水が出てきましたので、矢板を立てました。
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水を汲み取りながら、掘削を続けます。 マイクロ水力発電システムを取り付ける水道管が出てきました。継手も確認できました。
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地質の状況や実際に埋設されている水道管と図面とのズレも確認できました。
今後、このデータにより地下ピットの設計を行います。
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⇒ 「東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
系統電圧上昇による出力抑制の回避(えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所)2020-07-15
えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所では出力抑制
2020年6月2日より運用を開始した「えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所」では、周囲に電力需要が少ないことからか系統電圧上昇による出力抑制によりマイクロ水力の発電出力が22kW程度に抑えられていました。
以前、淡路調整池マイクロ水力発電所で系統電圧上昇による出力抑制回避を行った際は、電力会社と相談の上、系統側の柱上トランスを交換することで対応しました。(参考記事へ)
柿木原浄水場マイクロ水力発電所では、電力会社の受電点から発電所まで100mほどの引込線がはられており、引込線のサイズを見直すことで出力抑制の改善を試みました。
引込線は、細いと抵抗値が増え、電流が流れにくくなるため、発電所から受電点までの間の電圧上昇が大きくなります。これを太くすれば、抵抗値が少なくなり、電圧上昇を少なくすることができます。
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引込線の張替え工事
系統電圧の測定値などから電力会社と相談し、引込線を60sqから150sqに張り替えれば、系統電圧上昇による出力抑制を解消できることが計算上わかりました。 そこで引込線を張替えしました。
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この引込線の張替えにより、マイク水力発電出力が当初計画通りに27kWまで出せるようになりました。
引き続き、えびの市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献してまいります。
⇒ 「えびの市柿木原浄水場マイクロ水力発電所」関連記事へ -
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は試運転調整中2020-07-08
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所設置は完了
浅麓水道企業団追分調整池(長野県北佐久郡軽井沢町)において進めております、未利用エネルギーを有効活用したマイクロ水力発電所は、システムの据付が完了し、現在試運転調整に入っております。
追分調整池マイクロ水力発電所の設置状況です。
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地下の送水管を地上に引き出し、地上に設置した収納箱の中にマイクロ水力発電システムが収まっています。
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電力会社および電気主任技術者の立会いの下、系統連系も行いました。
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追分調整池マイクロ水力発電所では1次圧制御
追分調整池マイクロ水力発電所の技術ポイントは、マイクロ水力発電システムの上流側の圧力(1次圧)を一定以上に保ちながら発電することです。
西区調整池から追分調整池に水は流入してきますが、マイクロ水力発電所の手前で分岐があり、御代田町への水の供給が行われています。この御代田町への流量を一定にするため、圧力を一定以上にする必要がありました。
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当社のマイクロ水力発電システムでは、こうした1次圧制御も可能となります。
現在、様々な運転状態(例えば、発電機が急に停止した場合など)において、1次圧が一定以上になることを確認しております。
こうした様々な試運転確認を経たのち、本格的な発電に入ります。
⇒ 「浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所」関連記事へ -
東大阪市水走配水場での地盤調査2020-07-03
東大阪市水走配水場で地盤調査を実施しました
2020年6月30日の記事で導入予定をお知らせした東大阪市水走配水場マイクロ水力発電所ですが、地下ピット設置にあたり設置場所での地盤の調査を行いました。
土の締まり具合や強度を知るために標準貫入試験(JIS A1219)を実施しました。
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標準貫入試験は、「質量 63.5 kg のハンマーを 760 mm の高さからアンビルに落下させて,SPTサンプラーを打ち込む。N 値は,SPTサンプラーを(自重や予備打ちにより貫入させた後)300 mm 打ち込むのに必要な打撃回数である。」とJIS規格で定義されています。 測定用の鉄棒器具の先端に取り付けた63.5kgのおもりを、760 mm の高さから自由落下させ、土中のサンプラーを300 mm貫入させるのに何回落とす必要があったかということです。落とした回数が、N値となります。 地盤が柔らかければ、1回でも貫入します。N値が高い方が、地盤としては硬いということになります。
今回は、地下25mまでボーリングを行い、N値を計測しました。
今後、得られたデータから、地下ピットが沈降しないように地下ピットを作る場所での土質改良をするか、杭を打つかを決めていきます。
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水走配水場での地盤調査の必要性
東大阪市には、恩智川が流れています。1970年代くらいまでは、氾濫もあったようです。 そのため、大規模な治水工事が行われ、恩智川に沿っていくつかの治水緑地が整備されたそうです。 有名な花園ラグビー場がある花園中央公園も治水緑地のひとつです。台風などで恩智川が増水した際には、花園中央公園にも貯水ができるようになっています。最大32万トンの水を貯めることができるそうです。
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水走配水場は、恩智川のほとりにあり、花園中央公園からも近い位置です。つまり、地盤が柔らかい可能性があり、今回地盤調査を行ったわけです。
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高圧接続検討が完了(寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所)2020-06-30
寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所の高圧接続検討が完了
2020年6月1日の記事で導入の予定をお伝えした寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所は、発電出力が50kWを上回るため、系統と高圧接続を行います。(50kWを下回る場合は、低圧接続となります。)
高圧接続を行う場合には、送配電会社への接続契約申込の前に、接続検討を行わなければなりません。接続検討は、低圧接続の場合は不要です。接続検討は、送配電会社へ申込み、送配電会社で有料で実施してもらいます。
高圧案件における系統連系を行うまでの流れを示します。
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寝屋川市楠根配水場マイクロ水力発電所では、接続検討を送配電会社に申し込んでいました。
このたび、送配電会社より検討結果として、当社希望の発電電力に対して系統への接続可能の判断が下りました。
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引き続き、接続契約の申し込みを行います。 技術検討を経て、接続契約案内が届けば、経済産業省への事業計画認定申請を行うことになります。
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水道施設での発電|東大阪市水走配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします2020-06-23
東大阪市水走配水場にマイクロ水力発電を導入します
東大阪市は、大阪市の東隣にあり、人口約50万人の中核市です。花園ラグビー場が有名なラグビーのまちです。市内のマンホールにも、ラグビーがデザインされています。
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このたび、東大阪市水走配水場において、エネルギーの有効利用を進めることを目的とし、マイクロ水力発電を導入いただくこととなりました。
※「水走」は、大阪の難読地名の一つです。「みずはい」と読みます。
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東大阪市さまは、2020年3月策定の「東大阪市第3次地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」において、あるべき将来像として「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」を表明されています。「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ」を表明している自治体は、全国で100(2020年6月17日時点)であり、東大阪市さまも先進的な環境施策に取り組まれている自治体です。 そうした環境施策のひとつとして、東大阪市さまと当社は、水走配水場へのマイクロ水力発電の導入について協定を締結しました。民間活力を活用いただき、配水場へマイクロ水力発電設備を設置することにより、再生可能エネルギーの導入を推進し環境負荷低減を図ってまいります。
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水走配水場マイクロ水力発電の概要
上流の浄水場から水走配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。 水走配水場は、4つの配水池があります。そのうち第1および第2配水池に流入する経路にマイクロ水力発電システムを設置します。
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発電出力は58kWで、年間発電量は480MWhを想定しております。一般家庭145世帯分の電力量を生み出します。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合、年間約250トンのCO2削減に貢献いたします。
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東大阪市長さまへの表敬訪問
2020年6月23日、水走配水場におけるマイクロ水力発電事業協定の締結に対し、東大阪市長・野田義和さまを表敬訪問いたしました。
当社より、マイクロ水力発電導入に対する市長さまをはじめとした関係各位に対するご理解とご協力に感謝をお伝えしました。
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右側が野田市長さまです。
市長さまからは、東大阪市での官民連携の成功事例をいくつかご紹介いただき、こうした提案はどんどん持ってきてほしいとのお言葉を頂戴しました。
水走配水場マイクロ水力発電所は、2020年度中の稼働を目指しています。
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浅麓水道企業団追分調整池でマイクロ水力発電機を据付け2020-06-18
浅麓水道企業団追分調整池にてマイクロ水力発電機を据付けしました
浅麓水道企業団さまは、長野県内で初めて誕生(1967年4月1日創設)した水道用水供給事業団体です。浅間山麓の佐久市・小諸市・御代田町・軽井沢町の二市二町が共同で、水道用水の不足の解消と高原地帯の開発を目的に設立されました。
現在、浅麓水道企業団追分調整池(長野県北佐久郡軽井沢町)において、未利用エネルギーを有効活用したマイクロ水力発電所の工事を進めております。
追分調整池マイクロ水力発電所の設置イメージです。
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マイクロ水力発電機および電動弁、流量計などの機器を据付けました。
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系統電力網との接続のための引込柱も建てました。
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マイクロ水力発電機器を収納箱に納めます。
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収納箱に収まった状態です。
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今後、送水管とマイクロ水力発電システムのつなぎや電気配線を行っていきます。
2020年7月発電開始予定です。
⇒ 「浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所」関連記事へ -
接続契約(丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所)2020-06-15
丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
丹羽広域事務組合河北配水場で導入を進めているマイクロ水力発電所では、中部電力パワーグリッド株式会社への接続申請を進めておりました。(電気事業法の改正に伴い、2020年4月に中部電力株式会社が行ってきた一般送配電事業は、中部電力パワーグリッド株式会社に移管されています。)
このたび、接続申請が無事認められ、接続契約および工事費負担金に関する通知が届きました。
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接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所は、2020年上期中の発電開始を目指しております。
⇒ 「丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所の関連記事」へ -
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所が地域コミュニティー誌で紹介されました2020-06-11
地元の『泉北金剛さやまコミュニティ』誌で紹介されました
2020年6月11日号にて富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所が紹介されました。
「市の負担がゼロで、未利用のエネルギーを活用し環境に貢献できることに意義」という富田林市様のコメントも掲載されております。
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※『泉北金剛さやまコミュニティー』誌は、大阪府の泉北ニュータウンおよびその周辺地域に108,000部配布されているコミュニティ紙です。
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水道施設での発電|えびの市柿木原浄水場小水力発電所が稼働2020-06-08
水道事業では宮崎県で初となる官民連携による小水力発電システムの導入
2020年6月2日より、えびの市柿木原浄水場小水力発電所の運用を開始しました。又五郎谷水源から柿木原浄水場へ自然流下で流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電いたします。売電した利益の一部は、えびの市様に還元するとともに、えびの市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献してまいります。
なお、「柿木原」は、「かきのきばる」と読みます。 九州地方には、「原」という字で「はる」や「ばる」と読む地名が多いようです。
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自然豊かなえびの市
宮崎県えびの市は、南が霧島錦江湾国立公園の霧島連山、北が矢岳高原県立自然公園をはじめとする九州山地に囲まれ、市内の中心部を東西に流れる川内川の恵みを受けた田園 が広がる自然豊かなまちです。 そうした素晴らしい環境を次世代に引き継ぐ ため、えびの市様では「えびの市環境基本計画」を策定されています。 望ましい環境像を「水と空気が美味しい 安心して暮らせるまち えびの -自然の宝庫 を次世代に贈ろう-」と定め、共に学び、市民・事業者・市が一体となって環境保全活動に取り組むまちを目指されています。 えびの市様が自らも行う事業に関しても率先して環境負荷の 低減に努められており、今回の柿木原浄水場への小水力発電導入に至りました。
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柿木原浄水場小水力発電所の概要と外観
又五郎谷水源から導水され柿木原浄水場の着水池に流入する手前に小水力発電システムを設置しました。
年間発電量は約154MWhを想定しており、一般家庭43軒分の電気使用量に相当します。年間約75tの二酸化炭素排出量削減効果が期待できます。
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柿木原浄水場小水力発電所の外観
柿木原浄水場小水力発電所は、地上に設けた発電機室内に小水力発電機およびシステム制御盤(システム全体の制御と一般電力網との系統連系を行う)を設けています。
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発電機室内のようすです。
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今回の導入が、えびの市様の環境への取り組みの一助になるよう今後の安定運用に努めてまいります。
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6月5日は環境の日2020-06-05
6月5日は環境の日です
6月5日は、「環境基本法」(平成5年)の中で定められた『環境の日』です。 昭和47年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。 国連においても、日本からの提案を受け、6月5日を『世界環境デー』と定めています。
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寝屋川市環境フェア
『環境の日』に関して、関係府省庁や地方公共団体などにより全国で様々な行事が行われます。
先日楠根配水場へのマイクロ水力発電の導入をご紹介した寝屋川市様では、平成29年から毎年、市内の中央小学校を会場として、『寝屋川市環境フェア』を開催されています。日々の暮らしにおける環境問題や水資源の有効活用について、市民の理解を深めていただくための環境啓発イベントです。 「寝屋川エコの市」をテーマに、「環境のゾーン・みどりのゾーン・水環境のゾーン・くらしのゾーン」に分かれてワークショップが開催されたり、エコを考えたフリーマーケットが開かれ、たくさんの来場者でにぎわうようです。 残念ながら今年は新型コロナの影響で開催中止となっております。
来年には、新型コロナも収束し、こうしたイベントが開催されることを祈ります。
当社としても、楠根配水場マイクロ水力発電所での発電を今年度中に開始し、寝屋川市様の環境活動の一助になるよう努めてまいります。
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水道施設での発電|寝屋川市楠根配水場にマイクロ水力発電所を導入いたします2020-06-01
寝屋川市楠根配水場にマイクロ水力発電を導入します
寝屋川市は、大阪府の東北部にあり、人口約23万人の中核市です。
このたび寝屋川市様より、既存インフラを利用した環境貢献に対するご理解をいただき、楠根配水場にマイクロ水力発電を導入することとなりました。
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"寝屋川市環境基本計画″ では、めざすべき環境像を 『水と緑が奏でる、やさしさと循環のあるまち・ねやがわし』と定め、 基本目標として、 ■循環型社会実現に向けた仕組みづくりをするまち ■みんなが地球にやさしい行動を実践するまち を掲げられています。実現に向けては、市民・事業者・行政の3者が、自らの責任で、相互理解を深めながら、パートナーシップによって取組みを展開していくことが重要とされています。 今回の楠根配水場マイクロ水力発電所の導入決定は、上記の理念に沿ったものです。
楠根配水場マイクロ水力発電所は、大阪広域水道企業団から寝屋川市楠根配水場に流入する水の余剰圧力を利用して発電いたします。当社は水道施設の場所を一部借り受け、当社費用負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行います。売電した収益の一部を寝屋川市様に還元いたしますとともに、二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献してまいります。
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楠根配水場マイクロ水力発電の概要
楠根配水場は、大阪広域水道企業団から受水した水道水を、寝屋川市内南部及び西部に配水しています。
今回のマイクロ水力発電は、受水池手前に設けられた受水弁のバイパス管部に設置いたします。
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設置予定箇所の写真です。
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2018年度実績で、流入流量は1710㎥/h(最大)で、流入圧力は45~54mです。 年間発電量は、約450MWhを想定しております。
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6月1日~7日は水道週間2020-05-29
「飲み水を 未来につなごう ぼくたちで」
毎年6月1日から7日は、「水道週間」です。水を利用するすべての人に対して、水道の現状や課題について理解を深め、公衆衛生の向上と生活環境の改善を図るための期間と位置付けられています。
1959年から始まり、今年は第62回となります。今回のスローガンは、「飲み水を 未来につなごう ぼくたちで」です。
毎年、この期間中は、厚生労働省および都道府県や各市町村の水道事業体等により、水道事業に対する啓発活動が実施されるのですが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために中止されるところが多いようです。
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浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所の工事を始めました2020-05-27
浅麓水道企業団追分調整池にてマイクロ水力発電所の設置工事を始めました
未利用エネルギーを有効活用した水力発電事業を当社との官民共同で実施いただく浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所では、事業計画認定も受けましたので、いよいよ発電所の設置工事を開始しました。
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まずは配管の不断水分岐工事から
追分調整池マイクロ水力発電所は、既設の埋設管から不断水分岐を行い、分岐管を地上へ立ち上げ、地上にて発電を行います。
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この不断水分岐工事のようすです。
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耐圧テスト(1.2MPa)も無事パスし、不断水分岐が完了しました。
この後、発電機器の納入から据付に入っていきます。
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⇒ 「浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所」関連記事へ -
事業計画認定取得(浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所)2020-05-22
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
事業計画認定もおりましたので、発電所設置工事を進めてまいります。 2020年度上期中の竣工~発電開始を目指します。
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⇒ 「浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所」関連記事へ -
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所のようす2020-05-20
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所は稼働1年経過
2019年5月10日の豊田市長さま出席による開所式以来1年が経過しました。 現在の高岡配水場マイクロ水力発電所のようすです。
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月別の発電量推移です。2019年7月には、落雷の影響による発電停止がありましたが、それ以外は順調に稼働を続けております。 1年間で125MWhの発電量が得られております。
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新型コロナ緊急対策で水道基本料を免除
豊田市さまでは、新型コロナの緊急対策として、市内の全17万5千件を対象に水道基本料金を4カ月分無償化されることになっています。一般家庭で口径20ミリの場合、4カ月で3,916円(税込)が免除されるそうです。
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新型コロナの影響?2020-05-15
新型コロナの影響で淡路島の観光客は激減
ゴールデンウイークには、毎年多くの観光客でにぎわう淡路島ですが、今年は新型コロナの影響で激減したようです。 本州から淡路島を訪問するための大動脈である明石海峡大橋の通行量は、前年比9割減だったようです。 人口13.5万人の淡路島において、例年であれば月100万人以上の来訪者があるところ、9割減となると水の使用量も減るようです。
淡路調整池マイクロ水力発電所は、本州から淡路島に送水された入口で発電しています。
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2020年1月以降の日別発電量推移を示します。3月後半から水の流入量が減っているため発電量も低下しています。
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淡路のGDPに占める観光の割合は15%程度と高く、来訪者の減少による島内経済の悪化が懸念されます。
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上水道の基本料金を3カ月免除
淡路広域水道企業団さまでは新型コロナの地域経済影響に対応するため、島内の家庭や企業(約6万5千件)を対象に上水道の基本料金を3カ月免除することになったと報道されています。
早期にコロナ収束してほしいものです。
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所のようす2020-05-13
稼働開始から半年経過しました
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所は、発電開始となる火入れ式(2019年11月1日)から半年が経過し、順調に運転を続けています。
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月別発電量の推移です。半年間で87MWhの発電量が得られています。
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「太陽の塔」を利用した新型コロナ警戒信号
佐井寺配水場マイクロ水力発電所の近くには、有名な「太陽の塔」があります。1970年にアジア初の万国博覧会である日本万国博覧会(大阪万博)が開催され、建造されました。現在は、跡地である万博記念公園のシンボルとなっています。
現在、「太陽の塔」を使い、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う大阪府の休業要請などの解除基準いわゆる「大阪モデル」の達成状況を示すライトアップが行われています。
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現在は、3つのモニタリング指標全てが「自粛解除の基準」を満たしていますが、連続7日未満なので黄色です。7日達成すれば、緑色になります。 早期に収束してほしいものです。
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接続契約(香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所)2020-05-07
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所での系統電力網との接続契約
香芝市今泉配水場で導入を進めているマイクロ水力発電所では、関西電力送配電株式会社への接続申請を進めておりました。(電気事業法の改正に伴い、2020年4月に関西電力株式会社が行ってきた一般送配電事業は、関西電力送配電株式会社に移管されています。) このたび、接続申請が無事認められ、工事費負担金に関する通知が届きました。
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この発電所では、系統電力網と発電所をつなぐための架空線工事および計量設備(柱上トランスの取り替えと電力計の新規設置)工事が必要とされています。ここに記載された工事費負担金額を振り込めば、接続契約は完了となります。 接続契約の次は、事業計画認定申請へ進みます。
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香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所は、2021年3月の発電開始を目指しております。
⇒ 「香芝市今泉配水場マイクロ水力発電所の関連記事」へ -
水道産業新聞で紹介(香芝市今泉配水場マイクロ発電)2020-04-30
香芝市今泉配水場でのマイクロ水力発電事業が、水道産業新聞で紹介されました
2020年4月27日の水道産業新聞22面にて、香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業が紹介されました。 2020年2月18日に開催された香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業協定締結式のようすと2021年3月開始予定の発電事業内容が報じられました。
水道産業新聞社HPでは、2020年5月7日までの限定で、紙面PDF版が無料公開されています。ダウンロードしてご覧ください。
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接続契約(浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所)2020-04-27
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丹羽広域事務組合河北配水場で配管分岐2020-04-23
マイクロ水力発電システム導入に配管を分岐
丹羽広域事務組合河北配水場にて、マイクロ水力発電システム導入のための配管分岐を行いました。
マイクロ水力発電システムの設置には、配水池への既存流入管にバイパス管路を設けます。既存流入管は、地下に埋まっています。
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丹羽広域事務組合河北配水場は、水田に囲まれています。田植えのシーズンに既存流入管部を掘り返すと、水がどんどん湧いてくるとのことでした。
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そこで、田植えで水張りをする前に、既存流入管の分岐工事を実施しました。5月に入ると水を張ってしまうので、4月下旬がギリギリのタイミングです。
耐震管にT字分岐部と仕切弁を設け、既設流入管に接続しました。
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この後、埋め戻しました。分岐部ができたので、そこにマイクロ水力発電システムをつなげていくことになります。
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⇒ 「丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電」関連記事へ -
かずさ広域・中台浄水場マイクロ水力発電所は1年経過2020-04-15
かずさ水道広域連合企業団・中台浄水場マイクロ水力発電所は運転開始から1年経過しました
中台浄水場マイクロ水力発電所は、上烏田浄水場から送水されてくる水の余剰エネルギーを活用して発電を行っています。官民連携での小水力発電による資源・エネルギーが循環する地域づくりに寄与することを目的としています。
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1年間の稼働で168MWhの電力量を生み出しました。2019年9月には、落雷による部品の損傷と台風による交換作業遅延で1週間ほど発電が止まりましたが、それ以外は順調に発電が行われました。
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電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とすると、約87トンのCO2削減に貢献できたことになります。今後も安定稼働に努め、「資源・エネルギーが循環する地域づくり」に寄与してまいります。
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⇒ 中台浄水場マイクロ水力発電所の関連記事へ -
産経新聞で紹介(富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電)2020-04-10
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電が産経新聞で紹介されました
2020年4月10日の産経新聞(大阪版20面)において、 『上水施設でマイクロ発電 富田林市が売電収入』と題し、上原減圧水槽のマイクロ水力発電事業が紹介されました。
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富田林市担当者様からは、「自然にやさしいまちづくりのアピールにつながる」とメリットをお話しいただいております。
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⇒ 富田林市上原減圧槽マイクロ水力発電の関連記事へ -
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所が本格稼働2020-04-09
緊急事態宣言に伴い富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の開所式は中止に
2020年4月9日に富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の開所式開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス対応のための緊急事態宣言発令に伴い、中止となりました。
富田林市様は、2020年4月1日に市政70周年を迎えられました。市政70周年を記念して、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けた取り組みも進められております。今回のマイクロ水力発電事業もその一つの取り組みとなり、市長からご挨拶もいただける予定でしたので、とても残念です。
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上原減圧水槽マイクロ水力発電所は運転中
開所式は、中止となりましたが、上原減圧槽マイクロ水力発電所は、2020年4月9日に本格稼働しました。
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富田林市上下水道部長様による発電システム起動のようすです。これで本格稼働が始まりました。
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2020年3月11日の系統電力網との連系以降、試運転調整を続けてきました。富田林市様の電動弁設備との連動に関する調整などを行い、問題がないことを確認しております。 試運転期間の日別発電量の推移を示します。
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31kW程度で安定的に発電をしております。 試運転が完了しましたので、今後は連続運転を続け、富田林市様の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に寄与してまいります。
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⇒ 富田林市上原減圧槽マイクロ水力発電の関連記事へ -
丹羽広域事務組合河北配水場で試掘を実施2020-04-07
丹羽広域事務組合河北配水場のマイクロ水力発電導入予定位置での試掘
2020年3月3日の記事にて導入のご紹介をした丹羽広域事務組合河北配水場マイクロ水力発電所の工事着工前試掘を行いました。
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掘削作業を進めると、事前にいただいていた図面に記載されていない配管が見つかりました。 水道施設が古い場合、こうした図面との乖離がときどきあります。そのために試掘により、工事場所の埋設物を確かめておく必要があるのです。
そのままでは、マイクロ水力発電所の設置ができませんので、別ルートに管を移設させていただきました。
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これで工事ができるようになりましたので、5月から工事に入ることになります。
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神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は4年経過2020-04-04
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吹田市水道部広報誌「すいどうにゅーす」で紹介2020-04-02
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所が紹介されました
吹田市水道部様は、その活動の啓蒙のため広報誌「すいどうにゅーす」を定期的に発行されています。
令和2年2月1日発行の「すいどうにゅーす」55号にて、佐井寺配水場に小水力発電設備(再生可能エネルギー)を導入したことが報じられました。
https://www.city.suita.osaka.jp/var/rev0/0384/2740/120123112017.pdf
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⇒ 佐井寺配水場マイクロ水力発電所の関連記事はこちら -
浅麓水道企業団追分調整池で試掘を実施2020-03-27
浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は5月から工事を開始
2019年12月12日の記事にて導入のご紹介をした浅麓水道企業団追分調整池マイクロ水力発電所は、2020年5月から工事を開始いたします。
追分調整池マイクロ水力発電所は、浅麓水道企業団西区調整池から追分調整池へ流下する水の余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。
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工事に先立ち、試掘を実施
追分調整池マイクロ水力発電所は、既設の埋設管から不断水分岐を行い、分岐管を地上へ立ち上げ、地上にて発電を行います。
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マイクロ水力発電所設置位置の地下に埋設物がないか、不断水工事に支障がないかを工事前に確認するため、マイクロ水力発電所設置位置での試掘を行いました。
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試掘の結果、特に障害になるものはなく、予定通り5月から工事を開始いたします。
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2年経過の長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所2020-03-25
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淡路調整池マイクロ水力発電所の年次点検2020-03-19
淡路調整池マイクロ水力発電所は発電開始から1年
淡路調整池マイクロ水力発電所は、発電開始から1年が経過しました。
淡路調整池マイクロ水力発電所は、本州から明石海峡大橋を渡り淡路調整池に流入する水の余剰エネルギーを利用して発電します。 (⇒ 「淡路調整池では本州からの送水で発電」)
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淡路調整池マイクロ水力発電所のシステム制御盤です。屋外に設けられています。
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淡路調整池マイクロ水力発電所の発電機です。淡路調整池への流入地下ピット内に設けられています。
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1年経過しましたので、年次点検を行いました。異常はなく、引き続き運転を継続します。
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1年間の発電実績です。設置当初は、系統電圧抑制のため発電量が抑えられています。電力会社との折衝を経て、トランスの増設工事を行い、系統電圧抑制に関わる整定値変更を実施しました。(⇒ 「淡路調整池マイクロ水力発電所 電圧上昇抑制の回避」) その後は、発電量が増加しています。 1年目は、140MWhの発電量が得られました。
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⇒ 淡路広域水道企業団淡路調整池マイクロ水力発電所の関連記事はこちらへ -
富田林上原減圧水槽マイクロ水力発電所で系統連系2020-03-11
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所で系統連系を実施
富田林市上原減圧水槽では、富田林市様による施設自体の更新工事が進んだため、マイクロ水力発電システムを系統電力網に連系しました。 これで、いよいよ発電が開始できるようになりました。
現在の上原減圧水槽とマイクロ水力発電所のようすです。
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電力会社の立会いの下、発電システムの整定値などをチェックいただき、無事、系統連系ができるようになりました。
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現在、試運転調整を行っており、想定通りの発電出力が得られています。 4月初旬には、富田林市様と開所式を行う予定です。
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⇒ 上原減圧水槽マイクロ水力発電所の関連記事へ -
水道施設での発電|丹羽広域事務組合河北配水場にマイクロ水力発電所を設置いたします2020-03-03
丹羽広域事務組合河北配水場にマイクロ水力発電を導入します
丹羽広域事務組合様は、愛知県丹羽郡(大口町と扶桑町の2町)に上水道を供給している一部事務組合です。丹羽郡は、名古屋市の北部に位置する人口5.8万人あまり(2020年1月時点)のまちです。
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このたび、丹羽広域事務組合様より既存インフラを利用した環境貢献に対するご理解をいただき、河北配水場にマイクロ水力発電を導入することとなりました。
丹羽広域事務組合様では、これまでも水道設備の省エネ化やハイブリッド車および電気自動車の導入など、地球温暖化対策として二酸化炭素排出量抑制に積極的に取り組んでこられました。今回の導入もその一環となります。
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河北配水場マイクロ水力発電の概要
丹羽広域事務組合様での水道水は、地下水(自己水)35%と愛知県水道用水供給事業の水道用水(県水)65%で賄っておられます。今回のマイクロ水力発電は、県水受水点である河北配水場で行います。
県水の供給元である犬山浄水場から河北配水場の約50mの落差を活用いたします。落差エネルギーのうち、河北配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行います。
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河北配水場への水の流入量580㎥/hを活用して発電します。総落差から管損失などを引いた有効落差は、32.5mを想定しております。発電出力は28.4kWの予定で、年間発電量は205MWhを計画しております。
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神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所のようす2020-02-28
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所が運転開始から2年経過
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所は、上流の平田配水池から藤原配水場へ水が流入する際の余剰エネルギーを使って発電しています。稼働開始から2年が経過しました。
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配水池への流入弁室に発電機を設置し、屋外にシステム制御盤を設けています。
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流入弁室内の発電機のようすです。
定期点検を実施
マイクロ水力発電システムの安定と安全な稼働のため、定期点検は欠かせません。
電気主任技術者によるチェックです。
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2年経過での発電状況
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所の月別発電量の推移です。これまでに約260MWhの電力が生み出されました。今後も引き続き低炭素化に貢献してまいります。
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毎日新聞で紹介(香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業協定)2020-02-25
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業協定締結式が毎日新聞で紹介されました
2020年2月18日に開催されました香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業協定締結式のようすが、2020年2月23日付の毎日新聞(奈良版)に掲載されました。
今回の事業スキームの紹介や吉田市長の「持続可能な開発という観点からの歓迎」意向が報じられています。
― 香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業の詳細はこちら(クリック) -
朝日新聞で紹介(香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業協定)2020-02-20
香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業協定締結式が朝日新聞で紹介されました
2020年2月18日に開催されました香芝市今泉配水場マイクロ水力発電事業協定締結式のようすが、2020年2月20日付朝日新聞朝刊の奈良版25面に掲載されました。
『マイクロ水力発電で協定 香芝市と大阪の会社』と題し、今回の事業スキームの紹介や吉田市長の官民連携への期待についてのコメントが掲載されています。
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水道施設での発電|香芝市今泉配水場にマイクロ水力発電所を設置いたします2020-02-18
香芝市今泉配水場にマイクロ水力発電を導入します
香芝市は、奈良県の北西部にあり、金剛生駒紀泉国定公園を挟んで大阪府に接する人口約8万人のまちです。
このたび、香芝市今泉配水場にマイクロ水力発電を導入することとなり、2020年2月18日に香芝市役所にて協定締結式を執り行いました。
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環境と共生したまちづくりを進める香芝市で奈良県内初の『場所貸しスキーム』
?香芝市環境基本計画(第二次)では、「自然豊かな環境が人とともにめぐるまち ~市民と行政の『協働』で未来へつなぐ環境香芝市~ 」を将来の環境像とし、地球温暖化対策の推進に向け、公共施設の改修時には再生可能エネルギーの導入を検討されています。
水道事業においては、香芝市水道事業中期基本計画にて『地球環境に貢献するやさしい水道』を標榜され、水道施設への積極的な再生可能エネルギーの導入を検討されているところでした。
そうした環境に対する香芝市様の真摯な取組み推進のひとつとして、当社との官民協働による今泉配水場へのマイクロ水力発電導入を決定いただきました。
今回の協定では、香芝市様からは、市水道施設である今泉配水場の管路を流れる余剰エネルギーと土地を提供いただきます。当社は、マイクロ水力発電設備の導入費用およびメンテナンス費用をすべて負担の上、固定価格買取制度による売電を行います。売電で得られた収益の一部は、香芝市様に余剰エネルギーおよび土地の提供に対する対価として還元いたします。本取組みは、奈良県内において初めての 『マイクロ水力発電の場所貸しスキーム 』となります。
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香芝市今泉配水場マイクロ水力発電の概要
香芝市の水道水は、すべて奈良県営水道の御所浄水場からの受水でまかなわれています。その受水点のひとつが今泉配水場です。
奈良県営水道御所浄水場からは、西部調整池を経由し、今泉配水場に送水されています。西部調整池の標高は181mであり、今泉配水場(標高122m)とは、59mの総落差があり、この落差を使って送水されています。落差エネルギーのうち、今泉配水場への流入に必要なエネルギーを除いた余剰エネルギーを有効活用し、マイクロ水力発電を行います。
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今回のマイクロ水力発電の導入は、香芝市様の流量調整弁室の新設にあわせて実施されます。流量調整弁室は、2021年3月竣工ですので、マイクロ水力発電もその時期に発電を開始する予定です。
今泉配水場への送水量のうち発電に利用する水量は、平均687㎥/hです。総落差から管損失などを引いた有効落差は、42mを想定しております。結果、発電出力は49.9kWの予定で、年間発電量は353MWhを計画しております。これは、一般のご家庭108軒分に相当いたします。
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協定締結式のようす
香芝市吉田市長から今泉配水場マイクロ水力発電事業に対する期待が述べられました。その後、吉田市長と当社代表が協定書に署名を行い、協定が締結されました。
協定締結式では、複数のメディア取材もありましたので、記事などが掲載されれば順次お伝えいたします。
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■2020年2月18日にNHK奈良で協定締結式のようすが放送されました。
■2020年2月18日に奈良テレビ放送で協定締結式のようすが放送されました。
https://this.kiji.is/602434091750114401?c=476913576246887521
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吹田市水道部様による日本水道協会研究発表会でのご発表2020-02-11
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所について
令和2年1月23日に開催された日本水道協会関西地方支部第63回研究発表会にて、吹田市水道部様より「既設受水設備と新設発電設備の併用受水方式によるマイクロ水力発電の導入事例」が発表されました。
水道施設へのマイクロ水力発電の導入にあたって想定される水運用への影響とその解決策について述べられ、同形態の先進事例にない新しい制御方法として報告されています。
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所は3ヵ月2020-02-04
火入れ式から3ヵ月経過
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所は、2019年11月1日の火入れ式から3ヵ月経過し、順調に発電を続けています。
佐井寺配水場マイクロ水力発電所の現在のようすです。
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3ヵ月間の日別発電量推移
この3ヵ月で44MWhの発電量が得られました。約23トンのCO2削減に貢献したことになります。
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たくさんの見学者にも来ていただいております
環境政策に先導的に取り組んでおられる吹田市水道部様では、佐井寺配水場マイクロ水力発電所において、他自治体からの見学者受け入れにも積極的に対応いただいております。
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⇒ 吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の関連記事はこちらへ -
空調業界の専門紙「空調タイムス」に当社記事が掲載されました2020-01-29
2020年1月29日号 「空調タイムス」
空調業界の専門紙「空調タイムス」の”省エネルギー特集”の中で、当社発電ビジネスが取り上げられています。なお、「空調タイムス」は、1月29日から東京ビッグサイトで開催の「ENEX2020」会場内で、無料配布されています。 当社発電ビジネスは、 ■自治体が運営する水道施設に当社費用負担によりマイクロ水力発電システムを設置 ■システムの設置や保守・メンテナンスも当社が費用負担 ■発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって売電 ■売電により得られた収益は、自治体と当社で分配 ■自治体は水道施設の一部で、費用負担なしで脱炭素化に貢献 であることが紹介されています。 -
「隔月刊 地球温暖化」で紹介(豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所)2020-01-23
双方の役割分担による官民協働事業
「隔月刊 地球温暖化」1月号の≪連載 小水力発電の現場から≫で豊田市高岡配水場マイクロ水力発電システムが紹介されました。
導入の経緯やメリットについて豊田市上下水道局様へインタビューされた内容が掲載されています。
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富田林上原減圧水槽マイクロ水力発電所の水圧試験2020-01-21
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所での水圧試験
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所は、発電機などの機器据付が完了しております。今回、水道管に対する機器の取り付け部での漏れがないかをチェックするための水圧試験を実施しました。
上原減圧水槽マイクロ水力発電所の発電機は、地下ピットに収まっています。
地下ピット内の発電機のようすです。
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水圧試験のようすです。
水圧試験は、上下水道部の方の立会いの下、設置したマイクロ水力発電システムに対し、0.75MPaまで加圧を行い、1時間保持しました。1時間経過しても圧力の低下が見られず、問題なしと判断されました。
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富田林市の「水の神様」
富田林市には、美具久留御魂神社(みぐくるみたまじんじゃ)という水にまつわる神社があります。その名前は、水を司り、山からの水を土地に配分する神を祭るという意味の「水泳御魂(みくくるみたま)」から由来しているそうです。
神社の裏山が、ご神体となっています。
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富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の稼働が無事に進むように、お祈りしてきました。
大阪みどりの百選にも選ばれておりますので、近くにお越しの際にはお立ち寄りください。
⇒ 上原減圧水槽マイクロ水力発電所の関連記事へ -
淡路調整池マイクロ水力発電所のようす2020-01-15
淡路調整池マイクロ水力発電所の概要
淡路島は、1998年(平成10年)の明石海峡大橋開通に伴い、本州から水道水の送水が行われるようになりました。本州からの送水は、淡路調整池で一旦受水されます。
淡路調整池マイクロ水力発電所は、明石海峡大橋をわたり、淡路調整池に流入する水の余剰エネルギーを利用して発電しています。有効落差は約35mで、流量は250~750㎥/hr(日量約12,500㎥)です。
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淡路調整池は、明石海峡大橋を渡ってすぐのところにあります。
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淡路調整池マイクロ水力発電所の発電状況
淡路調整池マイクロ水力発電所の現在のようすです。安全稼働のため、法定の電気保安点検を毎月実施しております。
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淡路調整池マイクロ水力発電所の日別発電量を示します。2019年3月から発電を始めております。これまでに約107MWhの発電量を得ております。
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淡路調整池マイクロ水力発電所付近では、大型の風力やメガソーラーがあります。発電開始当初には、電圧上昇抑制が働いておりました。系統電圧が高くなってしまい、当発電所での発電が抑制せざるを得ない状況が続きました。
そこで、前報でお伝えした通り、電力会社との折衝を経て、柱上トランスを追加し、電圧の整定値を高めることで、電圧上昇抑制を回避しました。柱上トランスを追加工事後、ノイズの混入が大きくなったため、アースの強化工事を行うなどの対応も行いました。その結果、日別発電量を大きくすることができました。
上記の日別発電量で、この冬期に水量が減少して、発電量が低下している部分があります。水量が低下した原因をヒアリングすると淡路名産の海苔の生産が減少していることが要因ではないかということです。海苔の生産時に多くの水を使うそうです。
前年2018年度の全国的な海苔の生産量は、半世紀ぶりの不作であったそうです。海水温が高いことなどが原因のようですが、2019年度も不作が続いているのかもしれません。
⇒ 淡路調整池マイクロ水力発電所の過去記事へ -
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所のようす2020-01-08
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所のようす
高岡配水場マイクロ水力発電所は、愛知県営水道尾張東部浄水場から豊田市高岡配水場へ自然流下で流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電しております。
2019年5月10日の豊田市長さまによる開所式以来の発電のようすをお伝えします。
現在の高岡配水場マイクロ水力発電所です。
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開所式以来の発電状況
開所式以来の月別の発電量を示します。2019年7月には、落雷による配水場設備の不具合があったため、(その間発電を停止し)発電量が低下しました。8月には、お盆の休みがあり、その間発電量が低下しました。豊田市ですので、自動車工場が長期休業に入ると、帰省の影響で極端に給水量が減るようです。
それ以外は、月間10,000kWh強の発電量がコンスタントに得られております。
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これまで約80MWhの発電量が得られており、約42トンのCO2削減に貢献しております。
今後も発電システムの安定稼働に努め、CO2削減に貢献してまいります。
⇒ 豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の関連記事 -
富田林市上原減圧水槽でのマイクロ水力発電機器設置2019-12-24
富田林市上原減圧水槽での建柱のようす
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の系統連系を行うための電柱を立てました。この電柱を経由して、電力会社の電力網につなぎこみます。
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システム制御盤の設置のようす
富田林市上原減圧水槽でのマイクロ水力発電機器を制御し、系統連系を行うためのパワーコンディショナーを内蔵したシステム制御盤を設置しました。
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マイクロ水力発電機の設置のようす
地下ピット内にマイクロ水力発電機を搬入し、設置しました。
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上原減圧水槽の更新工事と同時に進めておりますので、その完成に合わせ3月の発電開始を予定しております。
⇒ 上原減圧水槽マイクロ水力発電所の関連記事へ -
水道施設での発電|浅麓水道企業団追分調整池にマイクロ水力発電所を設置いたします2019-12-12
浅麓水道企業団追分調整池にマイクロ水力発電を導入します
浅麓水道企業団様では、環境にやさしい水道システムの構築を目指し、マイクロ水力発電の導入促進などの再生可能エネルギーの活用を検討されてこられました。
このたび、浅麓水道企業団追分調整池(長野県北佐久郡軽井沢町)において、未利用エネルギーを有効活用したマイクロ水力発電事業を当社との官民共同で実施いただくこととなりました。
当社は、追分調整池にマイクロ水力発電システムを設置した上で、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(平成23年法律第108号)」(再エネ特措法)に基づき、発電した電気を電気事業者に売却いたします。浅麓水道企業団様へは、発電量に応じた施設利用料をお支払いいたします。
マイクロ水力発電を導入する追分調整池のようすです。
追分調整池マイクロ水力発電の概要
追分調整池マイクロ水力発電所は、浅麓水道企業団西区調整池から追分調整池へ流下する水の余剰エネルギーを有効活用いたします。両調整池の間には、約80mの落差が存在します。管損失などを考慮すると約42mの有効落差があるものとみられます。
追分調整池への流入流量は、約10,230㎥/日(平成30 年3 月1 日から平成31 年2 月28 日までの平均値)で、時間当たりでは340~500㎥となります。
これらの有効落差と流入流量を利用して発電いたします。年間198MWhの発電量が期待でき、年間91トンのCO2削減を予想しています。
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追分調整池への流入管路から分岐して御代田町へ給水しているため、 御代田町への給水の圧力として0.3Mpa 以上確保することが条件となっております。 御代田町への給水圧力を確保するため、追分調整池マイクロ水力発電所では、発電システム上流の圧力を一定値以上に保つ、1次圧制御を導入いたします。これは、当社発電システムのインバータ制御を活かしたものです。
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追分調整池マイクロ水力発電所の完成イメージ
追分調整池マイクロ水力発電所の完成イメージです。地下の流入管を立ち上げ、地上に発電機室を設けます。発電機室には、当社22kWクラスの発電機を導入いたします。
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2020年度上期に竣工の予定です。
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所のようす2019-12-09
火入れ式から1ヵ月経過しました
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所は、発電開始となる火入れ式(2019年11月1日)から1ヵ月が経過し、順調に運転を続けています。
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1ヵ月間の日別発電量推移
日による配水場への流入量変化はあり発電量は変化しますが、1日あたり450~500kWhを発電しております。火入れ式以降1か月間での発電量は、約14MWhとなりました。
⇒ 吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の関連記事はこちらへ -
エコプロ2019 開催中です (終了しました)2019-12-06
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読売新聞で紹介(吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所)2019-12-05
上水道から再エネ 「マイクロ水力発電脚光」
2019年12月5日の読売新聞大阪版にて、
上水道の余剰エネルギー利用した「マイクロ水力発電」の自治体での採用が増えているとして、吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の取り組み事例が紹介されました。
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エコプロ2019に出展いたします2019-12-02
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富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の地下ピット工事2019-11-28
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の地下ピット工事のようすです。
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の工事が進み、発電機を設置する地下ピットができました。
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地下ピットへの配管や電線管の埋設も進みましたので、地下ピットを埋め戻ししました。
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地下ピットの横にマイクロ水力発電システムのシステム制御盤を設置するための基礎工事を行いました。
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今年度中の発電開始に向け、予定通り工事は進んでいます。
⇒ 上原減圧槽マイクロ水力発電所の関連記事へ -
北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所のシステム設置2019-11-25
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相馬地方広域水道企業団大野台浄水場での発電再開2019-11-19
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水利権登録と事業計画認定(矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所)2019-11-12
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電には水利権の登録が必要
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所は、寺山ダムからの導水を利用して発電します。
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発電施設の設置位置が、浄化設備の手前となるため、水利権登録が必要となります。
⇒ 2018年5月9日の記事(「水道施設での水力発電における「水利使用」手続き」)を参照ください。
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河川管理者である栃木県と協議の上、水利権登録申請を行い、登録されました。
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水利権登録が完了しましたので、引き続きマイクロ水力発電の事業計画認定の申請を行いました。
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固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
事業計画認定がおり、すぐにでも発電所を設置して発電開始したいところですが、寺山浄水場のある北関東では、再生可能エネルギー発電設備を接続するための送電容量に余裕がなく、送電網の増強工事が計画されています。その結果、発電所設置と発電開始は、2020年度となる予定です。
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北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所の工事を始めました2019-11-06
北杜市須玉第二減圧槽にてマイクロ水力発電所の設置工事を始めました
当社マイクロ水力発電システムの導入が決まっている北斗市須玉第二減圧槽で、マイクロ水力発電所設置工事を始めました。
北杜市須玉第二減圧槽マイクロ水力発電所は、須玉第一減圧槽から須玉第二減圧槽に流入する水の残存エネルギーを利用して発電します。利用する落差は約36mで、流量は平均257㎥/hrです。予想される発電電力量は、年間148MWhとなります。
須玉第二減圧槽手前の地下弁室に設置します。施工前のようすです。
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地下弁室から外部に電線を通すための貫通穴をあけるのですが、その前に壁面内の埋設物をレントゲン撮影でチェックしました。
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埋設物のない部分を確認し、貫通穴をあけました。
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11月末をめどに設置工事を進めています。
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火入れ式を開催(吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所)2019-11-01
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所が稼働しました
前回報告から試運転調整を経て、令和元年11月1日より佐井寺配水場マイクロ水力発電所がいよいよ発電を開始しました。
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吹田市水道部様による火入れ式を開催
発電開始に先立ち、吹田市水道部様による火入れ式が開催されました。
まずは、吹田市水道事業管理者様のご挨拶からスタートしましした。吹田市様の低炭素社会への転換に対する意気込みと本事業への期待をお話しいただきました。
当社としましても、地元である吹田市での発電システム導入に対し、感謝の意をお伝えしました。
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つづいて、発電システムの起動に移りました。
令和元年11月1日11時11分に水道事業管理者様が起動スイッチをONにし、発電が開始されました。今後、年間156MWhの発電量が期待されます。
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参加いただきました吹田市水道部職員の方々にも興味を持ってご覧いただきました。
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当社としては、吹田市の低炭素化に寄与できるよう、発電システムの維持管理に努めてまります。
⇒ 吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の関連記事はこちらへ -
富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の事業計画認定を取得2019-10-31
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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現在、発電システムを収めるピット工事中です。
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今年度中の竣工~発電開始を目指します。
⇒ 上原減圧槽マイクロ水力発電所の関連記事へ -
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所ー発電準備中2019-10-29
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所で水質検査適合
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所での機器設置が完了しました。
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いよいよ通水して、発電の試運転に移るのですが、その前に今回新設した管の洗浄を行った上、通水した水の水質検査を実施しました。新設した発電システム通過した水の採取のようすです。
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水道水は、水道法第4条の規定に基づき、厚生労働省の「水質基準に関する省令」で規定する水質基準に適合する必要があります。
採取した水に対し、規定された水質基準51項目のテストを行った結果、水質基準への適合が確認できました。
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系統電力網への連系
発電システムへの通水が可能となり、発電のテストができる状況になりました。そこで、電力会社による系統電力網への連系チェックを行っていただきました。
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これで系統電力網に発電した電力を流せるようになりました。
今後、試運転調整を行い、11月から運用を開始いたします。
⇒ 吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の関連記事はこちらへ -
長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所は18ケ月経過2019-10-25
長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所は、稼働開始から18ヵ月経過
長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所は、稼働を開始してから18ヵ月が経過しました。
現在の長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所のようすです。
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昨年度は、近畿地方での地震や台風直撃がありましたが、今年度は大きな災害にあうことなく順調に稼働しております。
稼働開始から18ヵ月間の月別発電量です。
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18ヵ月間の 総発電量は、約255MWhとなりました。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)として、CO2削減量は、132トンとなりました。
⇒ 長岡京市北ポンプ場マイクロ水力発電所の過去記事へ -
産経新聞で紹介(吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所)2019-10-24
産経新聞で吹田市佐井寺配水場でのマイクロ水力発電事業が紹介されました
2019年10月24日付の「産経新聞」にて、吹田市佐井寺配水場でのマイクロ水力発電事業の11月からの開始について報道されました。
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富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所の工事を始めました2019-10-23
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所ー機器据付2019-10-16
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の発電機およびシステム制御盤を据付けました
前報までにお伝えしておりました地下ピットにマイクロ水力発電システムの機器を据付けました。(前報はこちらへ)
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まずは、発電システム全体を制御するシステム制御盤の据付のようすです。佐井寺配水場には、2台のマイクロ水力発電機を設置しますので、システム制御盤も2台設置しました。トランスとシステム制御盤を設置し、上部から収納ボックスをかぶせて据付けました。
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システム制御盤の設置後のようすです。
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つづいて、ピット内でのマイクロ水力発電機、電動弁、流量計の設置のようすです。
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この後、電気配線などを行います。
また、配管洗浄を実施の上、水質検査も実施します。
⇒ 吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の関連記事はこちらへ -
木更津市中台浄水場マイクロ水力発電所は稼働6ケ月2019-10-11
木更津市中台浄水場マイクロ水力発電所が運転開始から6カ月経過しました
木更津市中台浄水場マイクロ水力発電所は、上烏田浄水場から送水されてくる水の余剰エネルギーを活用して発電を行っています。(詳細は、こちらから)
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2019年3月27日に発電を開始し、6カ月が経過しました。現在のようすです。
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中台浄水場マイクロ水力発電所の最大発電出力は、19.9kWとなっています。
発電開始から6カ月間の日別の発電量を示します。
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日々安定的な発電量が得られております。ただし、9月3日に発生した落雷で部品交換を行う必要があったため、9月4日~9月9日は発電を停止しました。
この6ケ月間の発電量は、82MWhでした。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とすると、約42トンのCO2削減に貢献できたことになります。
⇒ 木更津市中台浄水場マイクロ水力発電所の過去記事へ -
矢板市付近では連系余力が無くなっています2019-10-08
矢板市寺山浄水場マイクロ水力発電所の接続契約を締結
矢板市様と協定を締結し進めております寺山浄水場マイクロ水力発電所での系統電力網への接続契約を2019年9月24日付にて東京電力との間で締結しました。
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系統連系は遅延
接続契約を締結しましたが、東京電力より系統連系遅延の連絡が届きました。理由は、栃木県北部地域での発電設備計画が増え、系統連系余力がなくなる見通しになったためです。
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寺山浄水場マイクロ水力発電所は、出力19.9kWで、低圧連系です。低圧についても余力がなくなったということです。今後、東京電力による連系余力増加ため配電線の太線化工事および設備工事を実施するとのことです。
寺山浄水場マイクロ水力発電所は、今年度中に発電開始する予定でしたが、来年度にずれ込むことになりそうです。
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追記2019年10月11日の日経新聞トップ記事でも、送電線の空き容量が不足していることが報じられています。日経新聞の調査では、東日本で5割の送電線が容量不足とのことです。
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神戸市福谷中層マイクロ水力発電所は42ヵ月経過2019-10-04
神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所
神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所は、有効落差41m、流量300㎥/hで最大発電電力24.1kWのシステムです。
マイクロ水力発電機は、流入弁室地下ピット内に設置されています。
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稼働開始から42ヶ月経過
神戸市福谷中層マイクロ水力発電所は、発電を開始してから42か月が経過しました。その間の総発電量は、約700MWhとなりました。
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電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とすると、発電開始からこれまでのCO2削減量は362トンとなりました。今後も維持管理に努め、CO2削減に貢献してまいります。
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⇒ 神戸市福谷中層配水池マイクロ水力発電所の関連記事へ -
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定を取得2019-09-30
固定買取価格制度を活用するには、経済産業省の「事業計画認定」が必要です
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下、FIT法)」を活用し売電を行う場合、経済産業省から再生可能エネルギー発電設備についての設備認定を受ける必要がありました。2017年(平成29年)4月に行われたFIT法の改正施行に伴い、新たに事業認定としての要件が加わったため、従来の「設備認定」に代わり「事業計画認定」を取得することになっています。
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「事業計画認定」の取得フローは
経済産業省から「事業計画認定」を取得するには、送配電事業者(電力会社)との「接続契約」の締結が認定に先立ち必要となっています。まずは、送配電事業者(電力会社)との協議を行い、送配電事業者(電力会社)に接続申込を行います。 先に「接続契約」が締結されないと「事業計画認定」の取得ができず、事業計画認定を受けた日付で売電単価が確定するため、「事業計画認定」が取得できないと、売電単価・調達期間が決まりません。 次に「事業計画認定」の申請を行います。2019年4月1日以降は、「事業計画認定」の申請時に「接続契約書」の提出が必須となっています。(2019年4月1日以前では、「事業計画認定」申請後の提出も認められていました。)
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定がおりました
上記手続きを行い、当社も吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の事業計画認定をいただきました。
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2019年10月末での発電開始を予定しております。
⇒ 吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の過去記事へ -
「クリーンエネルギーフェア2019」に参加しました2019-09-22
山梨県エネルギー局・企業局による「クリーンエネルギーフェア2019」に参加
2019年9月20日に『やまなしプラザ』(山梨県甲府市丸の内1-6-1) にて、山梨県エネルギー局・企業局主催の「クリーンエネルギーフェア2019」が開催されました。
本イベントは、やまなしエネルギービジョンの実現に向け、クリーンエネルギー発電の導入促進を図ることを目的としたもので、様々な団体によるクリーンエネルギー関連の講演やパネル展示が行われました。
当社からもマイクロ水力発電のパネル展示を行いました。
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クリーンエネルギーに関心の高いお客様に多数ご来場いただきました。
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熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所のようす2019-09-18
宮川浄水場マイクロ水力発電所の3月~8月の発電
熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所は、2019年2月に試運転を完了し、発電を続けております。現在の熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所のようすです。
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流量は0.0955㎥/s、有効落差は33.2mが見込まれ、年間発電量は161MWhを想定しております。
2019年3月~8月までの6カ月間の発電量推移です。約78MWhの発電量が得られました。
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台風15号の影響
2019年9月9日に関東地方を直撃し大きな被害をもたらした台風15号により、取水河川である宮川も大幅な増水がありました。
マイクロ水力発電システムへのごみの流入が増えたため、一時発電を中断しました。下の写真は、台風通過後の取水口のごみ取り用ネット部分ですが、土砂等の堆積が見られます。通常の川の水位を大幅に越える増水の跡が垣間見られます。
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台風通過後、ネット部分の清掃および修復を行い、現在は発電を再開しております。
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⇒ 熱海市宮川浄水場マイクロ水力発電所についての記事はこちらから -
木更津市中台浄水場付近の落雷2019-09-11
木更津市中台浄水場付近での激しい落雷
横浜スタジアムでのDeNA―阪神戦が落雷により中断された9月3日の夜遅く、木更津市付近でも激しい落雷がありました。
雷サージが発生し、一部の部品に影響がありましたので、中台浄水場マイクロ水力発電所の発電を中断しました。
発電中止とともに水の流路がバイパス管に自動で切り替わりますので、水運用には支障はありませんでした。
その後、部品を取り換え、無事に発電を再開しております。
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台風15号の影響
部品交換は、当初9月9日に実施する予定でした。しかし、9月9日朝方に台風15号が関東地方を直撃し、東京から千葉への交通が遮断されたため、交換作業は一日ずれ込みました。
中台浄水場マイクロ水力発電所には、台風による被害はありませんでしたが、周辺には台風15号の爪痕が残っていました。
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千葉県内ではかなりの被害が出ているようですが、早期に復旧することをお祈りします。
⇒ 木更津市中台浄水場マイクロ水力発電所の過去記事へ -
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所のようす2019-09-04
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所が運転開始から18カ月経過しました
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所は、上流の平田配水池から藤原配水場へ水が流入する際の余剰エネルギーを使って発電しています。稼働開始から18ヵ月が経過しました。
■有効落差 約31m ■藤原配水池入水量 約7700㎥/日 ■最大発電出力 19.9kW
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18ヵ月経過での発電状況
神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所の18ヵ月間にわたる月別発電量の推移を示します。
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18ヵ月間で約189MWhの電力量をうみだしています。
⇒ 神戸市藤原配水場マイクロ水力発電所の過去記事へ -
砺波市上中野配水場マイクロ水力発電所は、稼働30ヵ月2019-08-28
砺波市上中野配水場マイクロ水力発電所について
上中野配水場マイクロ水力発電所では、砺波広域圏事務組合・松島浄水場から砺波市・上中野配水場内の配水池への送水における余剰エネルギーを活用し、発電を行っています。
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浄水場から配水池までの有効落差は約41m、流量は10000㎥/日です。最大発電電力は26.6kWで、年間230MWhの発電量が期待されます。
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30ヵ月経過での発電状況
上中野配水場マイクロ水力発電所は、2017年3月から稼働しています。稼働から30カ月が経過しました。これまでの総発電量は580MWhとなり、想定通りの発電量が得られています。電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合、300トンのCO2削減に寄与したことになります。
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⇒ 上中野配水場マイクロ水力発電所に関する記事はこちら -
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の地下ピットができました2019-08-23
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の地下ピットのコンクリート打設
2019年8月6日記事「吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の工事状況」の続きです。
発電機室用の地下ピット部分ができあがりました。
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以下、地下ピット工事のようすです。
配筋の終わった地下ピットに型枠を取り付け、生コンを流し込みました。
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仕上げのようすです。
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夏期休暇中にコンクリートを乾燥させ、型枠を取り外しました。
地下ピットが完成しました。
地下ピットの埋め戻し作業です。
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⇒ 吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の過去記事へ -
静岡市エネルギーの地産地消事業2019-08-21
西奈配水場マイクロ水力発電所で生み出された電力は地産地消されています
2018年10月15日記事(クリック)でもご紹介したように、西奈配水場マイクロ水力発電所は、静岡市様が進める「エネルギーの地産地消事業」と連携しております。
西奈配水場マイクロ水力発電所でつくられた電力は、静岡市様指定の地元電力小売り事業者を経由して、静岡市公共施設で消費されています。
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家庭での余剰太陽光電力も買い取りへ
西奈配水場での水力発電の他にも、市内ごみ焼却場で発電した電力が、公共施設で既に利用されています。
そうした中、地産地消事業のさらなる拡大を狙い、家庭における卒FITの太陽光発電余剰電力の買い取りを始めることが、静岡市様から発表されています。(クリック)
対象は、静岡市内の固定価格買取期間が満了した太陽光発電の余剰電力です。買い取り期間は、2019年11月~2024年3月31日までとなっており、買取価格は、税込み10円/kWhとなっています。買い取った電力は、市内小中学校で活用するとのことです。
この取り組みにより、「環境負荷の低減」×「経済の地域内循環」×「市民参画機会の創出」の実現を目指しています。
電力の買い取りや配電の業務は、地元小売り電気事業者に委託して進めることになりますが、自治体先導による先端地産地消事例として注目されます。
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⇒ 静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の関連記事へ -
静岡市HPでも(西奈配水場マイクロ水力発電所)2019-08-16
西奈配水場マイクロ水力発電所は、静岡市HPでも紹介いただいております
2019年7月30日に発電開始式典を行いました静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所は、静岡市のHPでもご紹介いただいております。
(http://www.city.shizuoka.jp/752_000008.html)
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徳川家康ゆかりの静岡市デザインマンホール
江戸幕府をおこした徳川家康が、将軍職を子の秀忠に譲った後に移り住んだのが、現在の静岡市にある駿府城です。隠居後も政治の実権を握り、駿府城をは”大御所政治”の舞台となりました。
西奈配水場マイクロ水力発電所がある静岡市では、家康入城四百年記念マンホール蓋や駿府城をデザインした仕切弁蓋を見ることができます。
家康の遺言により遺体が埋葬されたのが、久野山東照宮です。
久能山東照宮の社殿は、権現造、総漆塗りで国宝に指定されています。表参道からは、1159段の石段を登るので、ちょっとした運動になります。一度訪れられてはいかがでしょうか。
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⇒ 関連記事:ちびまる子ちゃんをあしらった「静岡市のデザインマンホール」へ -
砺波広域圏福野調整槽マイクロ水力発電所のようす2019-08-08
富山県・砺波広域圏福野調整槽マイクロ水力発電所は順調に稼働中
1年前(2018年8月記事)にもお知らせしました砺波広域圏事務組合福野調整槽マイクロ水力発電所は、その後1年間も順調に稼働を続けております。
年次点検を実施し、特に問題がないことを確認しました。
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福野調整槽マイクロ水力発電所では、有効落差33.9m、毎時259㎥の水のエネルギーを使い、最大15.3kWの発電を行っています。調整槽への水の流入は、下流側の水の需要に合わせ制御され、調整槽の水位を見ながら行っています(間欠運転)。
2018年8月~2019年7月までの月間発電量推移です。この1年間では、前年度と同じく76MWhの発電量を生み出しました。
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⇒ 砺波広域圏事務組合福野調整槽マイクロ水力発電所関連記事へ -
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の工事状況2019-08-06
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の配管工事
佐井寺配水場マイクロ水力発電所における発電機室用地下ピットを設営するための配管工事を行いました。下図のように既設配管から発電システムにつなぐための管路を立ち上げました。
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工事の様子です。
①既設管(元々のバイパス管)を切断し、②既設管のT字管部を90度ひねって、立ち上げました。
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続いて、縦向きにひねったT字管に③異径管ジョイントを取り付け、その先に④エルボーを取り付けました。最後に⑤仕切弁を接続しました。これを発電機室の両端で実施し、接続配管を立ち上げました。この配管部分に発電システムを取り付けていくことになります。
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の発電機室地下ピット工事
接続配管の立ち上げに続いて、現在、発電機室地下ピット工事を進めています。
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発電機室地下ピットの底板工事のようすです。
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10月の発電開始に向かい工事は予定通りに着々と進んでおります。
⇒ 吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の過去記事へ -
発電開始式典を開催(静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所)2019-07-31
静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所で発電開始式典を行いました
静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の試運転調整も完了し、2019年7月30日に発電開始式典が開催されました。
まずは、静岡市公営企業管理者様からの主催者挨拶です。静岡市水道施設ではじめての水力発電導入への期待を述べていただきました。
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つづいて、事業協力者として当社からもご挨拶させていただきました。
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いよいよ、発電開始セレモニーです。公営企業管理者様と当社代表により発電機の起動が行われました。
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今回の導入では、年間133MWhの発電量が得られるものと予想しております。住宅44軒分の電力量であり、年間57tのCO2の削減に寄与することになります。静岡市環境局様における「エネルギーの地産地消事業」とも連携し、発電された電力は、静岡市様施設で消費されることになっております。
⇒ 静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所に関する過去記事はこちら -
水道施設での発電|矢板市寺山浄水場にマイクロ水力発電所を設置いたします2019-07-23
矢板市寺山浄水場にマイクロ水力発電を導入します
矢板市様と当社は、水道施設の落差による位置エネルギーを利用したマイクロ水力発電事業を矢板市寺山浄水場にて実施いたします。
矢板市環境基本計画では、循環型エネルギー社会の実現に向けた施策の一つとして「公共施設への再生可能エネルギー施設の導入によるやいた再生可能エネルギー都市の創造」が掲げられており、本取り組みはその一つとなります。
当社は、矢板市様より寺山浄水場の土地を一部借り受け、当社負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行います。当社から矢板市様へは、水の余剰エネルギーの使用および土地使用等に対する対価をお支払いいたします。
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寺山浄水場におけるマイクロ水力発電概要
上流の寺山ダムから寺山浄水場へ導水される水の余剰エネルギーを活用して発電を行います。寺山ダムと寺山浄水場には、64.6mの高低差があり、送水量により有効落差は変化しますが、30~50mの有効落差を利用します。水量は、200~360㎥/hとなります。
寺山浄水場マイクロ水力発電所での年間発電量は、140MWhを想定しております。電力のCO2排出係数を平成28年度全国平均係数(0.000518(t-CO2/kWh))として、年間72トンのCO2削減に貢献いたします。
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矢板市役所で協定調印式を行いました
2019年7月23日 矢板市役所にて「再生可能エネルギー導入(小水力発電)事業に関する協定」の調印式を行いました。
齋藤市長(写真左)からも、矢板市の負担なく再エネ導入できることや売電収益の還元への期待のコメントをいただきました。
当社としても、今回の取り組みを通して、矢板市様の環境将来像<環境文化都市やいた 人・自然・協働 みんなで創る 未来へつなげる>に寄与してまいります。
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2019年7月30日の毎日新聞地方版でも掲載されました。
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淡路調整池マイクロ水力発電所 電圧上昇抑制の回避2019-07-18
淡路調整池マイクロ水力発電所で電圧上昇抑制回避するための工事を行いました
2019年6月20日の記事(「淡路調整池マイクロ水力発電所は3カ月経過」)にてお伝えしていた淡路調整池マイクロ水力発電所での電圧上昇抑制を回避するための工事を実施しました。
淡路島は、2050年までにエネルギー(電力)自給率を100%にすることを目指しているだけに、すでに多くの再生可能エネルギー発電所が存在しています。結果、淡路調整池マイクロ水力発電所付近での系統電圧が高くなっており、当初の整定値216V(これ以下に発電機側電圧を抑えることが、系統電力網につなぐための条件)では、発電機の出力抑制が頻発する事態になっていました。
そこで、電力会社に相談の上、新たに柱上トランスを設置することで、整定値を224Vに高めることにしました。
淡路調整池マイクロ水力発電所は、明石海峡大橋を渡ってすぐの位置にあります。近辺の淡路島北端には、30MWのメガソーラーや12MWのウィンドファームが存在するため、系統接続容量の余裕が少ない状況となっています。
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淡路調整池マイクロ水力発電所の発電機のようすです。特にトラブルもなく、稼働を続けております。
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柱上トランスの増設工事のようす
2019年3月20日に電力会社へ整定値変更に関する申請を行い、6月7日付で変更可能の回答をいただき、7月17日に新たな柱上トランスの設置工事が実施されました。
電力会社による工事のようすです。1時間ほどで完了しました。
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柱上トランス増設工事による効果
柱上トランス増設工事前後における1時間ごとの発電量の変化を示します。増設工事前には電圧上昇抑制のため発電量がおさえられていましたが、増設工事後は21kW以上で安定して発電を続けていることがわかります。
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柱上トランス増設工事前後における系統電圧の変化を示します。工事前は、整定値216Vを超えそうになると発電出力抑制を行っているため、整定値内に電圧をおさめていることがわかります。工事後は、新しい整定値224V以下で余裕をもって発電されており、発電出力抑制がかかっていません。
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の建柱2019-07-12
吹田市佐井寺配水場で建柱を行いました
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の工事状況です。
まずは、発電所の設置位置付近の埋設物を調べる試掘を行いました。水道局施設は、建造年月日が古いものも多いです。追加工事分が図面に反映されておらず、図面ではわからない埋設物があったりします。そのため、試掘を行い、地中の埋設物の存在と位置を把握しておくことが重要です。
掘削場所の埋設物位置が確認できたので、工事を進めます。まずは、発電所から系統電力網へ電力線をつなぐための建柱から実施しました。下の写真が、建柱のようすです。
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の工事2019-07-09
吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の工事が始まりました
発電所設置位置での整地作業から開始しました。今後、発電機室用地下ピットを作るための掘削作業を行っていきます。
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この場所に設置される吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の発電機室の完成予想図です。
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⇒ Next 「吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の建柱」へ
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吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所設置工事を始めます2019-07-03
吹田市佐井寺配水場にてマイクロ水力発電所の設置工事を始めます
既報にてお知らせしておりました「吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所」の設置工事を始めます。
(既報:「水道施設での発電|吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所を設置いたします」
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マイクロ水力発電所を設置する場所の工事前のようすです。既設流量計と流調弁は、そのまま活用します。
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設置イメージを図面で示します。佐井寺配水場では、既設流調弁のバイパス回路部分を使ってマイクロ水力発電所を設置します。
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今週から工事用の測量を行った上、発電所設置位置の樹木の除去を行います。
10月の発電開始を予定しております。
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⇒ Next 「吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所の工事」へ
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木更津市中台浄水場の発電状況2019-06-26
木更津市中台浄水場マイクロ水力発電所は発電開始から3カ月経過
木更津市中台浄水場マイクロ水力発電所は、2019年3月の竣工から3カ月経過し、順調に発電を続けております。
現在の様子です。3月には芝生が枯れていましたが、春から初夏にかけてのこの3カ月で緑色に生えそろってきました。発電機も順調に稼働しております。
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3カ月間の日別の発電量を示します。
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3カ月間で約42MWhの発電量が得られています。
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淡路調整池マイクロ水力発電所は3カ月経過2019-06-20
淡路調整池マイクロ水力発電所 3カ月経過の状況
淡路広域水道企業団様の淡路調整池に設置したマイクロ水力発電システムが、発電開始から3ヶ月が経過しました。
現在の発電システムの状況です。
発電開始以降3ヶ月間の日別の発電状況です。約30MWhの発電量が得られました。
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電圧上昇抑制の回避
淡路島では、太陽光発電や風力発電の導入に積極的に取り組んできました。島内の電力需要に対し、太陽光発電や風力発電の発電量がかなり多くなっています。その結果、系統電力網に再エネ電源をつなぐ余裕が少なくなっています。
淡路調整池マイクロ水力発電所でも、頻繁に電圧上昇抑制が働き、発電が抑制されている状況です。
電力会社と協議の結果、電圧上昇抑制がかかる電圧整定値を現状の216Vから224Vに上げることになりました。
電力会社からの回答書です。
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7月に必要な工事を行い、整定値の変更を行います。
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⇒ Next 「淡路調整池マイクロ水力発電所 電圧上昇抑制の回避」へ -
吹田市佐井寺配水場2019-06-18
吹田市佐井寺配水場
マイクロ水力発電設備の導入を予定しております吹田市佐井寺配水場は、平成3年に築造された配水場です。計画給水人口55,000人で、タンク容量は9000㎥(1池)となっています。平成23年には、耐震化工事も完了しています。
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佐井寺配水場は、災害時の給水拠点
佐井寺配水場は、災害時の給水拠点となっています。 大きな地震が発生し、断水になった場合にも、ここへ来れば、ペットボトルやポリバケツに応急給水を受けられるようになっています。
災害に伴う断水に備え、配水池は必ず一定量の飲料水を確保するように運用されています。 配水池から水を供給する配水管(流出側)には、緊急遮断弁がつけられており、地震により一定規模(震度5程度)以上の揺れを感知すると、自動的に緊急遮断弁が作動し、配水池から水が流出しないようになっています。
佐井寺配水場では、配水池水位が常に11~16mとなるように運用され、災害時の飲料水確保に努められています。
ちなみに吹田市全体では、災害時にも最大17,740㎥の水が確保されるようになっているそうです。
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水力発電に利用できる落差
海抜105mの位置にある浄水池から海抜63mの佐井寺配水場まで水は自然流下してきますが、配水池水位が、11~16mで運用されていますので、その分利用できる落差は減ります。 途中の管路損失などもありますので、最終的に水力発電に利用できる有効落差は21m程度となります。
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『エネルギー白書2019』では2019-06-13
国内での再生可能エネルギー比率を高めるために
2019年6月7日、経済産業省資源エネルギー庁が、『エネルギー白書2019』を発表しました。
これまでの政府方針では、再生可能エネルギーについて、2017年度電源構成で16%となっているところを、22~24%に高め、主力電源化を進めていくものとしています。 それ自体に変化はないのですが、今回の「エネルギー白書」では、再生可能エネルギーの比率を高めることの難しさが書かれています。
これは、例えば国土面積が大きく未利用地が豊富な国では、太陽光パネルなどを大規模に設置しやすいのに対し、日本では再生可能エネルギー導入の適地が限られる上に、他の国に比べて電力需要が大きいことが理由とされています。つまり、再生可能エネルギー導入量自体は増やしているが、比率が上がりにくいということです。
水力発電に関しても、国内での大規模開発は既に難しくなっており、「今後は、農業用水などを活用した小水力発電のポテンシャルを生かしていくことが重要」としています。
当社では、既に開発済みの水道インフラに対する水力発電の拡大で、再生可能エネルギー比率の増大に寄与してまいります。
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水道施設での発電|吹田市佐井寺配水場マイクロ水力発電所を設置いたします2019-06-07
民間活用による環境負荷低減
吹田市水道部様と当社は、吹田市佐井寺配水場へのマイクロ水力発電設備の導入について協定を締結しました。 上流の浄水池から佐井寺配水場へ受水する際に発生する余剰エネルギーを有効活用し、発電いたします。 本事業は、『民間活力を活用し、配水場へマイクロ水力発電設備を設置することにより、再生可能エネルギーの導入を推進することで環境負荷低減を図る』ことを目的としております。
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当社は、吹田市様よりの佐井寺配水場の土地を一部借り受け、当社負担によるマイクロ水力発電設備の設置およびマイクロ水力発電事業運営を行います。当社から吹田市市様へは、水の余剰エネルギーの使用および土地使用等に対する対価をお支払いいたします。 年間156MWhの発電量を想定し、年間約80トン(電力のCO2排出係数を0.000518(t-CO2/kWh)とした場合)のCO2削減に貢献いたします。
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みどりと水 光と風 地域からはぐくむ 環境先進都市すいた
吹田市環境基本計画では、 『地球温暖化をはじめヒートアイランド現象や生物多様性の衰退、深刻なエネルギー不足など様々な環境問題に直面する今、健全で豊かな環境を守り引き継ぎ、持続可能な社会を構築していくためには、市民、事業者、行政がそれぞれの立場での役割を果たすとともに、パートナーシップによる取組を積極的に進めていく』ことを理念とし、エネルギーに関しては、「限りあるエネルギーを大切に使う低炭素社会への転換」を標榜されております。
今回の佐井寺配水場へのマイクロ水力発電所の導入により、こうした吹田市様の理念や目標に寄与できるものと確信しております。
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静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の水質検査と系統連系2019-06-05
静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の状況
静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所は完成間近です。
電力会社からの指示によるマイクロ水力発電設備周囲のフェンスも完成しました。
フェンス設置の理由は、「一つの需要場所で種類の異なる再生可能エネルギー発電設備を設置」へ。
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地下ピット内の発電機の設置状況です。
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水質検査も完了
静岡市上下水道局様による水質の検査も完了しました。これで発電システムを通した送水が可能となりました。写真は、採水のようすです。
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電力会社による系統連系も完了
電力会社による系統連系工事も完了しました。フェンス設置にかかわる交渉では、時間がかかりましたが、系統連系工事自体は短時間で完了しました。
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これでいよいよ送水の上、発電できる準備が整いました。今後試運転調整ののち、いよいよ発電開始します。
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⇒ Next 「発電開始式典を開催(静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所)」へ
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6月1日~7日は水道週間2019-06-03
「いつものむ いつもの水に 日々感謝」
毎年6月1日から7日は、「水道週間」です。水を利用するすべての人に対して、水道の現状や課題について理解を深め、公衆衛生の向上と生活環境の改善を図るための期間と位置付けられています。
1959年から始まり、今年は第61回となります。今回のスローガンは、「いつものむ いつもの水に 日々感謝」です。
期間中は、厚生労働省および都道府県や各市町村の水道事業体等により、水道事業に対する啓発活動が実施されています。
地ウォーターカフェ 2019 ?おいしい?道?を「てんしば」で!?
啓発活動の事例をご紹介します。大阪広域水道企業団により天王寺公園で2019年6月1日に開催された『地ウォーターカフェ 2019』 です。
大阪広域水道企業団の高度浄水処理水をはじめ、安全でおいしい水道水をPRするため、大阪府内、近鉄・阪神沿線の自治体のボトル水の試飲や当企業団の備蓄水の無料配布が実施されました。
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ブースでは、11種類の水道水の飲み比べが可能となっていました。各事業体の水ごとに特徴があり、舌触りの違いが良くわかりました。
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大阪広域水道企業団では、毎年、水道水と市販のミネラルウォーターの利き水会を実施しているそうです。それぞれ「美味しかった」と答えた割合が、水道水71%、ミネラルウォーター77%(平成29年度調査)ということで、大きな差はなくなっているようです。
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大阪広域水道企業団の水道水は、硬度40程度の軟水ということです。大阪の昆布やかつおによるだし文化には、合っているようです。ちなみに水道水500mlで約0.07円(府内平均)ということで、100円あれば、ペットボトル約1400本分にもなります。
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大阪府広報担当副知事の”もずやん”もPRに一役かっていましした。
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四方よし”未来の水車” (新三河タイムス)2019-05-30
新三河タイムス 第4780号にて
2019年5月30日発行の 『新三河タイムス』 第4780号にて、豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所が紹介されました。
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「水道本管を使ったミニ発電が高岡配水場で運用開始された」と報じられ、自治体、水道設備業者、当社に加え、環境にもメリットのある”四方よし”の「未来の水車」として紹介いただきました。
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一つの需要場所で種類の異なる再生可能エネルギー発電設備を設置2019-05-28
一つの需要場所において、種類の異なる発電設備を併設することは可能
再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、 「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づいて実施されています。 その中で、一つの需要場所において、種類の異なる発電設備を併設すること(例えば、太陽光発電と水力発電を行う)が認められています。 併設する場合には、各発電設備ごとに事業計画認定を取得する必要があります。
各発電設備ごとに売電できます
系統電力網への接続にあたり、電気事業法施行規則附則第17条の特例需要場所として、1需要場所2引き込みが可能であれば、種類の異なる2つの設備について、売電が可能となります。
1需要場所2引き込みとは、同じ敷地内に設置される複数の発電設備について、系統線からの引き込みをそれぞれ別に設けるということです。
1需要場所2引き込みの要件は、 ■新規に設置する発電設備であること(既存設備の増設はNG) ■再生可能エネルギー特措法の認定設備であること ■再生可能エネルギー発電設備の稼働とは関係のない相当規模の電力需要があること ■一般送配電事業者が検針、保守、保安等の業務のための立ち入りが容易に可能であること ■保安上の支障がないこと ■専用線に係る工事費について、専用線の引き込みを求めた需要家側が負担すること をすべて満たす必要があります。
これらの要件を満たした上で事業計画認定を受けた場合には、それぞれの発電設備ごとの調達価格・調達期間が適用されることになります。つまり、太陽光は太陽光の調達価格、水力は水力の調達価格で買取されます。
静岡市西奈配水場では、種類の異なる発電設備を併設
現在工事中の静岡市西奈配水場では、既に静岡市様設置の太陽光発電設備が稼働しております。そこに今回新たにマイクロ水力発電システムを設けております。
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電力会社からの指示で、太陽光発電設備と今回のマイクロ水力発電設備を明確に分けるために、マイクロ水力発電設備の周囲にフェンスを設けることになりました。
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豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の発電状況と流量制御技術2019-05-23
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所は順調に発電しています
2019年5月10日に豊田市長に視察および稼働開始いただいた高岡配水場マイクロ水力発電所は、その後順調に発電を続けております。
発電所の状況です。
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5月10日~21日までの発電状況です。日ごとに流量変動がありますので、日別発電量が変化しています。
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導入のポイントは、流量制御技術
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所では、水道局様から流量指令を受ける代わりに、流量調整状況に自動的に追従して発電を行っております。
下図は、豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の構成図です。既設流量調整弁の開度変化(もっと、流量が必要なのか、逆に不要なのか)を見ながら、発電機側電動弁およびバイパス側電動弁の開度を調整する制御を新たに採用しました。この方法により水道局様と流量指令をやり取りをする設備を新たに構えることなく、発電システムの導入が可能となりました。
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「公営企業」4月号で神戸市事例の紹介2019-05-20
月刊「公営企業」2019年4月号にて
先進事例紹介
「神戸市水道局におけるマイクロ水力発電システムの取り組み」
の中で、
当社マイクロ水力発電所(福谷中層配水池と藤原配水場への設置事例)を紹介いただきました。
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水道産業新聞で紹介(富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所)2019-05-18
水道産業新聞で富田林市上原減圧水槽でのマイクロ水力発電事業が紹介されました
2019年5月13日付の「水道産業新聞」にて、富田林市上原減圧水槽でのマイクロ水力発電事業の実施に向け、富田林市上下水道部様と当社の間で協定が締結されたことが報じられました。
富田林市上下水道部様では、未利用エネルギーを活用した環境貢献策を進めておられ、その一環として民間活力によるマイクロ水力発電の導入することが報じられています。
さらに、富田林市上下水道部様からのコメントとして、「人口減で給水収益が落ち込んでおり、マイクロ水力発電事業は給水外収益を目指した取り組みとなる」ことも掲載されています。
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新エネルギー新聞に当社記事が掲載されました2019-05-17
新エネルギー新聞で当社事業が紹介されました
2019年5月13日付の「新エネルギー新聞」にて、
『 上水道管を活用する 「マイクロ水力発電」 推進 』と題し、当社事業に関する記事が掲載されました。当社ビジネスモデルなどが紹介されています。
当社発電ビジネスは、 ■自治体が運営する水道施設に当社費用負担によりマイクロ水力発電システムを設置 ■システムの設置や保守・メンテナンスも当社が費用負担 ■発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって売電 ■売電により得られた収益は、自治体と当社で分配 ■自治体は水道施設の一部で、費用負担なしで脱炭素化に貢献 となっております。
⇒ 新エネルギー新聞の記事掲載HPへ -
豊田市ケーブルテレビで紹介されました2019-05-15
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所が地元CATVで紹介されました
2019年5月10日に行われました市長視察のようすが、地元CATVのひまわりチャンネル「とよたNOW」で紹介されました。
録画映像が、豊田市HP(http://www.city.toyota.aichi.jp/)にてご覧いただけます。
もしくは、こちら (クリック) から
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当日の撮影のようすです。
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⇒ 豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の関連記事へ -
静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の工事進行中(2)2019-05-13
静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の工事状況
2019年4月25日付の記事にてお伝えしていた静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の工事状況の続きをお伝えします。
前回は、レジンコンクリートピットによる発電機室および電動弁室の製作および機器取付けなどをお伝えしておりました。その後、10連休をはさんで工事は進み、ほぼ完成に近づいております。
現在の静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所のようすです。
写真手前が発電機室ピットで奥側が電動弁室ピットです。さらに奥側にシステム制御盤が配置され、その後ろに構内電柱を立てております。
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水圧試験も実施し、問題がないことを確認しました。0.6MPaの水圧を10分間保持し、圧力低下がないことを確認しております。
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この後は、水質試験を実施します。水質試験の合格後、系統連系を行い、発電所の試運転調整に入っていくことになります。
⇒ Next 「静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の水質検査と系統連系」へ -
中部経済新聞で紹介(豊田市高岡配水場マイクロ水力発電)2019-05-10
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電が中部経済新聞で紹介されました
2019年5月9日の中部経済新聞にて「官民連携で小水力発電 豊田市 配水場の水位差活用」と題し、豊田市高岡配水場でのマイクロ水力発電事業が紹介されています。
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豊田市長のご視察(高岡配水場)2019-05-10
マイクロ水力発電所を豊田市長にご視察いただきました
令和元年5月10日、豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所を豊田市・太田市長にご視察いただきました。暑い中、熱心にご視察いただきました。
まずは、豊田市上下水道局様から市長に事業についての背景や概要についてご説明いただきました。
その後、弊社よりマイクロ水力発電所の詳細について、説明させていただきました。市長は、こうした新しい取組みには積極的ということで、興味深くいろいろな質問をいただきました。
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市長によりマイクロ水力発電所が稼働
そしていよいよ、市長に起動スイッチを入れていただき、発電が開始されました。
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起動後、モニター画面で発電の状況をご確認いただきました。今後、年間154MWhの発電を行う予定です。
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メディアの取材もあり、地元のケーブルテレビ局である「ひまわりネットワーク」(5月14日(火)18:30~ 番組名「トヨタNOW」にて放映予定)、地元紙の「新三河タイムス」で来週報道される予定です。
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電波新聞に当社記事が掲載されました2019-05-07
2019年4月30日発行の「電波新聞」にて
当社マイクロ水力発電事業が紹介されました。
自治体様への導入状況などが紹介されています。
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豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の工事2019-05-01
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の工事
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所が、2019年5月10日より運用が開始されます。これまでに行われた工事のようすについてお知らせします。
下図に設置位置を示します。豊田市高岡配水場内の送水管にバイパス管路を新設し、マイクロ水力発電所を設置いたしました。
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既設の送水管に不断水工事により下図のようなバイパス管路を設け、マイクロ水力発電所を設置いたしました。マイクロ水力発電機器は、地下ピットに収めました。
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地下ピット建設と水力発電機器設置工事のようす
工事着工前のようすです。ここを掘削し、工事を進めていきます。
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掘削中のようすです。
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地下ピット用の基礎工事のようすです。
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地下ピット用の基礎完成後、ボックスカルバートで地下ピットを構成していきました。
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建設途中の地下ピットです。地下ピット内に発電機器を取り付けるための基礎が用意されています。
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用意された基礎部分に水力発電機を設置しています。
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電動弁や流量計も設置しました。
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送水管の不断水分岐工事と機器への接続のようす
既存送水管に不断水分岐工事によりバイパス管路を設けました。不断水工事用の仕切弁を取り付けたのち、既設送水管の穿孔作業を行っているようすです。
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地下ピット内の水力発電機器に取り付けられた配管とバイパス管の接続です。
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電気工事のようす
地下ピット建設~配管土木工事と並行して、系統連系のための電気工事も行いました。
高岡配水場内での電柱の建柱のようすです。
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マイクロ水力発電システムを制御し、系統連系を行うシステム制御盤の設置も行いました。
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すべての機器との電気配線の接続、系統電力網との電力線の接続を行い、電力会社様による系統連系立会も完了しました。
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完成後のようす
配管を埋設し、地下ピットのふたを取り付けた完成後のようすです。
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水道施設での発電|豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の稼働2019-04-27
水道事業では愛知県で初となる官民連携によるマイクロ水力発電システムの導入
2019年5月10日より、豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の運用を開始します。愛知県営水道尾張東部浄水場から豊田市高岡配水場へ自然流下で流入する水の余剰圧力(落差)を利用して発電いたします。売電した利益の一部は、上下水道局様に還元いたします。豊田市様の二酸化炭素排出量の削減と環境負荷軽減に貢献してまいります。
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豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の概要
愛知県営水道尾張東部浄水場から豊田市高岡配水場へ自然流下で流入する水道管路にマイクロ水力発電システムを設置しました。
年間発電量は約154MWhを想定しており、一般家庭43軒分の電気使用量に相当します。年間約75tの二酸化炭素排出量削減効果が期待できます。
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豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所の外観
豊田市高岡配水場マイクロ水力発電所では、場内に新たに地下ピットを設け、マイクロ水力発電機などをそのピット内に収めています。地上には、システム全体の制御と一般電力網との系統連系を行うシステム制御盤を据付けています。
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ピット内部の様子です。
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豊田市は、自治体「SDGs未来都市」
豊田市様は、環境取組みを積極的に進められています。2018年6月には、内閣府より持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取組を先導的に進めていく自治体「SDGs未来都市」としても選定されています。
今回の導入が、こうした取り組みの一助になるよう今後の安定運用に努めてまいります。
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静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の工事進行中2019-04-25
静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所の工事が進んでいます
静岡市西奈配水場でのマイクロ水力発電所据付工事は、どんどん進んでおります。
静岡市西奈配水場マイクロ水力発電所では、レジンコンクリートピットを使って地下ピットを作ります。まずは、レジコンピット据付個所の掘削を行い、基礎工事を行いました。その後、大型クレーンを使ってレジンコンクリートピットを据付けました。
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マイクロ水力発電に関わる機器の設置
据付けが終わったレジンコンクリートピットに、発電機や電動弁を取り付けました。
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2つのレジンコンクリートピット間の配管接続の様子です。
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既存水道配管への発電システムのつなぎ込み
マイクロ水力発電システムからの配管を既設配管に取り付けるため、不断水分岐工事を行いました。まずは、既設配管にネックフランジを溶接して取り付けました。
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ネックフランジに不断水工事用の仕切弁を取り付けたのち、不断水分岐工事(穿孔機により既設配管に穴を開ける)を行いました。下の右側写真が穿孔中の様子です。穿孔後は、仕切弁を閉じ、水を止めます。
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不断水分岐ができたので、マイクロ水力発電システムからの配管を仕切弁部につなぎこみました。
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レジンコンクリートピット上部を据付け
レジンコンクリートピットの上部を据付けました。
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水道施設での発電|富田林市上原減圧水槽マイクロ水力発電所を設置いたします2019-04-23
地域の未利用エネルギーを活用し、環境貢献
富田林市様と当社は、富田林市水道施設の上原減圧水槽において配水池間を結ぶ送水管の高低差を利用したマイクロ水力発電事業の協定を締結しました。
『民間活力を活用した富田林市施設の利用により、地域社会におけるマイクロ水力発電を実施し、エネルギーの有効活用を進めることを目的とする』 ものです。
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日野浄水場からの落差で発電
富田林市には、大阪府河内長野市の滝畑ダムから取水された水が供給されています。滝畑ダムから日野浄水場に導かれた後、富田林市内の配水池へ送水されます。その途中で送水配管への負担を減らすため、上原減圧水槽が設けられています。
上原減圧水槽で、一旦水の持つエネルギーを捨てることになりますので、そのエネルギーを用いて発電を行います。日野浄水場から上原減圧水槽までの総落差は39mで、流量は平均800㎥/hで、平均33.9kWの発電が期待できます。
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上原減圧水槽でのマイクロ水力発電システムの構成
日野浄水場から上原減圧水槽に流入する手前でバイパス管を設けて、マイクロ水力発電システムを設置いたします。
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当社は富田林市様より上原減圧水槽施設の場所を一部借り受け、当社費用負担によるマ